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Windows Server 2003で稼働していたすべてのサーバをWindows Server 2012のHyper-Vによる仮想環境に移行。
運用負荷の軽減とシステムダウン時の復旧時間の短縮、将来のクラウド化を見据えた環境を実現

東海物産株式会社様 外観写真

東海物産株式会社様 導入事例


農薬や農業用生産資材の卸会社である東海物産株式会社では、Windows Server 2003搭載のサーバ6台で社内のシステムを運用してきました。しかし、サポート終了が間近になったことをきっかけに、同社は全サーバの仮想化について検討を行った結果、Windows Server 2012のHyper-Vで仮想環境を構築し、より効率的な運用を目指すことにしました。半年ほどの準備期間を設け、現状の把握や移行フローを策定。すべての移行作業を社内で行い、計画とおりに仮想環境へ全サーバを移行しました。新しい環境では3台の富士通のPCサーバFUJITSU Server PRIMERGY TX200 S7で、8台の仮想マシンを稼働。運用負荷の軽減とシステムダウン時の復旧時間の短縮を実現すると同時に、将来のクラウド化に向けた第一歩を踏みだすことができました。

[ 2014年12月3日掲載 ]

【導入事例概要】
ハードウェア PCサーバ:FUJITSU Server PRIMERGY TX200 S7
ソフトウェア Windows Server 2012 Datacenter (Hyper-V)
【課題と効果】
1 サーバ運用担当者の業務負荷を軽減したい バックアップが容易になり、運用担当者の負荷を軽減。
さらに、将来的にメインのシステムをクラウド化、バックアップを社内に置く運用へのステップへ
2 運用管理手順を他社員と共有したい 障害時の復旧などの手順が容易になったことにより、運用管理作業の情報共有が容易に。属人化しない運用体制を構築
3 サーバがダウンすると復旧に数日要し、受発注の業務が手作業に。業務のリスクを軽減したい 障害時にすべて再構築する手間が省け、復旧時間を半日程度に短縮。業務アプリケーションの復旧も速やかになりリスクを軽減

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導入の背景

仮想化でシステムのバックアップや復旧も容易にすると同時に、管理運用の効率化を目指す

東海物産株式会社 総務部 電算課 永戸 文基 氏の写真
東海物産株式会社
総務部 電算課
永戸 文基

東海物産株式会社(以下、東海物産)は1947年に設立。三重県四日市市を本社とした農薬や農業用生産資材の卸会社です。農産物の輸入や生産農家の大型化、法人化による大規模な農業生産などの動きの中で、農業生産者を取り巻く環境は厳しさを増しており、生産の合理化、農産物の安定供給に加えて、食の安全、安心の実現が求められています。東海物産は生産者のニーズと消費者の要求に応えるべく、農薬を中心にビニールハウス用の農業用生産資材などを農業協同組合や小売店に販売しています。また、ゴルフ場や各種施設向け緑化事業と自治体向け環境保全・救急救護用品も手掛けています。
名古屋、豊橋、北陸、三重、岐阜の5つの支店を持つ東海物産ではITインフラについて、できるだけコストをかけずに、汎用的な製品を利用する形で運用してきました。社内システムとしては、サーバ6台で運用していましたが、2012年に1台目のファイルサーバ導入から5年が経過し、ハードウェアサポートの期限を迎えることから、他の5台とともにリプレースの検討を始めました。東海物産 総務部 電算課 永戸 文基 氏が語ります。

「私一人でサーバを管理していたため、他の社員でも簡単に扱えるようにしたいと考えました。そこで思い浮かんだのがサーバの仮想化です。仮想化すれば、バックアップも簡単に取れますし、システムの復旧もメニューから選択するだけで簡単にできます。これからはクラウドが主流になってくると思いますが、それにも対応できるのではないかと考えました」

導入の経緯

ハードディスクのI/Oスピードと静音性から富士通のサーバを採用。ハイパーバイザーの導入費用が不要なWindows Server 2012 Datacenterを選定

東海物産がサーバの仮想化を検討し始めた直後の2012年9月にWindows Server 2012が発表されました。そのタイミングで、同社は導入する仮想化ソフトの比較を行いました。

「最も重視したのは導入コストです。Windows Server 2012はハイパーバイザーのコストが発生しませんので、Hyper-Vで仮想化するのがベストだと考えました。そこで、マイクロソフトのTechNetや富士通のサーバ導入事例を参考にしながら検討し、2013年春、最終的にWindows Server 2012の導入を決めました。Windows Server 2012 Standardでは搭載できる仮想マシンの数に制限があることから、制限のないWindows Server 2012 Datacenterを導入することにしました」(永戸 氏)

