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2,000ユーザーを対象としたPRIMERGY×ETERNUSのシンプルな構成がWindows Server 2008上でのExchange Server 2007の安定稼働に貢献

株式会社名古屋銀行様 導入事例


「過去の実績の積み重ねによる信頼に加え、現状を踏まえた完成度の高い提案や事前検証を含む綿密な移行計画が、先進事例の成功を支えてくれました」

2009年6月2日掲載/ 印刷用 PDF版ダウンロード (714 KB)


導入事例概要
業種: 金融
ハードウェア
ソフトウェア:
ETERNUS2000 ディスクアレイ モデル50、PRIMERGY RX300 S4
Microsoft Windows Server 2008、Microsoft Exchange Server 2007、CA ARCserve Backup r12

昭和24年の創業以来、「地域社会の繁栄に奉仕する」ことを社是に、先見性・先進性のある地域金融機関として地域の発展に貢献してきた株式会社名古屋銀行。真にお客様のニーズに適合した質の高い金融サービスの提供を目指し、積極的に環境変化に対応した業務開発を進める同行にとって、先進IT への投資もまた重要な戦略の1つ。伝統的な堅実経営を維持する一方で、他社に先駆けてSQL Server 2005 やWindows Server 2008 の導入に踏み切るなど、常に時代の最先端を捉えながら自らの成長基盤の強化に努めています。創立60周年を迎えた2009年、さらなる飛躍を誓う同行では、Windows Server 2008 とExchange Server 2007 という最新テクノロジーの組み合わせで情報基盤を刷新。プラットフォームにはPRIMERGY RX300 S4 とETERNUS2000 を採用し、検証環境を含む綿密な移行計画のもとで、スムーズに本稼働をスタートさせました。

導入前の課題   導入による効果
Exchange Server 2007 の新機能を取り込み、より使い勝手のよいメール環境を早期に構築したい 最新テクノロジーを採用し、ユーザーの幅広いニーズにきめ細かく応える柔軟かつ安定した情報基盤を確立できた。Exchange Server 2007 により、運用ポリシーの設定によるハードウェアの有効利用と運用効率の向上を実現し、2,000人の様々な使い方に応えられる、メールシステム環境を実現
ハードウェアが老朽化しており、主に性能改善の期待からリプレースの必要性を感じていた Exchange Server 2007 で運用ポリシーを設定することにより、ハードウェアの有効利用と運用の効率化が実現した。最新のPC サーバ PRIMERGY とストレージシステム ETERNUS2000 により、ハードウェアの信頼性と性能を向上し、柔軟かつ安定した情報基盤を確立
Windows 2000 Server Active Directory を削除し、Windows Server 2008 ネイティブに移行したい Windows Server 2008 Active Directory をフル活用できる環境が整い、今後、先進ITとの組み合わせによる効果を創出できる

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導入の背景

中長期的な視点から既存環境の見直しを加速

最新テクノロジーのメリットをより長く享受したいとの思いから、先進ITの導入にも尻込みすることなく、むしろ積極的に投資してきた名古屋銀行。実績ある製品を優先しがちな金融業界において、敢えてこうした姿勢を貫くことで、お客様に支持される確かな競争基盤を築いてきたことも事実です。

「当行は経営陣を含めて新しいもの好き。幸い、チャレンジを快くサポートしてくれるスタッフや、無理難題に応えてくれるベンダーなど、社内外のバックアップ体制にも恵まれています」と語るのは、事務システム部システム開発グループ課長の平岡秀之氏です。今以上に高いレベルで実現できることに将来的な価値を見出し、全力を投じるからこそ、他社に先んじて得られるもの、生み出されるものも多いということでしょう。実際、中長期的な視点から今どうあるべきかを考え、着々と実績を積み重ねてきたことは、同行の自信にもつながっています。

2008年6月のWindows Server 2008 Active Directory の導入を機に、Windows Server 2008 との相乗効果を最大化しようと、既存環境の見直しが加速したのも当然の流れと言えます。もちろん、Windows 2000 Server 上で稼動していたExchange 2000 Server のバージョンアップも検討対象となりました。同グループ副業務役の柴田政彦氏は、「トラブルは特になかったのですが、導入当初と比較すると、ユーザーが求めるレベルも高くなっています。2,000人もいれば使い方もまちまちであり、より幅広いニーズにきめ細かく応えていくためにも、新しい情報基盤に移行すべきと判断したのです。また、Webベースのイントラネット上で多くの行員が活用しているOutlook Web Access(OWA)にも、機能強化への期待がありました。一方のハードウェアも安定しているとはいえ老朽化が顕著で、リプレースは必然の選択でした。メールの動作が遅いなと感じることもありました」と振り返ります。さらに、依然として削除できずにいるWindows 2000 ServerActive Directory の存在も、Exchange Server 2007 への早い段階での移行を促すことになりました。

