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約124万9,800冊の書籍コレクションを保有する電子図書館システム
堅牢性と高性能、拡張性を兼ね備えたETERNUSがサービスレベルの向上に貢献

中国薬科大学様 導入事例


中国薬科大学は医学および薬学の研究を専門として、中国で初めて国家が設立した薬科大学を前身とする伝統ある大学です。約124万9,800冊の膨大な情報を保有する同大学の電子図書館システムは、管理の複雑さの課題に直面していました。より多くの利用者に書籍情報を効率的に活用してもらうために、「ETERNUS DX8400」ディスクアレイおよび、UNIXサーバ「SPARC Enterprise M4000」を導入。将来を見据えた柔軟な拡張性を兼ね備えながら、図書館のサービス効率と管理性の大幅な強化を実現しています。

2011年5月18日掲載


【導入事例概要】
国名: 中華人民共和国
業種: 教育
ハードウェア: ストレージ ETERNUS DX8400ディスクアレイ
UNIX サーバ SPARC Enterprise M4000
ソフトウェア: ETERNUS SF AdvancedCopy Manager

中国薬科大学は、中華人民共和国の「211プロジェクト[注1]」における重点大学であり、医学および薬学の研究を専門とした伝統ある大学です。中国で初めて国家が設立した薬科大学を前身とする歴史ある大学として、約124万9,800冊の書籍コレクションを保有。同大学の電子図書館システムは、書籍情報を効率的に管理し、有事の際に確実に復元できる強固なソリューションを必要としていました。そこで、将来を見据えた容量拡張への対応を強化するストレージとして「ETERNUS DX8400」ディスクアレイおよび、システムの安定稼働を実現するため、既存サーバを基盤にデュアルサーバシステムを構築するUNIXサーバ「SPARC Enterprise M4000」を導入しました。

[注1] 1995年中国教育部が定めたもの。21世紀に向けて中国の大学を発展させるために、中国の大学から100あまりを選抜し、研究費を投入、各分野の研究を行う。

導入前の課題   導入による効果
  • 膨大な書籍情報を確実に保存し、将来を見据えた保存スペースを確保したい
  • 高信頼なストレージにより、絶対的なデータ保全を保証
  • 堅牢性と優れた拡張性を兼ね備えたストレージアーキテクチャーにより、将来を見据えた拡張要件に対応
  • 書籍情報を効率的に保管し、有事の際に確実に復元できる環境を実現したい
  • デュアルサーバ設計により、日々の安定した運用を保証
  • ETERNUS SF AdvancedCopy Managerとの連携による高速コピーやリモートコピー機能を活用し、有事の際でも迅速なリカバリーを実現
  • 既存システムを有効活用し、構築コストを節約したい
  • マルチプラットフォーム対応により、既存システム環境への容易に導入
  • 柔軟な拡張性と運用効率向上により、TCOを削減し、投資を保護することで効率化を促進

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導入の背景

膨大な書籍情報の保存スペースの確保や複雑な管理体制の改善に向けて

長い歴史の中で培われた深い学識を共有する情報プラットフォームとして、中国薬科大学の電子図書館システムには、約124万9,800冊の書籍コレクションが保有されています。そのため、このシステムが保有する膨大な書籍情報の保存スペースの確保や、進歩し続けるネットワークインフラの対応など、複雑な管理体制の問題に直面。 さらに、既存のプラットフォームでは、性能面がボトルネックとなり、図書館としての機能が十分に発揮できない状況になっていました。
大学という場所や運用時間、そして利用者数の観点から、図書館システムのサービス効率や管理体制の大幅な強化が必要とされ、既存システムを有効活用することで構築コストを節約し、投資の保護、効率化も求められていました。

