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富士通フォーラム2013 東京 SPARC M10 出展

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SPARC M10 セミナーレポート
革新的UNIXサーバがビジネスの未来を切り拓く
~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~

2013年5月28日

卓越した性能と拡張性を備えたUNIXサーバ「SPARC M10」。基幹システムのみならず、ビッグデータ時代の新たなICTニーズにお応えします。
エンタープライズ系サーバの技術支援を担当している志賀が、サーバ開発者としての経験を生かし、SPARC M10の最新テクノロジーや、高速リアルタイム処理による意思決定の迅速化、柔軟な運用・拡張性による投資の最適化など活用方法をご紹介しました。

開催日時 5月17日(金曜日) 12時50分~13時40分
セミナータイトル 革新的UNIXサーバがビジネスの未来を切り拓く
~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~
講演資料 (6.60 MB )
スピーカー 富士通株式会社 プラットフォーム技術本部
プロダクトソリューション技術統括部 部長 志賀 真之(シガ マサシ)

SPARC M10とは

コンピュータのコモディティ化が進む中、SPARC M10は高速リアルタイム処理、ビジネス成長に合わせた柔軟な運用・拡張性、システムの安定稼働を可能にする先進的な機能を提供しています。

高速リアルタイム処理

最新プロセッサ「SPARC64™ X」は、ソフトウェアの処理の一部をハードウェアに埋め込み、処理を高速化させる技術「Software on Chip」を搭載しています。ハードウェアとソフトウェアを一体となって開発している富士通だからこそできる、画期的な技術です。

SPARC64 Xに取り込んだスーパーコンピュータの技術を活用した新しい命令を、お客様の既存ソフトウェアから活用できるように、Solaris 11のOS側で対応を行っています。Solaris 11に対応したソフトウェアは、何も手を入れなくても「Software on Chip」による性能向上が期待できます。

また、データベースなどのミドルウェア製品は「Software on Chip」に対応した最適化を予定していますので、さらなる高速化が期待できます。

SPARC M10はSystem on Chipや水冷技術の活用により、高性能メモリシステムを実現しています。
プロセッサの冷却方法としては、空冷より水冷のほうがプロセッサの表面温度が安定し、故障率も下がります。しかし、スーパーコンピュータで採用されたこの技術をビジネスに適用するには、サーバの外部に冷却専用装置を取り付けるためのスペースの確保が必要でした。そこで、車のラジエーターをヒントに、液体冷却と空気冷却を組み合わせたハイブリッド冷却技術「Liquid Loop Cooling」を生み出しました。この結果、高密度実装が可能となり、CPU-メモリ間距離を最小化でき、ビッグデータを処理するための高速なメモリシステムを実現しています。

ビジネス成長に合わせた柔軟な運用・拡張性

SPARC M10は、最大64CPU,1024コアの圧倒的な拡張性を備えています。
CPUコアアクティベーション、Building Block方式により、2コア単位で段階的に購入していただくことができるため、お客様のビジネスの発展にあわせ、段階的に性能を増強することができます。
大規模なシステム開発においては、初期段階から大量のコアは必要ありません。
開発段階では少ないコアで導入していただき、負荷試験をしながら、サービスインまでにサイジングを行えばよいのです。サイジングも簡単/確実になりますし、開発中のソフトウェア保守費の削減にもつながります。

クラウドサービスを採用したいが、基幹データを社外に置くことに不安をもたれるお客様も多いと思います。本機能により、データは社外に持ち出さずに、クラスドサービスのようなコストの考え方で運用できるサーバになりました。

SPARC M10は、物理パーティションに加え、論理パーティションであるOracle VM for SPARC、OS仮想化機能であるSolaris Zonesなど、さまざまな仮想化機能を備えています。これらは、追加コストなく使用できます。

たとえば、異なるSolarisの版数やパッチレベルの管理においてはOracle VM for SPARC、Webサーバ等でリソースをロードバランスさせたいときはSolaris Zoneというように、業務システムの特性に応じて仮想化方式を選択していただけます。

システムの安定稼働

SPARC64プロセッサは、メインフレームと同じチームが開発しており、RASレベルも同等です。

SPARC M10によるモダナイゼーション

SPARC M10は、Solaris 10やSolaris 11はもちろん、Oracle Solaris Legacy ContainersによりSolaris 8やSolaris 9資産をそのまま移行していただくことが可能です。

従来のサーバに比べて、性能が向上しているため、複数のサーバを集約していただくことができます。

また、長期サポート対応製品を購入していただくと、寿命部品を交換することで10年間の保守サポートが可能となります。
OSおよびミドルウェアと合わせて、お客様資産を長期で利用していただきます。

SPARC M10への移行により効果を上げたモダナイゼーションの事例をご紹介します。

DBシステムの更新(高速化)

大規模Solarisシステムの仮想化統合(投資の最適化)

既存HPの受発注システムの更新(投資の最適化)

3階層システムの仮想化統合(運用の効率化)

SPARC M10によるビジネスイノベーション

現在はまだ、基幹システムとビッグデータ分析を同じシステムで処理するという考えは多くないと思います。
しかし、近い将来には、これらのシステムをリアルタイムに連携させ、常に経営判断に活かして行く必要があります。
従来のサーバではデータアクセス性能が不足しているため、基幹システムとビッグデータを1台のサーバに統合することは困難です。
SPARC M10はスーパーコンピュータの技術を活用した革新的な技術により、これらの課題を打ち破るサーバとして、業界に一石を投じました。

今後も、革新的な技術を駆使して、お客様の業績に貢献できるサーバを提供してまいります。

(注)SymfowareはV11.1(5末出荷)より対応、Oracle Databaseは次期バージョンにて対応予定


講演会場


講演を終えた志賀