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  6. 国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学様 導入事例

国内初のCluster-Mode本稼働
「ETERNUS NR1000F series」が世界トップレベルの研究データを守る

国立大学法人  北陸先端科学技術大学院大学様
導入事例


北陸先端科学技術大学院大学では、全学の教員や学生の研究用ストレージサービスを担うファイルサーバのリプレースに伴い、「ETERNUS NR1000F series」を導入。データ量が増大する中、大容量・高速アクセスに加え、Cluster-Modeによる運用管理の効率化を図っています。

[ 2012年9月3日掲載 ]

導入事例 国立大学法人  北陸先端科学技術大学院大学様 (1,010 KB)


【導入事例概要】
国名 日本
業種 文教
ハードウェア ETERNUS NR1000F series ネットワークディスクアレイ

「NAS環境での実績と、Cluster-Mode(注)という新しい試みも評価しました。これから新しい動作モードが主流になってくる。積極的に先進的な機能を使っていくためにも、新しいものに先取りして取り組んでいきたい」

世界最高水準の教育・研究拠点を目指す北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAIST)。全学の教員や学生の研究データを守るファイルサーバのリプレースに伴い、性能の向上、セキュリティの強化、運用管理の効率化などを目的に「ETERNUS NR1000F series」を導入。ICT基盤の運用とともに研究面も重視するJAISTに対し、今回、次世代ストレージ基盤を実現するCluster-Modeを富士通とNetApp社の共同で提案。導入支援も両社で密に連携し対応しています。データ量が増大する中、大容量・高速アクセスに加え、Cluster-Modeによる運用管理の効率化を図っています。

(注)北陸先端科学技術大学院大学様、NetApp社および当社が先進技術を駆使し取り組んでいるCluster-Modeを紹介しています。

導入前の課題   導入による効果
  • 研究データの増大に伴い、性能の向上を図りたい
  • シミュレーションも想定し要求したSPECsfs性能値15万IOPSを実現。増大するデータ量に高いパフォーマンスで応えている
  • ストレージの可用性と運用性を高めたい
  • Cluster-Modeにより「ETERNUS NR1000F series」クラスタ構成2セットを1つの仮想ストレージシステムとして、システム無停止で柔軟に領域を増減できる
  • データの世代管理に関して余裕をもって行いたい
  • Snapshot™により時間単位で144世代が6日間分、毎日100世代分をバックアップ。ユーザー自身で消失したデータの復旧も容易に行える

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導入の背景

ICT基盤にも運用だけでなく研究の観点も重視

宇多 仁氏 近影
情報社会基盤研究センター
助教 博士(情報科学)
宇多 仁氏

世界最高水準の教育・研究拠点を目指し、学部を持たない日本初の国立大学院大学として1990年に創設された北陸先端科学技術大学院大学(以下、JAIST)。情報科学、マテリアルサイエンス、知識科学の3研究科から構成され、広く各界から優秀な人材を教官として登用。また産官学連携も推進し、教官1人当たりの民間企業との共同研究数は全国でもトップクラスを誇っています。
東京サテライトキャンパスにおける社会人を対象にした専門教育にも力を入れており、海外の研究機関との人材交流や共同研究にも積極的です。先端的な大学院教育と研究に特化した大学として、社会や産業界のリーダーの育成や、国際的技術分野で活躍できる人材の輩出に努めています。
世界トップレベルの先端研究を行うためには、効率性と先進性を兼ね備えたICT基盤が欠かせません。JAISTのICT基盤を担っているのが、情報社会基盤研究センターです。同センターは、2012年4月にICT基盤の運用に加え、研究面も強化するべく、学内で情報基盤系のサービスを提供している部署が再編され誕生しました。
JAISTのICT基盤は情報環境システムと呼ばれています。その特長について「JAISTは教職員と学生を合わせても約1300人と人数が少なく、研究科ごとにシステムを運用管理することは難しい面があります。そこで開学時から全学で集約して利用するかたちをとっています。常に数年先を見据えながら、他大学の見本となるように、4年ごとにシステムを入れ替えるときにはその時代の最先端技術や新しい試みにチャレンジするようにしています」と情報社会基盤研究センター 助教の宇多仁氏は語ります。

導入の経緯

SPECsfs性能値15万IOPS、運用管理もポイントに

情報環境システムには、パソコンやシンクライアントなど端末を提供するサービス、高速・大容量のネットワークサービス、HPC(High Performance Computing)計算機を使った計算サービス、そして重要な研究データを保管し活用するストレージサービスの4つの柱があります。
2011年、ストレージサービスを担うファイルサーバのリプレース時期が迫っていました。新しいファイルサーバシステムのポイントについて「前回までにできなかったことで当センターがやらなければならない課題を採り上げて仕様をつくりました。今回、特に性能とセキュリティに重きを置いています」と宇多氏は話します。
本システムは、教員や学生が研究目的で利用するため、画像など増大するデータに対するアクセス性能が課題でした。シミュレーションも想定し、SPECsfs性能値15万IOPSという数値を明示。また、運用管理の効率化も前回と引き続き重要なポイントとなりました。

