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  6. German Historical Institute in Rome(DHI-Rom)様 導入事例

研究成果をより多くの人たちと共有するために
マルチメディアデータベース化を開始
ETERNUS DXを活用し将来に備えた仮想化環境を実現

German Historical Institute in Rome(DHI-Rom)様
導入事例 (イタリア)


1888年イタリアに設立されたGerman Historical Institute in Romeは、在外における最も古いドイツ歴史研究所です。調査・研究活動を中心とする同研究所では、研究成果をより多くの人たちに提供するために、マルチメディアデータベース化を開始。ETERNUS DX60 ディスクアレイやPRIMERGY BX620 ブレードサーバを活用した仮想化環境により、将来のデータ増加に向けて柔軟性を確保したシステム構築を実現しました。

[ 2013年6月25日掲載 ]


【導入事例概要】
国名 イタリア国旗 イタリア
業種 科学研究
ハードウェア FUJITSU Storage ETERNUS DX60 ディスクアレイ
FUJITSU Server PRIMERGY BX620 ブレードサーバ
ソフトウェア VMware vSphere 4.1 Essential Plus 仮想化ソフトウェア

「将来的な発展を見据え、コストを抑えつつ、十分な柔軟性を確保する方法こそが『統合』と『仮想化』でした」。

German Historical Institute in Rome
ITシステムマネージャー Niklas Bolli氏

歴史的調査・研究活動を中心とするGerman Historical Institute in Rome(以下、DHI-Rom)では、中世から第二次世界大戦までの15万7,000冊以上の書籍をはじめ、645冊に及ぶ現代の新聞や雑誌を研究者たちに提供しています。また、DHI-Romには、イタリアとドイツ音楽の関係性などに焦点を当てた音楽史セクションも併設されており、そのライブラリには5万5,000冊に及ぶ書籍や400冊の現代の新聞や雑誌が保管されています。
近年、DHI-Romはさらに研究の注目度を高め、より利用しやすい場所にするべく、研究成果や蔵書のマルチメディアデータベースの構築をスタート。同時にこの開発・運用費用を極力抑えつつ、業務の効率化を図りたいという課題を抱えていました。

導入前の課題   導入による効果
  • 研究の注目度を高め、より利用しやすい場所とするために、DHI-Romの研究成果および蔵書をマルチメディアデータベース化したい
  • ETERNUS DX60により、コスト削減と今後のデータ量増加に対応できる十分な柔軟性を確保したシステムにより、蔵書デジタル化の統合管理を実現。現在8万5,000のイメージデータを生成・保管し、オンラインで利用
  • 日々増え続ける情報に対して、多数のクライアントからの高速アクセスに対応し、かつアプリケーションテストなども実施可能な適応力・将来性のあるインフラを構築したい
  • オンライン運用前にアプリケーションテストにも利用可能とし、効率化かつITリソース投資の最適化が図れた
  • システムの運用管理費を極力抑えたい。また将来、新たなハードウェアに投資することを極力避けたい
  • 調達費だけでなく、システム管理費、メンテナンス費の削減を実現。システム全体の排熱量を80%削減、関連する冷却コストも抑制。将来的にはエネルギーコストを50%削減する予測が立てられた

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導入の背景とポイント

将来を見据えた仮想化への決断

DHI-Romは、これまでハードコピーでしか利用できなかった書籍や研究成果を一般の方々にも容易にアクセスできるように、オンラインで閲覧できるマルチメディアデータベースの構築に乗り出しました。システムを導入する前は、まず専用サーバにそれぞれアプリケーションやプロジェクトを割り当てることから着手し始めました。しかし「時が経つにつれ、この方法では長く続かないということが分かってきたのです」と、DHI-Rom ITシステム マネージャー Niklas Bolli氏はデータベース化の始まりをこう振り返ります。

またDHI-Romでは、日々増え続ける情報量にも柔軟に拡張でき、かつ高速アクセス可能なインフラも必要としていました。「当時、数年で利用できなくなることを避けるために、インフラ構築にはオープンソースのプロトコルを利用してきましたが、今回は、数多くのPCから同時にアクセスできるようなプラットフォームも必要としていました」とBolli氏は話を続けます。

こうした中、DHI-Romはこれらの要件やメンテナンス費、そして環境配慮という厳しい要件を考慮し、富士通と地元イタリアにある富士通パートナーであるDatamate社へ協力を依頼。コスト削減と今後の発展に対応できる十分な柔軟性を確保するため、2010年に既存のリソースを統合。さらに寿命が近づいた多くのIT資産をリプレースするための最も有効な手段として、仮想化に着手することを決めたのです。

導入の効果

運用 & 投資の最適化を図り、蔵書のデジタル化を実現

今回の導入は、寿命を迎えたサーバの移行からはじまり、結果的に、約100台のクライアントに対し合計25台のサーバでシステムを構成しました。この仮想化環境により、オンライン運用前に、一部の機器でアプリケーションのテストが実施できるようになったことを受け、「一連の流れが非常にスムーズになりました。テスト環境用に新しいハードウェアの準備や投資の必要がなく、効率的に作業を進めることができるようになりました」とBolli氏は語ります。

また、今回のマルチメディアデータベース化において文書閲覧へのアクセス量を管理しているのが、VMware vSphere の環境下に置かれたPRIMERGY BX620 ブレードサーバです。DHI-Romと重要機関(バチカンの秘密文書館、チュートン大学、フランス国立研究機構、ミュンヘンの州立公文書館)で連携して進めている研究にも利用されています。

さらに、今回の取り組みの一つである蔵書のデジタル化においては、ETERNUS DX60 エントリーディスクアレイが活用されています。音楽史セクションからスタートし、既に、8万5,000のイメージデータが生成され、オンラインで利用できるようになっています。これら5TBを占めるデータがETERNUS DX60で管理され、仮想化により、どのクライアントからも並行してデータを利用できる状態にあります。

今後の展望

研究を支える仮想化基盤への期待

このマルチメディアデータベース化の取り組みは、DHI-Romのライブラリにある著作物に対して、まずは段階的に対応し、随時公開しながら、将来的にはすべての公開を目指しています。
またBolli氏は、課題の一つであったコストについて、「システム統合前と比べ、仮想化プロジェクトは、調達費だけでなく、管理費、メンテナンス費も明らかに削減できています。また、排熱量を80%削減し、それに関連する冷却コストも抑えました。さらに、将来的にはエネルギーコストを50%削減するという予測を立てています」と語ります。

最後に、「研究することが私たちの仕事です。そして私たちの願いは、その研究成果をパートナーや関心を持ってくださる一般の方々と共有することです。研究を支える開発プロジェクトのすべてを、堅牢で高信頼な製品をベースにした仮想化環境で行えることは大変心強いです」とBolli氏は取材を締めくくりました。

製品寿命に達した機器をリプレースし、特別なハードウェアを新規に買わずにすむように、将来のデータ量増加に対応した基盤を築きあげたGerman Historical Institute in Rome。
富士通はこれからも、お客様のIT資産に対して総合的な分析を行い、既存資産を有効活用しながら、最適な方法で支援してまいります。

【German Historical Institute in Rome様 会社概要】
ホームページ German Historical Institute in Rome(DHI-Rom)様 ロゴ
www.dhi-roma.it新規ウィンドウが開きます

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

製品情報

ETERNUS DX ディスクストレージシステム 製品ラインナップ画像

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