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FUJITSU Server PRIMERGY導入により、
太陽企画様の "+Ring" がレンダリング機能を強化。
その背景をシステムエンジニアが語る

太陽企画株式会社 +Ringロゴ

太陽企画株式会社様 導入事例


太陽企画株式会社様では、CMを中心とした広告映像全般の企画から制作までを行なわれています。
同社では長年CG制作を担ってきたスタッフが中心となり、2014年7月に "+Ring" (リング)というユニットを結成されました。
2015年2月には本社近くに独立したスタジオを設立し、同年5月にはレンダリングサーバとして富士通の「PRIMERGY」を導入されました。+Ringでシステムエンジニアを務める萩原正暢様に導入の背景を語っていただきました。

[ 2016年1月27日掲載 ]

【導入事例概要】
ハードウェア FUJITSU Server PRIMERGY CX400 M1
FUJITSU Server PRIMERGY CX2550 M1
【課題と効果】
1 4K 及び長尺のイベント映像制作において、現行サーバスペックでは迅速な対応が困難な状況だった 高速レンダリングサーバを導入する事で、高精細大型映像などレンダリング負荷が高い案件でもクライアントへ "攻めの企画" が可能となった
2 設備の都合上、スペースに余裕がなく、電源設備が100Vにしか対応していない 2U4ノードタイプのCX400 M1サーバの導入により、半分のスペースで済み、且つ100V電源にも対応
3 サーバの導入にはセットアップの⼿間、故障時の対応などの不安がある 試験導入から問題の原因究明、解決のサポートを行い、導入後も即日対応のサポート体制により不安を払拭

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導入の背景

高精細・長尺の案件に対応するため、サーバのリプレイスを決定

萩原様が太陽企画に入社したのは1998年。以来、長年にわたり同社のCG制作をシステムエンジニアとして支えてきました。
「当社はCMのプロデュース会社ですが、1986年にCGセクションを発足し、早い時期からフルCGやVFXを取り入れたCM制作に挑戦してきました」。企画から制作まで一環して対応できるため、最短の期間で最良のCMを制作できることが強みだと萩原様は語ります。


太陽企画株式会社
+Ring システムエンジニア
萩原正暢

そして最近は、4K・8Kといった高精細映像や、CM以外の映像の依頼も増加しているといいます。「昨今のプロモーションは、様々な媒体を使い、多角的に展開する事例が一般的になっています。そのため、CMに加え、Web用コンテンツ・イベント向け大型映像・インタラクティブコンテンツなども合わせて制作してほしいという相談が増えているのです」。あらゆるプロモーション映像に対応し、クオリティ管理・コストダウン・スピードアップを約束する、そんな総合映像制作会社が今の時代には必要とされています。そう感じたことが、+Ring結成のきっかけだったと萩原様はふり返ります。

独立したスタジオを設けることになった+Ring。このタイミングでレンダリングサーバを増強することは緊急課題だったといいます。「例えば、これまで2Kで制作してきた映像が4Kになれば、約4倍の計算量が必要です。30秒のCMと5分のイベント映像とでは、計算量に約10倍の開きがあります。

総合映像制作会社を自称するからには、高精細・長尺の案件に余裕をもって対応できる体制の構築が必須でした」。そこで萩原様は、既存のレンダリングサーバの半数を、高性能で信頼性の高いものへとリプレイスするための選定作業に入りました。

導入のポイント

同業他社への納入実績を背景とする、富士通の的を射た提案

萩原様がリプレイスを検討していた当時、同社のCGセクションは20台のレンダリングサーバを所有していました。そのうちの半数は導入から5年が経過したもので、案件によってはレンダリングサーバをレンタルする必要があり、レンタル代金・セットアップの手間・故障時の対応など、不安要素が多々ありました。
「これまでは高さ1Uのシャーシに1ノードを搭載するタイプのサーバでした。2月のスタジオ移転でラックスペースに余裕はできたものの、今後も定期的にサーバを増強する可能性を考慮すると、なるべく省スペースのものを選んだ方が得策だろうと思いました。また、新スタジオは100V電源にしか対応しておらず、この点も考慮する必要がありました」。そこで萩原様は、選択肢を "2U4ノードタイプ" と "100V電源対応" に絞り、サーバの選定を行ないました。富士通からの導入提案を受けたのは、ちょうどこのタイミングだったといいます。いわゆる "飛び込み営業" での提案だったが、富士通のスタッフによるサポート体制や他メーカーとの相違点などの説明は的を射ており、好印象だったと萩原様はふり返ります。


+Ringが新たに導入した3台のFUJITSU Server PRIMERGY CX400 M1。
1台につき4ノード、合計12ノードのサーバが搭載されています。

