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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Japan

今までに発表した製品
Brocade DCX 8510

Brocade DCX 8510 SANバックボーンは、2020年1月31日に販売終息しました。
本製品の後継製品は、Brocade X6 となります。
本ページで紹介している情報は、2020年1月31日時点のものです。

Brocade DCX 8510


製品変遷


概要

ストレージ統合 / SAN統合

  • ストレージ統合によるストレージ・リソースの有効活用や管理コストの削減、投資コストの最適化が実現
  • 複数システムの集中バックアップと、LANのトラフィック低減でシステムの効率化が可能
  • ポート名やWWN(World Wide Name)よるゾーン毎のアクセス制御が可能
  • 異種サーバ環境でストレージ統合を行う場合でも高度なセキュリティを確保

高性能

  • カスケードトランキング機能によりスイッチ間の高帯域リンクを実現

リソース共有

  • FCルーティング機能により、異なるSANのリソース共有が可能。共有リソース以外は独立したSANとして存在するため、万が一の障害発生時に障害範囲を局所化し、別のSANに影響が拡大することがありません。

災害対策

  • FCIPトンネリング機能で、事業継続を実現するディザスターリカバリーシステムを構築することができます。本機能は、ETERNUS DXで遠隔地の筐体間でミラーリングする場合に最適。万が一の災害時におけるデータ保全が可能
  • 転送データの圧縮により、WAN回線の効率的な利用、データ転送性能の向上を実現

ネットワーク統合

  • CEE注1/FCoE注2のプロトコルをサポートすることにより、SANとLANの異なるトラフィックを単一ネットワーク上で転送可能
  • ネットワークスイッチとファイバチャネルスイッチが統合され、ハードウェア点数の削減による導入/運用コストの低減

容易な管理

  • Webブラウザを利用したステータスのモニタや性能の監視などが可能

SANの統合管理

  • ソフトウェアETERNUS SF Storage Cruiserにより、複雑なSANの構成管理、性能管理等を行うことが可能

(注1) CEE(Converged Enhanced Ethernet):従来のEthernet を拡張した通信規格、FCoE通信を行うために必要なプロトコル
(注2) FCoE(FC over Ethernet):FCフレームをイーサネットフレームのなかにカプセル化し、ファイバチャネルのプロトコルをイーサネット上で通信するためのプロトコル

仕様・諸元

転送能力・ポート数

モデル名 Brocade DCX series
DCX 8510-4 DCX 8510-8
転送能力 FC 16Gbit/s, 8Gbit/s, 4Gbit/s, 2Gbit/s(全二重)
GbE(FCIP) 10Gbit/s, 1Gbit/s (全二重) 注1
総スループット 最大 4,096Gbit/s 最大 8,192Gbit/s
アーキテクチャー ノンブロッキング共用メモリスイッチ
レイテンシー(FC) 700ns 注2
最大フレーム
サイズ
FC 2,112バイト
GbE(FCIP) 1,518バイト 注1
サービスクラス クラス2、3、F
メディアタイプ FC(SWL) 注3 SFP+(8Gbit/s, 4Gbit/s, 2Gbit/s)注4
SFP+(16Gbit/s, 8Gbit/s, 4Gbit/s) 注4
mSFP 注5
FC(LWL)注3 SFP+(8Gbit/s, 4Gbit/s, 2Gbit/s)注4
SFP+(16Gbit/s, 8Gbit/s, 4Gbit/s)注4
GbE(SR、LR) (FCIP) 注1 SFP(1Gbit/s)/ SFP+(10Gbit/s)
最大ポート数 FC 注6 256 512
GbE (FCIP専用)
注1注6
44(1Gbit/s), 8(10Gbit/s)
最大接続距離 FC(SWL) 注7注9 500m(2Gbit/s)/ 380m(4Gbit/s)
190m(8Gbit/s)/ 125m(16Gbit/s)
FC(LWL)注7 25km(8Gbit/s)/ 25km(16Gbit/s)
GbE(SR)(FCIP)
注1注8注9
550m(1Gbit/s)/ 300m(10Gbit/s)
GbE(LR)(FCIP)
注1注8
5km(1Gbit/s)/ 10km(10Gbit/s)
外部インターフェース Ethernet(10/100Base-T)、RS232C

