Windows Server 2012 / 2012 R2のDatacenter、Standard、Essentials、Foundationの違いを教えてください。
[ 回答 ]
DatacenterおよびStandardはクラウドテクノロジーを搭載し、あらゆる規模のビジネスに対応するエディションです。Datacenterは仮想化の活用とクラウドを構築する場合、Standardは物理環境への利用と単機能の仮想化の場合の製品です。この2つのエディションに機能面での違いはありません。
EssentialsおよびFoundationはどちらも小規模システム向けのエディションで、Essentialsは最大25ユーザーまたは50デバイス以下の組織向け、Foundationは最大15ユーザー以下の組織向けに設計されています。
Essentialsはメールやコラボレーション環境をシームレスに連携管理が簡単なオールインワンサーバです。一方、Foundationは低コストな多用途のサーバです。
製品に関する概要はマイクロソフトサイト「Windows Server 2012: 概要」「Windows Server 2012 R2」を参照してください。
[ 質問 ]Win2012
Windows Server 2008 R2とWindows Server 2012の違い(新機能)を教えてください。
[ 回答 ]
Windows Server 2012は、クラウドOSとして位置付け、大規模仮想化への対応強化、ストレージ管理機能の強化、Windows 8連携(VDI、Direct Access)により多様な作業スタイルに対応するなど、多くの機能追加・拡張が行われています。詳細は以下のサイトを参照してください。
Windows Server 2003 / Windows Server 2008の32-bit版からWindows Server 2012 / 2012 R2(64-bitのみ提供)へインプレースアップグレードできますか?
[ 回答 ]
できません。
32-bitから64-bitへのインプレースアップグレードはサポートしていません。新規にWindows Server 2012 / 2012 R2をインストールしてください。
なお、Windows Server 2008 SP2(64-bit) / 2008 R2 SP1からWindows Server 2012へ、Windows Server 2008 R2 SP1 / Windows Server 2012からWindows Server 2012 R2へインプレースアップグレードすることができますが、アップグレードするため十分な検討と検証が必要です。富士通では、新規インストールをおすすめしています。
[ 質問 ]Win2012
Win2012 R2
富士通で取り扱っているWindows Server 2012 / 2012 R2の製品を教えてください。
Windows Server 2012 / 2012 R2の製品形態により異なります。
PRIMERGYのWindows Server 2012 / 2012 R2 のOSオプション、PRIMEQUESTのイネーブルキットおよび、ボリュームライセンスにはCALは標準添付されません。パッケージ製品にはCALが標準添付されています。
インターネット経由でWindows Server 2012 / 2012 R2のライセンス認証が行えない場合、ライセンス認証する方法はありますか?
[ 回答 ]
電話による認証方法があります。パッケージ製品メディアまたはボリュームライセンスメディアを使用してWindows Server 2012 / 2012 R2をインストールした場合、電話で「マイクロソフトライセンス認証専用窓口」に連絡し、ライセンス認証を行えます。
[ 質問 ]Win2012
Win2012 R2
PCサーバ PRIMERGYと同時に購入したWindows Server 2012 / 2012 R2オプションの媒体を使用してOSをインストールした場合のライセンス認証方法を教えてください。
[ 回答 ]
物理環境にOSをインストールする場合は、ライセンス認証は不要です。
仮想環境にOSをインストールする場合は、サーバ添付のCOAラベルに記載のプロダクトキーを使用してライセンス認証を行ってください。但し、Windows Server 2012 R2 Datacenterでは、ホストのWindows Server 2012 R2 Datacenterがライセンス認証されていれば、自動的に仮想OSのWindows Server 2012 R2もライセンス認証される仕組みが取り入れられました。
なお、物理環境のインストールに使用するOSやメディアによって、仮想環境にOSをインストールできない場合がありますので、下記を参照のうえインストールしてください。
VMware を用いてサーバ統合基盤を構築します。ゲストOSは全てWindows Server です。Windows Server 2012 R2 Datacenter のライセンスを持っていれば、仮想インスタンスの実行権利は無制限ですか?
[ 回答 ]
物理環境において、Windows Server 2012 R2 Datacenter のプロセッサライセンスの使用条件を満たしていればゲストOSに対しては無制限です。DatacenterはゲストOS用の仮想インスタンスを実行する権利(ライセンス)を無制限に含みます。そのため、ライセンス上は何個でも、Windows ServerのゲストOSをインストールできます。
[ 質問 ]Win2012
VMware を用いてサーバ統合基盤を構築します。ゲストOSは全てWindows Server です。Windows Server 2012 Datacenter のライセンスを持っていれば、仮想インスタンスの実行権利は無制限ですか?
[ 回答 ]
物理環境において、Windows Server 2012 Datacenter のプロセッサライセンスの使用条件を満たしていればゲストOSに対しては無制限です。DatacenterはゲストOS用の仮想インスタンスを実行する権利(ライセンス)を無制限に含みます。そのため、ライセンス上は何個でも、Windows ServerのゲストOSをインストールできます。
[ 質問 ]Win2012
Win2012 R2
PRIMERGYにWindows Server 2012 R2 DatacenterをホストOSとしたHyper-V環境を構築します。Hyper-VのゲストOSをインストールする際、他のPRIMERGYに導入済みのWindows Server Standardのメディアを使用してインストールすることはライセンス上問題がありますか?
Windows Server 2012 / 2012 R2のインストール形態にServer Coreと完全インストールがありますが、違いは何ですか?
[ 回答 ]
Server CoreはGUIがなくコマンドラインによるシンプルな管理を行えます。一方、完全インストールはGUIがあります。従来はServer Coreでインストールした場合、必要なサーバの役割のみを実装してインストールすることになりましたが、Windows Server 2012 / 2012 R2では、Server Coreでもすべてのサーバの役割を実装してインストールできます。また、インストール後でもServer Coreと完全インストールの形態をOSの再インストールを行うことなく切り替えることができます。