高可用システムソフトウェア everRun® Enterprise/Express

everRun Enterprise/Express(高可用ソリューション)によりFUJITSU Server PRIMERGY2台を同期動作させ冗長化することでシステムダウンタイムの大幅な短縮ができる高可用なシステムを実現します。FT(Fault Tolerant)構成の保護はシステムレベルでの同期、HA(High Availability)構成はコンポーネントレベルで同期するeverRun MXの後継・同等機能製品となります。
従来の製品より構築・保守などの操作が簡易化され扱いやすい製品となっています。
ExpressではHA保護のみサポートとなります。
ストラタス社製 高可用システムソフトウェア「everRun」の販売終息について
高可用システムソフトウェア everRun® Enterprise/Expressは、以下スケジュールを以て販売終息いたします。
- 2022年5月31日 販売終息(2022年6月30日 出荷分まで)
本内容の詳細については当社担当営業までお問い合わせください。
PRIMERGYでのeverRun Enterprise/Express 利用情報
製品概要
- PRIMERGYを2台使用することでハードウェアの冗長化による高信頼システムを実現します。最新のサーバテクノロジーを活かしたコストパフォーマンスに優れた高可用システムの構築が可能です。
- ハードウェア障害を検知した場合、二重化されコンポーネントまたはサーバを自動的に切り離して業務を継続します。
- 2台のサーバ上で同期動作を行う保護された仮想マシンは、ネットワークやアプリケーションからは透過的に扱われるため、シングルサーバとして認識されます。既存のアプリケーション資産をそのまま高可用システムで運用可能です。
特長
- 性能の向上
FT構成でのマルチCPUに対応し、従来の製品より性能が向上しています。
- 複数の仮想マシンの同時運用
複数の保護された仮想マシンが同時に運用可能です。
FT構成・HA構成の混在も可能なため、サーバの集約や業務に最適な保護レベルを選択できます。
- 共有ディスクが不要
everRun Enterprise/Expressは独自の機構により各サーバのローカルディスクをミラーリングします。共有ディスクを使用しないでリアルタイムにデータの保護を実現するため、共有ディスクを導入するための追加投資や導入時の設定作業が必要ありません。
- 手軽に環境構築
everRun Enterprise/ExpressはインストールCD一枚と簡単な操作だけで構築・片系復旧が可能となります。
仮想環境のアーキテクチャー
- 仮想OS :
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012/2012 R2
Windows Server 2016
Windows Server 2019
- FT/HA制御 everRun Enterprise/Express
everRun EnterpriseではFTおよびHA構成をサポートします。
everRun ExpressではHA構成をサポートします。

everRun ご紹介動画 (6分1秒)
実際に高可用システムソフトウェア everRun® を利用してFTシステムを構築。実機デモンストレーションで高可用システムを分かりやすく解説します。 [2016年7月掲載]
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