そして、ハードウェアプラットフォームの検討を行い、各社の製品を比較、最終的に富士通PCサーバPRIMERGYを選択しました。

「以前から1Uサーバを使用していましたが、オフィス内にサーバを設置しているため、ファンの音が気になっていました。そこで各社の製品を比較検討したところ、PRIMERGY TX200 S7が39デシベルと最も低く、音が気にならないと思いました。また、3台のサーバとUPS 2台の一括管理構成のため、メンテナンスが容易で運用しやすく、HDDの回転数も15,000rpmと高速なこと、さらに保守サポートが5年と長く、サポート拠点も近くにあることも安心材料になりました」(永戸氏)

移行にあたっては、半年ほどかけてネットワークも含めて現状を把握するためのアセスメント調査を行いました。そして、疑問点を細かく抽出して一覧表にし、必要なスペックや構成などを検討した上で、移行フローを策定し、手順書を作成しました。

「一番悩んだのはひとつの物理サーバに何台の仮想マシンを割り当てるかでした。多すぎると、1台ごとの負荷が増えますし、少ないと物理サーバの数が増えるため費用がかさみます。そこで、富士通の仮想化サイジングツールを使って、仮想マシンの割り当てを設計、今後5年間の拡張見込みを考慮に加えて、モデルを決めました」(永戸氏)

システム概要と構築

3台のサーバからなる仮想環境で、Windows Server 2012をゲストOSとして、8台の仮想マシンが順調に稼働

導入モデルを決めた東海物産では2013年7月ごろから構築作業を開始。ラックの組み立てから機器類の設置、ケーブルの配線、システム構築までのすべてを自社で行い、2013年11月には移行を完了させ、新しいサーバの稼働を開始しました。
新しい環境は3台のPRIMERGY TX200 S7で構成されており、Windows Server 2012のHyper-V上で、Windows Server 2012をゲストOSとして、以前は物理サーバで運用していた8台のシステムが動いています。
また、受発注システムはRemote APPにより、全画面を占有せずにアプリケーションウィンドウとして起動することが可能になったため、関連会社も含めて170台あまりのクライアントPCで、Webページにある商品の確認やPDFの説明などを見ながら、受発注業務が可能になりました。

東海物産様システム構成図
東海物産様システム構成図

導入効果と今後の展望

システムがダウンしたとしても復旧時間を半日程度に短縮、受発注業務への影響が軽減。クラウド対応への第一歩も踏みだす

仮想環境での運用を開始して1年あまり、システムは順調に稼働しています。新しい仮想環境をベースにしたシステムによって、東海物産では運用負荷とサーバ障害による業務リスクを大幅に減らすことができました。今まではサーバで障害が発生し、システムが停止してしまった場合には、部品を交換し、Windowsの再設定を行い、その上でアプリケーションをインストールしていたため、復旧に数日を要し、その間システムを利用することはできませんでした。

「受発注システムがダウンすると、今まではサーバの復旧に2、3日かかっていたので、その間に受発注したものは手書きで記載し、手作業での入力となるため、手間がかかるだけでなく、数字の書き間違いが起こる可能性もありました。それがWindows Server 2012のHyper-Vによる仮想化により、万が一ダウンしたとしても半日から1日程度で復旧できるようになったので、運用負荷とサーバ障害による業務リスクを大きく減らすことができました。また、将来的にはサーバ群のクラウドへの移行を視野に入れていますので、それに向けた第一歩も踏みだすことができました」(永戸 氏)

サーバの仮想化を実現した東海物産では現在、グループウェアの導入を検討しており、その上で、次回のシステム更新時にはIaaSを導入して、サーバをクラウド化し、バックアップを社内に置いておく形にしていく考えです。

【東海物産株式会社様 概要】
本社所在地 三重県四日市市高角町2997番地
設立 昭和22年4月7日
資本金 8,145万円
従業員数 138名
主な事業内容 農薬、農業用生産資材等の販売
環境保全、救急救護用品の販売
施設向け緑化事業
ホームページ 東海物産株式会社様のロゴマーク
東海物産株式会社 ホームページOpen a new window

【導入事例(PDF版)】

Windows Server 2003をお使いの皆様へ

2015年7月15日をもって、Windows Server 2003のサポートが終了しましたできるだけ早く最新のOSへの移行をご検討ください

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