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仮想化を活用したクラスタシステムの要に高性能、
高信頼のETERNUSを導入
システム障害時の業務継続性を実現し自社と取引先のビジネスを守る

株式会社八重椿本舖様 導入事例


1世紀以上にわたり化粧品をつくり続けている八重椿本舖。現在、OEM事業を中心に展開する同社は、業務継続性の向上とサーバ台数の削減によるスペース不足の解消、取引先のニーズへの迅速な対応を実現する次世代ICTインフラとして仮想化を活用したクラスタシステムを構築しました。段階的なシステム統合によりサーバの台数を1/2に削減することで運用面の課題を解決。クラスタシステムの要となる共有ディスクには高性能、高信頼の「ETERNUS DX60 S3」を採用。安定したパフォーマンスとシステム障害時の業務継続性の実現によりOEM事業に大きな安心と信頼をもたらしています。

[ 2016年8月9日更新 ]

[ 2016年2月25日掲載 ]

導入事例 株式会社八重椿本舖様 (752 KB)(A4・2ページ)


【導入事例概要】
国名 日本
業種 製造業
ハードウェア FUJITSU Storage ETERNUS DX60 S3 ディスクストレージシステム
PCサーバ FUJITSU Server PRIMERGY
ソフトウェア 仮想化ソフトウェア Hyper-V

「仮想化を活用したクラスタシステムで業務継続性の要となるのが共有ディスクとして利用するストレージです。既存の他社製NASの故障でストレージの信頼性がいかに重要であるかを痛感していたこともあり、ETERNUS DX60 S3の高信頼性は必要不可欠な要素でした」

【課題と効果】
導入前の課題 導入による効果
  • システム障害時の業務継続性を実現したい
  • 仮想化を活用したクラスタシステムを構築し、共有ディスクに高性能、高信頼の「ETERNUS DX60 S3」を採用。システム障害時も業務の継続性を実現しOEM取引先への影響を回避
  • 増大するサーバ台数を削減し運用面の課題を解決したい
  • グループウェア、勤怠システム、生産管理システムなどを随時統合しサーバ台数を従来の1/2に削減。スペースや電力の不足といった課題を解決
  • 取引先のニーズによりスピーディーに応えたい
  • 新規システムを構築する際、仮想サーバを利用することで物理サーバの調達が不要となり、調達に要する時間短縮とコスト削減を実現。取引先のニーズに迅速かつ柔軟な対応が可能に

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導入の背景

取引先の観点を大切に次世代ICTインフラを構築

かつて椿油のブランドとして全国にその名を知られた八重椿本舖。現在は創業以来100年以上にわたり培ってきた化粧品づくりのノウハウを活かし、浴用化粧品をはじめ各種化粧品のOEM事業を展開しています。またグループ会社のクロイスターズが販売する自然派化粧品ハナピリカなどオリジナルブランドの製造にも力を入れています。

化粧品業界の中でいち早くクリーンルームを設置するなど徹底した品質管理と、研究開発部門による新たな価値創造の両輪が同社の強みです。同社はクロイスターズと連携し企画・提案から製造、アフターフォローまで一貫した体制でOEM取引先のニーズに高い品質と技術で応えることにより、消費者の美と健康に貢献しています。

山下範子氏 近影
山下 範子 氏
株式会社八重椿本舖
改善推進部
システム管理課長

同社の事業基盤を担うICTにおいても取引先との連携面は重要です。「当社のものづくりがお客様のビジネスを支えていることから様々なご要望が寄せられます。その中にはICTで対応しなければならないケースもあります。例えば化粧品業界においても年々、より高いレベルの品質管理が求められており、当社ではお客様のご要望に応えるべくトレーサビリティのシステムを構築し運用しています。また当社の業務継続はお客様の業務継続につながるという観点はとても大切です」と、改善推進部 システム管理課長 山下範子氏は話します。

2014年、次世代ICTインフラの構築を目指し同社が重視したのは、現在だけでなく将来を見据えて全体最適化を図ることと、取引先の観点を大切に業務継続性の向上や変化への迅速な対応を実現していくことでした。