「聞けば同業他社への納入実績があるそうで、確かにCG・映像業界の事情をよく理解していると感じました」。
このとき、富士通からはワークステーションタイプ、サーバタイプの両方を含む、様々なプランが提案されました。そのなかから萩原様が選んだのが、「FUJITSU Server PRIMERGY CX400 M1」でした。本機は高さ2Uのシャーシに最大4台のサーバノードを格納できる2U4ノードタイプの高密度サーバで、100V電源にも対応しています。当初から萩原様が掲げていた条件をすべて満たす製品でした。
「加えて、サーバラックへの着脱・配線が簡単で、メンテナンスしやすい点も魅力的でした。とはいえ、試験導入時はもちろん、その後の本格導入でも、富士通のエンジニアがしっかりとサポートしてくださったので、自分の手でセットアップする必要のないまま現在に至っています」。

導入後の現状

リプレイス後は、これまで諦めていた表現や、急な修正対応も可能に

約1.5ヶ月におよんだ試験導入では、既存サーバの使い勝手との比較検証が行われました。
「当社の使用OSはWindows系、アプリケーションはMaya・3ds Max・CINEMA 4D・Houdini・After Effects、NUKEなどです。これらが安定動作するかどうかの確認が、検証の主な目的でした」。
途中、OSが起動しないという不具合が発生したものの、富士通のエンジニアが何度も来訪し、親身になって原因を究明、解決策を提示してくれたと萩原様は振り返ります。
「不具合の原因は、試験導入とほぼ同時期にリリースされたWindowsの新しいパッチでした。それを突き止めたうえ、パッチを当てた状態でも問題なく稼働するように、サーバ側の不具合を修正した状態で再出荷してくださったのです」。このように富士通の事業部をあげたサポート体制は万全を期しており、導入に対する不安は完全に払拭されたと萩原様は語ります。

本格導入から半年以上が経過した現在に至るまで、約15人のアーティストが日々使用しているが、評判は非常に良いといいます。「5年前に導入した10台の既存サーバは、今回の富士通のサーバ導入を機に手放しました。一方で、2年前に導入した残る10台の既存サーバは、現在も使用しています。とはいえ "できれば富士通の新しいサーバでレンダリングしたい" というのがアーティストの本音のようです」。
とりわけ、メモリを大量消費するシミュレーションのトライ&エラーや、高精細映像の再レンダリングを安心して実行できるようになったメリットは大きいと萩原様は強調します。「これまで諦めていた表現や、急な修正対応が可能になったことで、アーティストはもちろん、お客様の満足度も向上しています」。

攻めの企画提案やプレゼンも可能になり、プロデュース力も強化

加えて、サーバ増強は同社のプロデューサーたちにとっても追い風になっているといいます。
「高速なレンダリングサーバを社内で保有していることは、他社にはない強みです。プラネタリウムのような360°全天周映像・高精細な大型映像・インタラクティブコンテンツなど、レンダリング負荷が大きい案件であっても、これまで以上に攻めの企画提案やプレゼンテーションができるようになりました」。
最近は4Kか、それ以上の高精細映像を常時手がけているのに加え、KinectやOculus Riftを使った案件にも意欲的に取り組んでいるそうです。

サーバの本格導入以降、富士通にはオンサイト保証を依頼しており、これも大きな安心材料になっていると萩原様は補足します。「導入から1ヶ月が経過した頃、CSSランプが点滅しエラーを警告したことがありました。再起動したら正常に稼働したものの、気になったので富士通のサポートに連絡したら、即日駆けつけてくださったのです」。入念にサーバをチェックした富士通のエンジニアは、念のためにメモリを交換、さらに予備のCPUも即日取り寄せてくれたといいます。「結果的にCPUは交換しなかったのですが、本当に手厚いサポート体制でした」。CMをはじめ、短納期の案件が多い同社では、たった1日のロスが深刻な事態へと発展する危険性がある。だからこそ、富士通による即日対応のサポートの価値は大きいといいます。


日本コカ・コーラ株式会社「い・ろ・は・す 魔法のもも」TVCM映像

レンダリング負荷の大きい案件は、今後も堅調に増加していくだろうと萩原様は語ります。「近い将来、さらにレンダリングサーバを増強したいと考えています。それに追随して、ストレージサーバやネットワークも増強する必要があります。当社では、常にその時代の最新映像を制作してきました。今後もその姿勢を維持するため、あらゆる面から体制の強化を図っていきたいです」。


木材をふんだんに使用した+Ringのスタジオ。
ケーブル類は全て床下に収納されており、すっきりとした印象の空間になっています。

【太陽企画株式会社様 概要】
本社所在地 東京都港区新橋5-21-1
代表者 岩井 健二
設立 1968年2月5日
資本金 6,000万円
ホームページ 太陽企画株式会社 ホームページOpen a new window

ユニット名:+Ring(リング)

1986年に発足した太陽企画のCGセクションを基盤として、2014年に新設されたCG・デジタルコンテンツ制作に特化したユニット。太陽企画で培われてきたプロデュース機能と、CG・デジタルコンテンツ制作の専門性を融合させ、CM・Web・イベントなど多様な媒体に向けた映像を制作、新たな価値の創出を目指している。
+Ring(リング) ホームページOpen a new window

【導入事例(PDF版)】

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