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Fujitsu

Japan

三浦工業株式会社様 導入事例

信頼性と拡張性を備える ETERNUS GR710 で「止まらないシステム」を構築

導入製品:ETERNUS GR710

掲載日:2002年11月

印刷対応版 (623 KB)


お客様概要

ボイラー業界で日本のトップメーカーとして知られる三浦工業株式会社様は、愛媛県松山市に本社があり、各種ボイラーとその周辺機器をはじめ、水処理機器、医療機器、食品機器まで、様々な製品の製造販売を手掛けるとともに、ネットワーク監視のオンラインセンターと全国100を超える拠点を連携し、スピーディーなメンテナンスサービスを行っています。

導入の背景

三浦工業株式会社 情報化推進室室長 野中正宏様

「私どもでは、1999年から従来のメインフレームを使った基幹系のシステムとは別に、より効率的な拠点との連携を目的に、ロータスノーツを使ったワークフローやメールのシステムを導入致しました。

しかし利用度が上がるにつれ、こうした情報系のシステムも基幹系のシステムと同等の信頼性が求められる様になってまいりました。

そこで、システムの可用性向上を目的として、『システムが止まっても業務は止まらない』システムを作ろうと再構築に至りました。」

システム概要

富士通は、従来のシステムの問題点を分析し、各サービス単位にサーバを導入するとともに、トラブルが発生しても対応できるシステムを構築しました。

システムの中核となるメールサービスは、高信頼ディスクアレイ「ETERNUS GR710」と高信頼な「PRIMEPOWER」を採用、さらに万一のハードウェア故障に備えてドミノクラスタによる冗長化を行いました。

また、SMTPゲートウェイはWindowsNTサーバの「PRIMERGY」を利用、各サービスの負荷を分散しています。

さらに災害等万一のトラブルに備え、メールデータはノーツドミノの複製機能を利用し、ETERNUS GR710 から PRIMERGY を経由して、DLT装置に毎日自動的にバックアップする運用としています。

GR series 採用にあたって

株式会社ゼットシステム システム事業部 岸本治之様 注

「これからのシステムはネットワークの高速化にともない、様々なメディアを利用したコミュニケーションがネット上で行われると考えており、利用されるデータ量は予測以上のスピードで増加すると思われます。

この時システムに求められる要件としては、蓄積されるデータの保証とデータの増加への対応であると考えております。

富士通の ETERNUS GR710 を採用した理由は、この信頼性と拡張性を備えたストレージであり、それが比較的低価格であった点だと言えるでしょう。」

[注] 株式会社ゼットシステム: 三浦工業から情報システム部門が分離独立。今回のワークフローシステムでは開発と運用を担当

導入後の効果

三浦工業株式会社 情報化推進室室長 野中正宏様

「最近の作業環境では、メールでのやり取りは電話やFaxと同じくらいに、無くてはならないツールとなっています。このワークフローシステムは、全国の拠点で利用されていますが、2001年夏に新しいシステムになってから、止まって業務が動かない等という問題は、まったく無くなったと実感しています。」


三浦工業株式会社様
Webサイト:http://www.miuraz.co.jp/Open a new window(新しいウィンドウで表示)


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