本オファリングは、FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for Oracle Database として提供しています。
2014年5月15日
そんな課題にお応えするのが、SPARC M10 高速データベースオファリング(課題解決メニュー)です。
SPARC M10 高速データベースオファリングは、UNIXサーバ SPARC M10、Oracle DatabaseやOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)、FUJITSU Storage ETERNUS、および、ネットワーク機器を組み合わせ、性能を最適化するためのチューニングを行う等の導入サービスから構成されます。
SPARC M10 高速データベースオファリングは、アプライアンス製品と汎用製品のメリットを併せもつソリューションです。
アプライアンス製品は、高度な経験とスキルなしに圧倒的なパフォーマンスが実現でき、シンプルな構成により早期稼働が可能であるなどのメリットがあります。その一方で、特定用途にしか使用できないという課題がありました。
本オファリングでは、汎用サーバであるSPARC M10を適用するため、アプリケーションの選択の自由度が上がり、柔軟なシステム設計を可能にします。さらに、既存Solarisサーバの運用を変えずに集約でき、お客様はデータベースサーバだけでなく他の業務システムも統合してお使いいただくことができます。
お客様システムのさまざまなニーズにお応えするため、性能や価格/規模に応じて、さまざまな構成パターンを提供します。
高速データベースオファリングの採用により、圧倒的な高速データベースシステムの短期間での導入が実現できます。さらに、運用・保守支援サービス「SupportDesk」の契約により、富士通がハードウェア/ソフトウェアをワンストップでサポートするため、安心してご利用いただけます。
高速データベースオファリングでは、富士通が長年培ってきたノウハウをもとに、専任スタッフがSPARC M10/Oracle SolarisとETERNUSの性能を最大限に活かすチューニングを実施します。
本オファリングを適用されているお客様において、圧倒的な性能が実証されています。
システム種別 | 測定性能 | 実証結果 | 備考 |
---|---|---|---|
基幹系システム | バッチ処理時間 | 1/10 | 既存システム(UNIXサーバ)との比較 |
営業系システム | トランザクション性能 | 3.0倍 | 既存システム(UNIXサーバ)との比較 |
情報系システム | SQL性能 | 2.8倍 | 既存システム(PCサーバ)との比較 |
本オファリングをご活用いただくことにより、データベースシステムの設計構築にかかる作業や時間を削減することができます。専任スタッフによる導入サービスにより、最新システムの稼動までの時間を短縮し、スピーディで安全な移行を実現します。最短で、搬入後2日で稼動した事例もあります。
運用・保守支援サービス「SupportDesk」により、ハードウェア/ソフトウェアをワンストップでサポートします。ハードウェア当日訪問修理のほか、専門技術者によるOS/ミドルウェアのサポート、点検/ハードウェア障害予兆のリモート通報などの予防保守、お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供などをおこないます。
また、パッチ情報の提供や、専任スタッフによるパッチ適用サービスもご用意しており、安心して運用していただけます。
Oracle Databaseをお使いのお客様に、期間限定で無償アセスメントを実施いたします。
経験豊富なOracle Databaseシステム専任スタッフが、お客様のシステムのヘルスチェックを実施し、性能診断・分析などにより現状のシステム環境を可視化します。この診断結果をもとに、課題解決に向けたSPARC M10への最適な導入プランをご提供します。
新たなシステムの採用にあたっては、購入前のパフォーマンス検証や稼働検証が重要です。本オファリングでは、お客様のデータベース環境を富士通トラステッド・クラウド・スクエアに用意されている実機上で評価していただけます。(注1)
現状のお客様システムのアセスメントを実施した上で、当社スペシャリストが最適なパラメタ設定を行います。その環境を用いて、お客様ご自身によりデータベースシステムの性能を評価することができます。本オファリングシステムの高速性を体感していただき、安心感をより確実にした上で導入を進めていただくことができます。
(注1)SPARC M10-4を使用したオファリングパターンの場合
関連情報