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情報系のサーバをWindows Server 2003からWindows Server 2012 Hyper-Vの仮想環境に移行。
BCP対策のためのデータレプリケーション体制を整備

東松山市様 外観写真

東松山市様 導入事例


東松山市では、今までドメインコントローラーをはじめとして、ファイルサーバ、メールやスケジュール管理、会議室予約に使うExchange Server、庁内掲示板として利用していたSharePoint Serverなどの情報系サーバ群をWindows Server 2003搭載のサーバで運用してきました。しかし、Windows Server 2003のサポート期限である2015年が迫る中、同市ではBCP体制の整備やサーバの集約、Active Directoryによる認証の強化などを目的に、Windows Server 2012への移行を決定。その結果、Windows Server 2012のHyper-Vで仮想環境を構築することによって、サーバ台数が5台に半減し、サーバ室の消費電力も大幅に削減できました。さらに、BCP対策も行われ、災害に備えたデータレプリケーション体制も同時に整備することができました。

[ 2014年8月14日掲載 ]

【導入事例概要】
ハードウェア
PCサーバ: FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S7
FUJITSU Server PRIMERGY RX100 S7
ストレージ:FUJITSU Storage ETERNUS DX80 S2
ソフトウェア Windows Server 2012 Datacenter (Hyper-V)
【課題と効果】
1 セキュリティを確保しつつ、職員が使いやすいようにクライアントPCを管理したい 強化されたActive Directoryの機能により、クライアントPCを集中管理
2 サーバの台数を減らしてサーバ室のスペースを確保したい 仮想化集約によりサーバ台数を半減
3 ファイルサーバの容量不足を解消したい 外部ストレージを利用し、随時容量を増やせる柔軟なシステム構成
4 災害に備えBCP対策をしたい 本庁と庁舎間でデータをレプリケーション。緊急時には切り替えてシステムを稼動

icon-form 本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

Windows Server 2003のサポート終了が迫る中、富士通のサーバとストレージを採用。
ファイルサーバの容量不足の解消とActive DirectoryによるPCの集中管理を計画

東松山市 総務部情報システム課 主任 新井 武彦 氏の写真
東松山市
総務部情報システム課
主任
新井 武彦

埼玉県中央部に位置する人口約9万人の東松山市は、2014年、市制施行60周年を迎える自治体です。同市は比企丘陵の豊かな緑に囲まれながら、都心まで最短44分という便利な環境の中で、毎年11月には、10万人以上が集まる世界で2番目の規模を誇る国際ウォーキング大会「日本スリーデーマーチ」が開かれることでも有名です。
東松山市では、セキュリティを確保しながら、いかに使いやすいようにするかを最大のテーマにして、ITインフラを運用しています。東松山市 総務部情報システム課 主任 新井 武彦 氏が語ります。

「長年、Windows Server 2003を利用してきましたが、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012とActive Directory関係の機能が飛躍的に強化されてきています。また、Windows Server 2003のサポート期限が2015年に迫っていますし、サーバが老朽化したり、ファイルサーバのディスクの空き容量がギリギリになるまで、ファイルが増え続けていたりなどの課題があり、これらを背景に、情報系サーバの更新を計画しました」
そこで同市は、サーバに富士通のFUJITSU Server PRIMERGYを、外部ストレージにはFUJITSU Storage ETERNUSを採用しました。

導入の経緯

BCP対策とサーバの集約のため、Windows Server 2012搭載のサーバで、Hyper-Vによる仮想環境を構築、3か月で移行を完了

東松山市 総務部情報システム課 主査 大石 和夫 氏の写真
東松山市
総務部情報システム課
主査
大石 和夫

従来の情報系サーバは1台のサーバでひとつのシステムを動作させる形にしており、災害に備えたシステムの二重化を行っていませんでした。しかし、東日本大震災の経験も踏まえ、東松山市では万一の事態に備えて、情報系サーバも直ちに復旧できるような体制を構築することにしました。また、サーバ室の面積が限られている中で、サーバは全台で50数台に増加しており、空調能力が限界に達しようとしていました。そのため、サーバの集約や統合も大きなテーマになっていました。東松山市 総務部情報システム課 主査 大石 和夫 氏が説明します。

「BCP対策の実現とサーバの集約や統合を行おうとした時に、ベストの選択はサーバの仮想化です。サーバの仮想化が企業や他の自治体でも採用され、一般的になっている中で、新しいシステムでも仮想化を導入しようと考えました」