導入のポイントとシステムの概要

新たな試みとしてETERNUSでCluster-Modeに取り組む

性能やセキュリティなどJAISTの高度な要件に応える提案は多くありませんでした。富士通の提案について「NAS環境での実績と、Cluster-Modeという新しい試みも評価しました。これから新しい動作モードが主流になってくる。積極的に先進的な機能を使っていくためにも、新しいものに先取りして取り組んでいきたい」と宇多氏は話します。
Cluster-Modeは、スケールアウト型の次世代ストレージ基盤を実現します。ストレージ容量が不足した際、サービスを停止することなくシームレスにストレージ装置を追加でき、単一のストレージ装置としてストレージ領域を増減できるなど運用の効率化を図ることが可能です。
Cluster-Modeでは、2台のストレージコントローラーによって可用性を高めたアクティブ / アクティブ構成のシステムを1つのノードとします。新しい高速・大容量ファイルサーバシステムの構成は、富士通の「ETERNUS NR1000 F3270」のクラスタ構成が2セット、4ノードのCluster-ModeでWindows仮想マシンターミナルサーバ約100台、Linux仮想マシンローカルサービスシステム約30台、その他クライアントマシンに対し、約250TBのストレージ環境を提供します。

高性能・大容量ファイルサーバシステム

今回、富士通とNetApp社による共同提案を行いました。Cluster-Modeの導入にあたっては、JAIST既設システムを担当する富士通北陸システムズと、NetApp社のエンジニアが密に連携し導入をサポートしました。
「富士通もNetApp社のエンジニアも、こちらから顔が見える体制で導入を支援していただき、とても安心できました。また、国内初の本稼働ということもあって、運用段階で課題もでてきています。富士通はJAISTのシステムを深く理解しており、状況を説明するとすぐに問題点を把握し、課題解決にむけた取り組みを進めてくれています」(宇多氏)。

導入の効果と今後の展望

国内初のCluster-Mode本稼働、運用管理の効率化に期待

2012年3月、新システムは本稼働。実機によりSPECsfs性能値を計測したところ、仕様要件だった15万IOPSを実測しました。また、導入効果ではオンラインバックアップ機能Snapshot™によりユーザーのメリットも生まれています。
「Snapshot™は二階層で行っています。時間単位で144世代(6日間分)と、1日単位で100世代分です。従来よりもかなり余裕をもって世代数をとっており、直近のものについてはより細かく世代管理が行える設定となっています。ユーザーが誤ってデータを消去した場合も、ユーザー自身でデータを容易に復旧できます。これにより消失データの復旧の迅速化とともに運用の効率化も図れます」と同センター技術専門職員 中野裕晶氏は話します。
SnapMirror ® によりシステム間のバックアップも実現し、相互待機型クラスタ2セットにより万一、「ETERNUS NR1000 F3270」が1台故障しても運用を継続できます。また、従来と比べて容量を2.5倍に増やしながらも、消費電力量を17%削減。1シェルフ(2U)あたり24台のSASディスクを搭載しトータル2ラックと省スペース化も図っています。
システム無停止で柔軟にストレージ領域や性能を拡張できるCluster-Modeを利用したシステムの導入は、キャパシティやパフォーマンスに関して綿密なプランを立てる必要もなくなるので、運用管理の効率化の実現を促すものとして期待されています。
今後について「全学の教員や学生の財産である研究データを守るファイルサーバですから、富士通にはこれからも安定稼働のための支援をよろしくお願いいたします」と宇多氏。
世界トップレベルの研究や人材の育成で社会の発展に貢献するJAIST。その活動を支えるICT基盤を、富士通は総合力と先進技術で支援してまいります。

【国立大学法人  北陸先端科学技術大学院大学様 概要】
所在地 石川県能美市旭台1丁目1番地
創立 1990年10月
学生数 891名(2012年5月1日現在)
教職員数 330名(2012年5月1日現在)
URL
http://www.jaist.ac.jp/Open a new window

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

製品情報

ETERNUS NR1000F series ネットワークディスクアレイ 製品ラインナップ画像 ネットワーク処理とファイルシステム処理を一体化し、高速化を実現した高性能・高信頼のファイルサーバ
ETERNUS NR1000F series ネットワークディスクアレイ


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