仮想化スペシャリストBlog
志賀真之の「来たれ!仮想化道場」

第2回 オンプレだけど、コストはクラウド

2018年8月3日掲載

仮想化ソリューション企画のプロフェッショナル志賀 真之
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クラウドファーストと言われますが、重要なデータは自社で持ちたい。
しかし、使ったリソース分だけしか費用がかからないクラウドサービスも魅力的。
そんな話をよく耳にするようになりました。基幹データになれば、データを社内に置きたいものですし、悩ましいところですね。
そんなお客様には、UNIXサーバ SPARC M12ですよ。オンプレで購入してもコストはクラウドのように使っただけになります。

IT投資の多くはソフトウェア費用なのです

それがわかるものとしてIT投資のコスト構造(図1)をご紹介します。ご覧いただくとおわかりになるように、ハードウェアの費用よりもソフトウェアの費用がとても高いのです。
だから、ソフトウェアの利用効率を高めることが、IT投資効率を高めるために、重要なことなのです。

図1:ICTインフラ費用の90%がソフトウェア

小さく導入して、必要になった時に簡単に性能強化できる

SPARC M12は、1CPU 6コアまたは12コアですが、1コアずつコアの使用権を購入して、コアを使います。ソフトウェアのライセンス費用は、サーバに設定したコア使用権分しか課金されません。 だから、今すぐ使う最低限度のコア数でサーバを導入し、コア性能が不足した時に、コアの使用権とソフトウェアのライセンスを追加することが可能です。

図2:オンプレだけど、コストはクラウド

コアが増えるだけですので、システムを変更せずに、システム稼働した状態でも簡単に性能強化が可能です(注1)。従来のサーバのように、将来の負荷を見込んで多めにソフトウェアライセンス費用を払う必要がないのです。

(注1) アプリケーションや使い方によっては、コアの増設だけでは性能向上しないものや、アプリケーションを再起動しないと性能向上しないものもあります。

  • 今必要な最低限のコア数で導入し、将来処理量が増えたり減ったりしたらコアを増やしたり減らしたりできる。
  • サーバ導入後に実機でサイジングして本稼動のコア数を決めることができる。
  • 開発期間は、最低限のソフトウェアライセンス数でシステム構築できる。

図3:SPARC M12 コアアクティベーション活用法

複数サーバ間で性能の移行ができる

SPARC M12は同一モデル間で、CPUコアの使用権を移行可能です。
従来のサーバでは絶対にできなかった、負荷の軽いサーバからコア使用権を外し、負荷の重いサーバに移行して性能のバランスを取ることが可能になっています。
東京のシステムで性能があまったので、大阪のシステムにコアの使用権を移行する、なんてことも可能です。もちろん、サーバに搭載した最大コア数の範囲なら、機器の移設や増設は必要ありません。

図4:コア使用権の移行ができる

Oracleのミドルウェアを有効活用するサーバです

SPARC M12は、富士通が開発/製造をしていますが、Oracle社も販売するサーバ製品です。だから、Oracle社のデータベースソフトを始めとする多くのミドルウェアを最大限に活用するための様々な取り組みをしています。
小規模のビジネススタートアップから、将来を見越してOracle社のミドルウェアを活用しておきたいと考える方に、低コストでOracleミドルウェアを使い始める環境をご提供しています。

本ブログでご紹介したSPARC M12はこちらから

SPARCプロセッサとOracle Solarisを採用した、基幹システムやリアルタイムな情報分析に最適な高性能・高信頼UNIXサーバ。
最先端テクノロジーによる世界No.1の拡張性と柔軟性が、お客様のビジネスの成長に合わせた投資を可能にします。
UNIXサーバ SPARC Servers 製品ラインナップ

ハードウェア設計、アプリケーション開発、UNIXサーバ製品企画、ネットワーク・サーバインフラの設計/運用など幅広い業務経験と旺盛な好奇心で 、不定期的に情報発信します。

  • サーバ製品の性能ベンチマークでは、国内外で数多くのチューニングを経験し、ハードウェア・ドライバ・ミドルウェア・アプリケーションまで原理を理解してチューニングするスキルを習得。
  • 「富士通の製品と活用技術で、お客様の事業に貢献する」をテーマに製品開発、ソリューション開発、サービスまで幅広く係わる。

著者紹介

Masashi,Shiga

志賀 真之

本文中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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