2013年4月11日
UNIXサーバ「SPARC M10」を、全世界で販売開始いたします。
SPARC64™ プロセッサをはじめとする富士通のハードウェア技術と、Oracle Databaseをはじめとするオラクルのソフウェア技術の融合は、複雑なワークロードで構成される基幹システムやビッグデータと連携したアプリケーションでも高速レスポンスを実現し、ビジネスにおける意思決定の飛躍的なスピードアップを実現します。
SPARC M10は既にβプログラムにより検証利用されており、お客様から高い評価をいただいております。
なお、「SPARC M10」は、オラクルから「Fujitsu M10」というブランド名で販売されます。
株式会社NTTデータ様の多重バッチ処理モデルにおいて、処理時間の検証を実施していただきました。
SPARC M10は、現行システム(他社UNIXサーバ)と比較し、処理時間を1/5に短縮できたことを確認いただいています。
NTTデータは、このたびの「SPARC M10(SPARC64 X)」のリリース開始を心より歓迎いたします。
NTTデータでは「SPARC M10」を利用した検証を実施し、富士通のスーパーコンピュータのテクノロジーが導入された高性能プロセッサを搭載した「SPARC M10」がもつ高い基本性能を確認しております。
近年、情報の活用度が事業の成否を左右する重要な要素となっており、ビッグデータなど大量のデータに対する処理の高速化などへのニーズが高まっております。
高い基本性能を有している「SPARC M10」の発表は、お客様へ安心をお届けするひとつのソリューションとなることと確信し、ビッグデータ時代にマッチしたITシステムの普及をさらに加速するものと期待しております。
NTTデータでは、今後の「SPARC M10」における機能強化・拡張につきましても継続して検証を実施し、先進的なテクノロジーを活用したITソリューションの開発・提供により、お客様のビジネス発展のご支援に注力してまいります。