導入のポイント

次世代ICTインフラを支えるストレージに求めたのは高信頼性

冨田明氏 近影
冨田 明 氏
株式会社八重椿本舖
改善推進部 システム管理課
改善推進部 改善推進課
係長

従来、同社では業務ごとに物理サーバを立ててシステムを構築していたため、サーバの台数増加に伴うスペース不足や運用業務の負荷増大が深刻化していました。またデータ量の増大に伴うパフォーマンスの低下に加え、信頼性の面でも課題がありました。

こうした課題に応えるべく、同社は次世代ICTインフラを構築し段階的に既存システムを統合していく方針を立てました。システム統合をスムーズに進めるためにプロジェクトのパートナーに既存システムの構築を行った扶桑電通を選択。その理由について「システム管理課は2名しかいないこともあってパートナー選びは非常に重要です。既存システムの構築時から扶桑電通さんには、全社的な観点で全体最適を進めていくシステム管理課の立場に立った提案やサポートをしていただいており、全幅の信頼を寄せています」と改善推進部 システム管理課・改善推進課 係長 冨田明氏は話します。

富士通パートナーでもある扶桑電通は富士通製品を中心にした複数の提案を行い、その中から同社は仮想化を活用したクラスタシステムを採用しました。「次世代ICTインフラですから、なによりも信頼性が求められます。富士通製品はオフコンの時代から長年利用していますが、これまで故障などでシステムに影響を及ぼしたことはなくその性能と信頼性を高く評価しています。今回、クラスタシステムの要となる共有ディスクとして利用する富士通のストレージ「ETERNUS DX60 S3」の高性能、高信頼性も採用のポイントとなりました」(冨田氏)。

システムの概要

クラスタシステムの要に高性能、高信頼の「ETERNUS DX60 S3」を採用

仮想化環境では、故障が生じた物理サーバ上で稼働するすべての仮想マシンが停止してしまうため影響範囲が拡大します。同社の次世代ICTインフラは、仮想化ソフトウェアにHyper-Vを採用し、Windows Server Failover Clustering (WSFC)によりクラスタシステムを構築。稼働系サーバに障害が起きた際、待機系サーバに自動的に切り替えて業務継続性を実現します。「仮想化を活用したクラスタシステムで業務継続性の要となるのが共有ディスクとして利用するストレージです。既存のNASの故障でストレージの信頼性がいかに重要であるかを痛感していたこともあり、ETERNUS DX60 S3の高信頼性は必要不可欠な要素でした」(冨田氏)。

またバックアップサーバに富士通のPCサーバPRIMERGYを採用し、さらにPRIMERGYに接続可能なリムーバル・ディスク・カートリッジ製品である富士通データカートリッジRDXでバックアップデータを保管しています。

2015年9月、同社は伊勢原工場内に次世代ICTインフラの構築を開始し、同年11月からグループウェアやファイルサーバなどを仮想化基盤上に統合し本稼働。今後、勤怠システム、生産管理システムも順次統合していく計画です。

システム構成概要図
システム構成概要図

導入の効果と将来の展望

サーバの冗長化を図ったうえでサーバ台数を1/2に削減

高性能、高信頼のストレージ「ETERNUS DX60 S3」をベースとする次世代ICTインフラは安定稼働を続けています。「OEM事業を中心とする当社では、取引先との信頼関係を築くうえでシステムの信頼性と業務継続性の向上は欠かせません。今回、将来を見据え、経営基盤を担うICTインフラを構築できたことは大きな成果です」と山下氏は話します。

仮想化統合による効果について「業務継続性を実現するためにサーバの冗長化を図ったうえで、サーバ台数が従来の8台から4台の1/2に削減できます。従来のまま物理サーバが増え続けるとスペースだけでなく電力増強も必要となりますが、工場内のサーバルームに設置しているため工場全体の電力を見直さなければならず対応が難しい。現在はスペースや電力の不足といった悩みからも解放され、運用管理の負荷軽減も図れます」と冨田氏は話します。

