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Fujitsu

Japan

Sun Tech Days 2008 in Tokyo - イベントレポート -

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

2008年12月24日

サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン社)が主催するIT技術者を対象としたイベント「Sun Tech Days 2008 in Tokyo」が開催されました。当社は本イベントにプラチナスポンサーとして協賛し、基調講演および展示デモンストレーションを行いました。
当日の様子をフォトレポートでお届けします。

Sun Tech Days 2008 in Tokyo
会期 12月2日(火曜日)~12月4日(木曜日)
会場 東京ミッドタウン
詳細 開催情報 (サン社のwebサイトへリンク)

基調講演

多様化するネットワーク社会におけるITインフラの変革
- SPARC Enterpriseで実現するグリーンITシステム -

富士通株式会社
サーバシステム事業本部
本部長 豊木則行

ICT(Information and Communication Technology)の利用が拡大しICT機器が急増する一方で、地球温暖化など環境問題への対応が強く求められています。
ICT業界として、「Green of ICT」と「Green by ICT」の両面から環境問題に貢献していくべきであると考えています。

Green of ICT

ICT機器自体のグリーン化に対する取り組みです。
ネットワーク社会の多様化に伴う情報量の増加に対し、台数を増加させていくことで対応するスケールアウトの考え方では地球温暖化問題には対応できません。
この問題を解決するために、マルチコア/マルチスレッド技術による省電力化やCPUリソースの効率的な活用に取り組んでいます。

Green by ICT

ICT機器を活用したソリューションによるグリーン化への貢献です。 たとえば、eラーニングを活用することで、人の移動量や紙の消費量を減らすことができ、CO2排出量を削減することにつながります。
このようなICTを活用したソリューションにより、エネルギーや資源消費の低減に伴うCO2排出量の削減を既に実現しています。
今後もさらに農業や医療などの様々な分野でもICT活用を推し進めることで、社会全体のCO2排出量を大幅に削減することが期待されています。

サン社と富士通は、グリーンITを支えるプラットフォームとして、SPARC Enterpriseを提供しています。
最新SPARCプロセッサを搭載したSPARC Enterpriseにより、優れた性能向上と電力効率を実現し、環境負荷低減に貢献していきます。

ICTは今までは生産性向上のツールとして使われてきましたが、今後はエネルギーの利用効率を向上させるツールとして使われていくべきだと考えています。

[参考] プレゼンテーション資料 (サン社のwebサイトに掲載されているPDFへリンク)

展示デモンストレーション

SPARC Enterpriseの豊富なラインナップの中から、SPARC Enterprise M4000, M3000, T5240を展示・紹介しました。

富士通ブース

(上から)
SPARC Enterprise M3000,
SPARC Enterprise M4000,
SPARC Enterprise T5240

Interstage Interaction Manager
デモンストレーション画面

また、Webフロントアプリケーション構築基盤 Interstage Interaction Manager を実演を交えてご紹介しました。
Webシステムの構築と運用を支援するInterstage Interaction Managerは、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)フレームワークによる優れた操作性・応答性をもち、必要な情報のマッシュアップによる作業効率を改善するWebアプリケーションを実現します。