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Fujitsu

Japan

chmod - ファイル・ディレクトリのアクセス権の変更

パーミッション(許可するアクセス権)

ファイルのユーザー(所有者)、グループ、その他のユーザーに対する
読取/書込/実行権の有無をボタンのクリックで切り替えます。
セットユーザーID、セットグループID、強制ロック、スティッキビットの
設定をラジオボタンの選択で行ないます。
設定内容が矛盾しないように必要に応じて自動的に調整されます。
(セットユーザーIDを設定した場合は、ユーザーの実行権を付加する。
ユーザーの実行権を除去した場合は、セットユーザーIDをなしにする等)

ボタン上に表示される記号はls -l コマンドでの表示形式と同じです。

  • … 権限がない
  • … 読取権がある
  • … 書込権がある
  • … 実行権がある (ディレクトリの場合は検索権がある)
  • … 強制ロックが許可されている
  • … セットユーザーIDまたはセットグループ IDが設定されている
  • … スティッキビットがONになっている(その他のユーザーに実行権がある場合)
  • … スティッキビットがONになっている(その他のユーザーに実行権がない場合)

以下のボタンで一括設定ができます。

  • … 全てのユーザーに読取権、書込権、実行権を付加します。
  • ↓↑(ボタンはトグル方式で切り替わります。)
  • … 全てのユーザーの読取権、書込権、実行権を除去します。

どちらの場合もセットユーザーID、セットグループID、強制ロック、スティッキビットの設定は全て除去されます。

それぞれのアクセス権は8進数で表わされます。(前置の0は省略可能です)
付加する権限の数値を全て加算した値を使ってパーミッションを設定します。

  • 0400 … ユーザーの読取権
  • 0200 … ユーザーの書込権
  • 0100 … ユーザーの実行権

  • 0040 … グループの読取権
  • 0020 … グループの書込権
  • 0010 … グループの実行権

  • 0004 … その他のユーザーの読取権
  • 0002 … その他のユーザーの書込権
  • 0001 … その他のユーザーの実行権

  • 4000 … セットユーザーID (ユーザーの実行権も必要)
  • 2000 … セットグループID (グループの実行権も必要。強制ロックと排他)
  • 2000 … 強制ロック (グループの実行権がない場合。セットグループIDと排他)
  • 1000 … スティッキビット

アクセス権の詳細は "chmod" のマニュアルで説明されています。
(参考)SunOS リファレンスマニュアル chmod(1) Open a new window(オラクル社 ページへリンク)