導入のポイント

未知の組み合わせを前に不確実性への対応が焦点

Windows Server 2008 とExchange Server 2007 という最新の組み合わせを実現するにあたり、富士通は、システム構成や機種選定にとどまらず、移行手順や事前検証、運用方法までを含む綿密なプランを提示。導入を支援した株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズの山田裕輝氏は、提案時の考慮点について、「新規の導入ではなく移行であることから、お客様特有の要件をどれだけサポートできるか、未知の事象をどこまで予測できるかという点が最大の焦点となりました。これらを踏まえ、問題解決の方策を盛り込んだ提案を行いました」と説明します。

他社比較を経て、最終的に同行が富士通を選択したのは、トータルなシステムとしての信頼性に加え、安定稼働に向けたサポート力の高さを評価してのことです。「Active Directory の導入を担当した経緯と、当行に常駐スタッフが在席していることなどから、富士通は我々の事情をよく理解しています。それが提案内容の差として如実に現れていました。一般的にはこうです、ではなく、最初から当行向けに完成された内容だったため、詳細を詰めていくプロセスが不要になり、それだけ期間も短縮できました。もちろん、長きにわたる勘定系ホストでの実績や、すでに信頼関係が出来上がっていたこと、Active Directory の導入を通じてオープン系システムにおける力量を実感できていたことなどを総合的に判断しての決定です」と平岡氏。また、富士通側から、プロジェクトの成功を担保する全社レベルでの強力な支援体制が示されたことも、安心感につながりました。

システム概要

精度の高いサイジングで信頼性の高い基盤を構築

富士通は、現状のメールボックス数やヘビーユーザー率、メールの送受信数、平均メールサイズ、削除済みアイテムの保持期間などの情報をもとに、精度の高いサイジングを実施。ExchangeServer 2007 の安定稼働を支えるシステムには、高性能かつ信頼性、拡張性に優れたラック型2WAYサーバ「PRIMERGY RX300 S4」1台と、コンパクトでコストパフォーマンスに優れたストレージシステム 「ETERNUS2000」1台のシンプルな構成が選択され、バックアップソフトウェアには他のシステムで使い慣れたARCserveの採用が決まりました。また、最新テクノロジーの導入であることに配慮し、お客様環境において本番さながらの擬似環境検証を行い、Exchange 2000 Server からの移行手順およびExchangeServer 2007 の構築手順、稼動環境を確認。構築段階や本稼働後に生じる問題を事前に検証できたことは、あらゆるリスクを排除し、プロジェクトを円滑に進めるためにも重要だったと言えます。

導入効果と今後の展開

新たな情報基盤をベースに広がる活用の可能性

プロジェクトマネージャーを務めた同グループの鬼頭正朗氏が、「不安材料を排除すべく常に迅速に対応いただいたので、特に困った点、苦労した点は思い当たりません」と語るとおり、富士通のリードのもとでプロジェクトは順調に進み、2009年2月、WindowsServer 2008 上でExchange Server 2007 が稼動を開始。3月には、ついにWindows 2000 Server Active Directory が削除され、Windows Server 2008 ネイティブでの稼動環境が整いました。

「ようやく土台ができたところで、本格的な活用はこれから」と柴田氏。さらに同グループ係長の池田憲信氏は、「ユーザー側のメリットとしては、まずメールボックスのサイズが増えたことですね。もちろん機能的にも強化され、旧OWA での不満点はずいぶん解消されるはずです」と語ります。一方、システム部門が実感しているのは運用面でのメリットです。運用ポリシーの柔軟な設定により、ハードウェアの有効利用が可能になり、管理負荷も軽減されつつあります。平岡氏が「保守費用がもったいないと思うほどハードウェアも安定しており、さらなる信頼性の向上に期待しています」と評価するように、老朽化したサーバの内蔵ディスクでの運用から最新のストレージシステムへと移行したことで、障害への不安も解消。ただし、「最新プラットフォームに対して、クライアント側が追い付いていない現状があります。この後にはWindows Vista によるクライアント環境の全面刷新が控えており、最新OS になって初めて、パフォーマンスの改善を実感できるでしょう。Windows Server 2008 Active Directory の機能も、そこでいよいよ本領を発揮することになります」と、同グループの中島淳生氏が補足します。

さらにその先には、Windows 7 の導入も見据えているという同行。団結力と行動力に満ちたバイタリティあふれる行風は、「攻めのIT投資」にふさわしい情報システムの進化を促し、そこから導き出される価値は、今後も地域のお客様に還元されていくことでしょう。富士通にも、「日頃の雑談の中からニーズを拾い上げ、さらに魅力的な提案につなげてほしい」と、一同の期待が高まっています。

プロジェクトを担当した事務システム部 システム開発グループの皆様 前列(左から)課長 平岡秀之氏、副業務役 柴田政彦氏、鬼頭正朗氏 後列(左から)中島淳生氏、係長 池田憲信氏

株式会社名古屋銀行様 概要

設立 昭和24年
取締役頭取 簗瀬悠紀夫
所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目19番17号
事業内容 銀行業
拠点数 国内210ヵ所(支店109、出張所1、店舗外現金自動設備95)、
海外2ヵ所(駐在員事務所2)
従業員数 2,078人
URL http://www.meigin.com

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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