導入のポイント

強固な電子図書館ソリューションの必要性

中国薬科大学の電子図書館システムに求められていたのは、「膨大な書籍情報の保存スペース確保」「管理の簡素化」「利用者観点からのサービス効率の向上」。こうした要件を満たすために、図書館システムのベースとなるプラットフォームとして、エンタープライズディスクアレイ「ETERNUS DX8400」を導入。「ETERNUS DX8400」は、最大4台のコントローラーを搭載し、ディスクドライブは最大1,020台、記憶容量にして最大1004.5TB (テラバイト、以下TB)[注2]までサポートします。キャッシュメモリは最大256GBまで搭載でき、最大64本の8Gbit/sファイバチャネル・ホストインターフェースをフロントエンドに接続することができ、高速化を実現します。特に教育産業における顧客アプリケーションシステムのような、データ量の増加が著しく、バックアップ運用負荷も伴うシステムで大きな効果を発揮します。
またETERNUS DX8000 seriesによるデータの統合管理の実現に加え、ソフトウェア「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager」との連携による高速コピーやリモートコピー機能の活用が、有事の際にも迅速なリカバリーを実現します。この堅牢性と優れた拡張性を併せ持つストレージアーキテクチャーが、将来を見据えた拡張要件に最適な中国薬科大学の電子図書館ソリューションとなりました。
さらに、中国薬科大学の既存アプリケーション環境の要件を満たし、かつICT投資を節約し、安定したシステム運用の確保を行うために導入されたのが、高信頼・高性能なUNIXサーバ 「SPARC Enterprise M4000」。SPARC Enterpriseには、あるパーティションが故障した際に、各パーティションをハードウェアレベルで隔離することで、他のリソースやパーティションに影響を与えずに運用を継続することができるハードウェアパーティショニング機能があります。これにより運用の継続性も保証され、利用者からの情報検索やアクセスが集中した場合においても安全で高性能なシステム運用が可能になりました。

このように、SPARC Enterprise サーバとETERNUS ディスクアレイの導入により、優れた性能と保存容量、データアクセスの継続性を確保、そして、さらなるシステム拡大に迅速に対応できる拡張性も兼ね備えたシステムを構築することができました。

[注2] 1TBのニアラインSATAディスクドライブ RAID5構成時値。本容量は、1kByte=1,000Byteとして計算したシステムディスクを除く物理容量です。

導入の効果と今後の展開

電子図書館のICTインフラが劇的に改善

富士通のプラットフォーム製品の導入により、中国薬科大学の電子図書館のICTインフラは劇的に改善されました。
ストレージシステムとして最高の信頼性を提供する「ETERNUS DX8400」は、RAID6のサポートにより、万一2台のディスクが同時に故障した場合においても、データの継続アクセスを保証します。また、富士通独自のデータ暗号化とデータ・ブロックガードを組み合わせることで、データのセキュリティおよび整合性を保証するとともに、図書館システムの安定稼働を高めることができました。このほか、ストレージバックアップソリューションとして、ソフトウェア 「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager」により、データの保全性と運用性の向上を実現。さらに、UNIXサーバ「SPARC Enterprise M4000」により、既存のシステムプラットフォームと接続したデュアルサーバシステム構築を実現しています。
このように、運用上のセキュリティおよび安定稼働を確保しただけではなく、お客様の投資を効果的に活用することができました。

システムプラットフォームが実運用に入ってからは、大学の電子図書館のアプリケーション要件である性能、信頼性、安定性および管理面のすべてを満たすだけでなく、性能向上も図ることができています。他にも、システム運用管理、保守が簡易化され、既存システムの有効活用などの効果があげられています。
このように、富士通では、現状のサービス要件を満たすだけでなく、拡張性や性能向上といったことも視野に入れて、今後もプラットフォーム製品を提供していきます。

中国薬科大学様 概要
設立 1936年
所在地 中華人民共和国
江蘇省南京市中央路童家巷24号
職員数 1,400名以上
学生数 約13,000名
URL
http://www.cpu.edu.cn/ 新規ウィンドウが開きます

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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