東松山市 総務部情報システム課 主事 岸澤 彦明 氏の写真
東松山市
総務部情報システム課
主事
岸澤 彦明

こうして、東松山市ではサーバの更新にあたって、サーバの仮想化、既存環境を生かし、コストを抑えたBCPの実現、サーバOSとしてWindows Server 2008 R2ないしWindows Server 2012の採用、庁内の掲示板用としてMicrosoft SharePoint Foundationの採用などを要件に、各ベンダーに提案を求めました。そして、2013年6月、指名競争入札の結果、富士通マーケティングの提案が採用され、同社が構築を担当することになりました。東松山市 総務部情報システム課 主事 岸澤 彦明 氏が語ります。

「今までの環境を移行することを最大の要件にしていたのですが、システムの移行では要望したことをすべてが実現しました。構築期間は3か月と短期で厳しかったのですが、富士通マーケティングからは単純に移行するだけではなく、Active Directoryのデータ整理や不必要なデータの削除、SharePoint Serverや Exchange Serverの各種設定情報などの提案も受けながら、スムーズに移行することができました」

システム概要

本庁と自家発電装置を持つ庁舎間でデータをレプリケーション。データセンター等を使わず低コストでBCP対策。

こうして、2013年10月、情報系サーバ群の新しいシステム環境が稼働開始しました。 本庁サーバ室内のPRIMERGYの具体的な設置状況は、Windows Server 2012 Hyper-Vが動作する仮想環境用サーバ 2台、ドメインコントローラー用のサーバ 1台、ファイルサーバ 1台、バックアップサーバ 1台の合計5台です。
これらのサーバはいずれもWindows Server 2012をOSにしており、富士通のストレージETERNUSにSAN接続されています。また、仮想環境ではExchange Server、SharePoint Foundation、ウイルス対策プログラムなど6台の仮想マシンが動作しています。さらに、本庁から7kmほど離れた自家発電装置を持つ水道庁舎に、バックアップ用のファイルサーバ、ドメインコントローラーサーバが置かれています。そして、本庁とでデータのレプリケーションを行っており、ファイルと仮想サーバのイメージがコピーされ、万一の時は直ちに切り替えられるようになっています。

「Windows Server 2012が出たばかりの時に、マイクロソフトの担当者から、Windows Server 2012の説明を受け、今回、Windows Server 2012を中心に据えた仕様にすることができました。ファイルサーバは当初、専用OS搭載のアプライアンス製品を考えていましたが、話しを聞いて、Windows Server 2012でも同様の機能がサポートされていることが分かり、信頼性などのポイントからWindows Serverを採用しました」(新井氏)

システム構成図

導入効果と今後の展望

サーバ台数は半減、空調用消費電力は大幅削減、ファイルサーバのレスポンスも大幅に向上

新しい情報系システムでは、Hyper-Vによる仮想化によってサーバが10台から5台に半減した結果、2つ使っていたラックは1つで済むようになりました。そして、空調用の電気料金も大きく減りました。また、ファイルサーバのレスポンスは非常に速くなり、ディスク容量も大幅に増えたため、余裕を持って運用することができるようになりました。

「システムは大きく変わりましたが、職員はそれを意識せずに、今までと同じ使い方で、PCを操作しています。使い方が変わらないのはとても重要で、大きく変わると、職員から問い合わせが殺到して、情報システム課の業務に支障をきたしてしまいます。ですから、操作性がまったく変わらないのはとてもありがたいです」(大石氏)

富士通のサポートに対する評価もとても高いものがあります。

「私たちが気付かないうちに、サーバの障害を保守センターで検知しています。富士通から連絡があり、対応してもらえるので、安心して任せることができます。また、私たちがシステムの状況を把握したいため質問をすると、丁寧に説明してくれるので助かっています」(新井氏)

今回の成果を踏まえて、東松山市では仮想化に軸を置いて、今後のシステムを検討していく予定です。今年度、更新するインターネット関連のサーバ7台はアプライアンスサーバ1台を除いて仮想化する方針で、現在運用中のHyper-Vの上で、仮想マシンとして動かしていく考えです。

【東松山市様 概要】
所在地 埼玉県東松山市松葉町1-1-58(東松山市役所)
総人口 89,264人(平成26年4月1日現在)
世帯数 36,781(平成26年4月1日現在)
ホームページ 東松山市様のロゴマーク
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【ご紹介した製品・サービス】

【導入事例(PDF版)】

Windows Server 2003をお使いの皆様へ

2015年7月15日をもって、Windows Server 2003のサポートが終了しましたできるだけ早く最新のOSへの移行をご検討ください

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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