また取引先のニーズに応えるために新規システムを構築する際、仮想サーバを利用することで物理サーバを調達する必要がなくなり、調達に要する時間の短縮とコスト削減も可能です。「追加投資を抑制でき、限られた予算の中でICTを使ってできることが広がりました」(冨田氏)。

ストレージとサーバの性能向上によりパフォーマンス不足も解消し、紙の資料のデータ化を推進する余力も生まれました。また夜間に行っているグループウェアのバックアップも従来5時間以上を要していましたが、現在は3時間半で終了し予定時間内にしっかりと収まっています。

全体最適の観点から今後を考えるうえで、富士通の「TRIOLE(トリオーレ)利用シーンレベル全集(注1)」を参考にしていると冨田氏は話します。「当社が目指す全体最適のゴールはどこにあり、現在どのレベルに到達しているのか、また今後何をすべきなのかが具体的に見えてきます。社長に説明したり振り返って考えるときにも活用しています」。

今後の展開について「被災時の業務継続性を実現するために遠隔地へのバックアップは経営からも強く求められている重要なテーマです。扶桑電通さんと富士通さんにはこれからも一体となったサポートや先進的な提案をお願いいたします」と山下氏は話します。

化粧品づくりを通じて美しく健康的なライフスタイルの実現に貢献する八重椿本舖。富士通はこれからも扶桑電通との密な連携のもと先進技術と総合力を駆使し同社のものづくりを支えていきます。

(注1)富士通のTRIOLEとは、業務層とITインフラ層が独立して柔軟に成長できるアーキテクチャーに基づいたIT基盤です。

【担当営業・担当SEメッセージ】

扶桑電通株式会社
関東支店 販売部 第二販売課 主任
金子 大介

日頃から富士通グループのサポート体制を気に入っていただいており、ETERNUSの導入も前向きに考えていただいておりました。 今回のリプレースのご提案では、近年の課題であった、サーバの統合、仮想化を上手く実現することが出来たのではないかと思います。
今後も当社の会社理念である「誠心誠意」を心がけ、お客様のご期待に応えられるよう努めていく所存です。

扶桑電通株式会社
サポートサービス本部 システム統括部 プラットフォーム部 第一システム課
大畑 忠之

サーバリプレースに伴い、WSFC環境を構築する為にETERNUS DX60 S3を導入していただきました。 今回、休日の作業が多かったのですが、お客様に都度立ち会っていただき、滞りなく安定稼働を開始出来ましたことを感謝いたします。
今後とも誠心誠意お客様のご期待に答えられるよう努めていきたいと思います。

【株式会社八重椿本舖様 概要】
所在地 本社:〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目30-5浜松町スクエアStudio1502
伊勢原工場:〒259-1128 神奈川県伊勢原市歌川2-1-5
代表取締役 花岡 秀典
創業・設立 1904(明治37)年10月 創業(商号 伊藤芳春堂)
1957(昭和32)年10月 株式会社八重椿本舖設立
資本金 1,000万円
事業概要 1. 化粧品の製造
2. 入浴剤の製造
3. 化粧品・入浴剤の研究開発
ホームページ 株式会社八重椿本舖 ロゴ
https://www.yaetsubaki.co.jp/新規ウィンドウが開きます
(グループ会社 株式会社クロイスターズサイト内に掲載)

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。なお、社名敬称は省略させていただいております。

製品情報

ETERNUS DX60 S3 ディスクストレージシステム 製品ラインナップ画像

高性能プロセッサーを始めとする最先端テクノロジーを採用し、かんたんな運用管理機能と、上位クラスの機能・信頼性を備えたバリューストレージ
ETERNUS DX60 S3 ハイブリッドストレージシステム

ソリューション

  • 事業継続・災害対策
    業務システムおよびデータの要求する保護レベルに応じ、ICT事業継続・災害対策の選択肢を豊富に提供
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