テレワーク導入のために仮想デスクトップ(VMware)基盤をインフラ専任者なしで構築・運用したい

政府による成長戦略のひとつとして注目が集まる「ワークスタイル変革」。そのワークスタイル変革(働き方改革)として、ICTを活用し時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方「テレワーク」が、社会全体の働き方を改善する施策として注目されています。
そのテレワーク環境として、セキュリティを担保しながらも、あらゆる場所から利用できる仮想デスクトップ基盤の導入が求められています。それを実現するのが、富士通がこれまで培ったノウハウをすべて注ぎ込み、シンプルな構成で冗長性と拡張性に優れたソリューションとして開発したハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)「Fujitsu Integrated System PRIMEFLEX for VMware vSAN」(以降PRIMEFLEXと表記)です。堅牢でありながらも、柔軟に対応できる仮想デスクトップ基盤により、お客様の「ワークスタイル変革」を支えます。

お客様のお悩みを解決!
テレワークをすぐにでも導入したいが、高いスキルのインフラ専任者は人材不足でなかなか導入できない!

シンプル構成、すぐに利用可能

従来型のサーバ、ストレージ、ネットワークの構成で仮想デスクトップ基盤を構築するには、設計の際に将来必要となるリソースまで見積もりが必要となるほか、導入時の設定、構築にもかなりの時間を要します。

PRIMEFLEXは、Software Defined Storage(SDS)技術により、ストレージをサーバに統合することで構成をシンプルにできます。また、PRIMEFLEXは、富士通がこれまで培った構築・運用ノウハウが全て注がれています。さらに導入サービスを利用すると、最適な設定値をセットアップした状態で納品されるため、電源投入後、すぐに利用できます。

柔軟なリソース拡張

仮想デスクトップ環境を全社一斉に導入展開するには、リソースや導入コストなどの面で様々なリスクを伴います。 また、お客様が部門毎に順次展開していきたい場合でも、従来のシステム構成では性能や容量を増強したい時に容易にシステムを拡張することはできません。加えて、今後の環境変化にタイムリーに対応することが求められます。

PRIMEFLEXは、最小3ノードから最大64ノードまで拡張可能なため、小さく導入してビジネスの成長に合わせてノードを追加していくことで、インフラ全体の性能が向上し、常に最適なシステムリソースで運用できます。ノード追加では、 PRIMEFLEX専用ソフト「Fujitsu Software Infrastructure Manager for PRIMEFLEX(ISM)」を利用することで追加作業の大部分を自動化できるため、追加に伴う作業を容易にするとともに、既存ノードを停止する必要がないため、業務に与える影響を最小限におさえることができます。また、仮想デスクトップ環境の検証や開発用の環境が必要になった場合も、リソースプールから直ぐに環境を割り当てられるため、柔軟性が高く、余剰リソースを有効活用できます。

運用管理の容易化

昨今、システムが複雑化する中、限られた人数でサーバ、ストレージ、ネットワークの管理・運用を担当している場合も多く見受けられます。人手不足のため、新しい技術に精通した人材の確保や育成が難しくなっています。

富士通では、誰でも管理・運用ができるよう「簡単であること」を追求したPRIMEFLEX専用ソフトウェア「Fujitsu Software Infrastructure Manager for PRIMEFLEX(ISM)」を提供しています。ISMはインフラ管理の統合・可視化・自動化の全てが容易に行えます。
例えば、ISMのダッシュボードからVMware vSphereの情報を監視したり、物理インフラと仮想レイヤーを統合管理することで、トラブルが発生した場合でも直感的に原因箇所の特定が容易になります。

システム構成例

PRIMEFLEX VMware vSAN ラインナップ

2019年8月時点

【ベースタイプ】
コストパフォーマンスに優れた1ノード/1Uタイプ
収容VM数(VDI(注1)):~190VM程度
採用サーバ:PRIMERGY RX2530 M5
高さ:1U / 最大容量:122.4TB(1ノードあたり)
【高性能/大容量タイプ】
24ドライブ搭載可能な1ノード/2Uタイプ
収容VM数(VDI(注1)):~190VM程度
採用サーバ:PRIMERGY RX2540 M5
高さ:2U / 最大容量:321.3TB(1ノードあたり)
【高集約タイプ】
2Uに4ノード搭載可能な集約性の高いタイプ
収容VM数(VDI(注1)):~190VM程度
採用サーバ:PRIMERGY CX2560 M5
高さ:2U / 最大容量:76.5TB(1ノードあたり)
【GPU搭載タイプ】
GPUを搭載した1ノード/2Uタイプ
収容VM数(VDI(注1)):~128VM程度(NVIDIA Tesla M10)(注2)
~64VM程度(NVIDIA Tesla V100)(注2)
採用サーバ:PRIMERGY RX2540 M5
高さ:2U / 最大容量:214.2TB
  • 注1
    記載のVM数は、1VMあたりCPU:630MHz、メモリ:4GB、HDD:50GB(Linked clone)を割り当てた場合で算出した目安です。
  • 注2
    GPUは最大2枚まで搭載可能です。VM数はカード2枚搭載時の最大収容数です。1VMあたりに割り当てるリソース次第で最大VM数は変わります。

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