(注1)エクステンションブレード搭載時にサポート (最大4枚搭載可能)
(注2)接続条件により値が異なります
(注3)SWL : Short Wave Length (短波長)、LWL : Long Wave Length (長波長)
(注4)SFP(Small Form-Factor Pluggable)、SFP+(Small Form-Factor Pluggable Plus)
(注5)64ポートブレードを搭載した場合のみサポート
(注6)最大ポート数は搭載するブレードの種類によって異なります
(注7)ファイバチャネルのmSFPは、8Gbit/s, 4Gbit/s, 2Gbit/sのみサポート
(注8)ギガビットイーサネットのSFP+は、10Gbit/sのみサポート
(注9)接続距離はOM3ケーブル(1,2,4Gbit/s)、OM4ケーブル(8,16,32Gbit/s)の場合の値

ファブリックサービス

モデル名 Brocade DCX series
DCX 8510-4 DCX 8510-8
Simple Name Server まる まる
RSCN(Registered State Change Notification) まる まる
Zoning まる まる
Web Tools まる まる
SAN性能モニタリング まる注2 まる
カスケードトランキング まる注2 まる
Fabric Watch まる注2 まる
FCルーティング
(オプション)
まる まる
FCIPトンネリング注1 まる まる
Virtual Fabrics まる まる
アドバンスト・エクステンション
(オプション)注1
まる まる
アダプティブ・ネットワーキング まる注2 まる
Fabric Vision(注3 まる まる

(注1)エクステンションブレード搭載時にサポート
(注2)オプションになります。
(注3)FOS7.3以降のファームウェアにてサポート。SAN性能モニタリング、Fabric Watchの機能を統合した機能です。

設置諸元

モデル名 Brocade DCX series
DCX 8510-4 DCX 8510-8
外形寸法(W×D×H) 437 × 732 × 394mm 432 × 732 × 612mm
質量 最大68Kg 最大103kg
電源条件 電圧 AC200V~240V
相数 単相
周波数 50Hzまたは60Hz
最大所要電力 1,195W 2,242W
最大発熱量 4,302kJ/h 8,071.2kJ/h
周囲環境条件 温度 0~40℃
湿度 10~85%RH
コンセント形状 AC200V
仕様
NEMA L6-20

環境への配慮

グリーン製品の提供

グローバルな環境対策に則った当社独自の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)に基づいた地球に優しい、環境への負荷の少ない「グリーン製品」として提供しています。

Green Policy Innovation グリーン製品のロゴマーク

サポートサーバ/ストレージ

サポートサーバ

メーカー名 機種
富士通 基幹IAサーバ PRIMEQUEST
SPARC Enterprise, PRIMEPOWER, S series
PCサーバ PRIMERGY
Oracle Sun Fire, Sun Blade, Sun Enterprise
HP HP9000 series, Integrity 注1
IBM pSeries, RS/6000, System p, Power Systems 注1
その他 各社PCサーバ

(注1)他社サーバ接続につきましては、今後順次拡大予定です。

サポートストレージ

メーカー名 機種
ハイブリッドストレージシステム 富士通 ETERNUS ハイブリッドストレージシステム
ディスクストレージシステム 富士通 ETERNUS ディスクストレージシステム
テープライブラリ 富士通 ETERNUS テープライブラリ

ダウンロード

設定ツール

ツール名 概要
Brocade series,
ETERNUS SN200 series,
ExtremeSwitching VDX series 監視機能設定ツール
監視機能設定ツール(MIBファイル)(以下、本プログラム)は、SAN スイッチの Brocade series, ETERNUS SN200 series および コンバージドスイッチ ExtremeSwitching VDX seriesから送信されるSNMPトラップをSNMP監視ツールで翻訳するために必要なMIB(Management Information Base)ファイルであり、それ以外の用途に使用することはできません。ダウンロードは無料です。

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