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  7. 株式会社フジトランス コーポレーション様

富士通製品をプラットフォームに、50拠点800台の仮想デスクトップを運用
VMware HorizonとFUJITSU Server PRIMERGYで、高いパフォーマンスの高信頼性環境を実現

株式会社フジトランス コーポレーション様 外観写真

株式会社フジトランス コーポレーション様 導入事例


フジトランス コーポレーションでは、全国50カ所800台に上る業務用PCを仮想デスクトップ環境に移行させ運用しています。
富士通のブレードサーバ、ストレージをプラットフォームに採用し、VMware製品で仮想デスクトップ化を実現。仮想化困難なPCはPC全体を自動バックアップ、リストアしています。これによって、フジトランス コーポレーションでは各拠点のデータを集約、事業継続性とデータ保全性の向上を実現しています。

[ 2015年6月30日掲載 ]

【導入事例概要】
ハードウェア ブレードサーバ:FUJITSU Server PRIMERGY BX924 S4
ストレージ:FUJITSU Storage ETERNUS NR1000 F3220/F2220
ソフトウェア デスクトップ仮想化ソリューション:VMware Horizon
  (デスクトップ仮想化:VMware View、物理デスクトップ統合管理:VMware Mirage)
【課題と効果】
1 50拠点、業務用PC 800台で作成したデータの保全 災害発生時の業務継続性とデータ保全性の向上
2 災害発生時の業務継続性の確保と故障時のPCの迅速な復旧 50拠点に配置された800台の業務用PCの管理負荷の軽減
3 デスクトップ仮想化困難な専用PCの動作環境を確実にバックアップ デスクトップ仮想化困難なPC動作環境の自動バックアップと迅速な リストア

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導入の背景

東日本大震災で被災し、ドキュメント保全の重要性を認識

フジトランス コーポレーション(以下、フジトランス)は1952年に設立された名古屋市に本社を置く海運を中心とした総合物流会社です。同社は名古屋を本拠に全国に約50カ所の拠点を設けています。自社船・定期傭船合わせて7隻の内航船で北は北海道苫小牧から南は沖縄まで主要港を結び、自動車をはじめとする貨物の海上輸送を中心に各種事業を展開しています。さらに、2013年にはインドネシアとミャンマーに現地法人を設立、2014年にはタイに倉庫を、フィリピンに現地法人を設立するなど海外にも積極的に展開しています。

フジトランスでは2011年3月の東日本大震災で、仙台港の仙台支店と八戸港の八戸出張所が津波で被災、業務用PCが使用不能になり、業務が行えなくなりました。「震災直後、両拠点の復旧作業に携わりましたが、現地の社員が望んでいたのは業務システムの復旧と同時に、自分たちが作成したワードやエクセルのドキュメント、メールなど業務システムに登録される前の個人で管理しているデータでした。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、業務システムの仮想化やデータセンターの運用などシステムの災害対策は完了していたものの、業務を行う上で重要なものは社員の手元にあるデータだということに改めて気づかされたのです」とフジトランス コーポレーション 情報システム部 IT管理課 課長 成田樹彦氏は語ります。加えて、当時PCがWindows 7に移行する直前で、Windows XP端末が販売終了されており、フジトランスでは被災した台数分のWindows XP端末の調達が困難を極めました。そのことから、フジトランスでは、端末に依存しないPC環境の必要性を強く感じました。また、端末の多様化への対応など次世代ワークスタイルの実現や、それに伴う管理対象機器の増加とその管理の効率化も検討課題となっていました。

株式会社フジトランスコーポレーション 成田樹彦氏の写真
株式会社フジトランス コーポレーション
情報システム部 IT管理課 課長
成田樹彦

導入のポイント

自社環境との親和性からVMware Horizon、
事前アセスメント実施で富士通を選ぶ

その経験から、フジトランスでは、全社で約800台ある業務用PCについて、仮想デスクトップ環境に移行することを決めました。当初、BCPとして、NASで個人管理のデータを別拠点にバックアップする案も検討しました。
しかし、NASのI/Oパフォーマンスに懸念が残り、高性能なNASを採用すると、パフォーマンスはよくても、ネットワークとも併せて導入コストが高額となる上、運用が煩雑となるため、全体最適化の観点から仮想デスクトップ環境を選びました。

株式会社フジトランスコーポレーション 吉田剛氏の写真
株式会社フジトランス コーポレーション
情報システム部 IT管理課 主事
吉田剛

デスクトップ仮想化の目的として、第一は本社や拠点が災害に遭った時でも、ITシステムを被災前の状況に迅速に原状復帰させるBCP対策の確実な実現です。各部門や拠点で使っているPCには専用アプリケーションやドキュメントがあるため、他拠点のPCでは代行できず、それをカバーすることが必要です。第二はPCで作成されたドキュメントなど各種データのバックアップ体制の確立です。「各拠点にNASは用意されていますが、作成したドキュメントのバックアップは社員が行わなければならず、バックアップは完全ではありませんでした。それを自動でバックアップできるようにしたいと考えました」とフジトランス コーポレーション 情報システム部IT管理課 主事 吉田剛氏は語ります。第三はITによる業務の効率化と次世代ワークスタイルの構築、また第四はスマートフォンやPCなど管理機器の増加に対する管理の効率化と故障時の業務中断時間の短縮です。

その上で、フジトランスでは複数のベンダーに提案を求めましたが、いずれの提案もコネクションブローカに他社製品を、プラットフォームにVMware vSphereを選択した構成でした。「異なるメーカの製品を組み合わせると、製品のサポート期間も異なりますし、ライセンス料も高くなります。一方で、私たちは2008年からvSphereによる仮想環境でサーバを運用しており、『VMware Horizon』とvSphereの組み合わせで構築したいと考えておりました」(吉田氏)。

フジトランスの要望に応え、再度VMware製品での統一と検証環境及び事前アセスメントの提案を行ったのが富士通でした。「導入前の製品別検証環境とアセスメントを提案したのは富士通だけで、それが決め手になりました」(成田氏)。その結果、VMware HorizonとVMware vSphereの組み合わせがパフォーマンスに問題がなかったため、導入を決定しました。

システム概要

仮想化が困難なPCのデータも含めてデータセンターに集約

フジトランスでは2014年5月にVMware Horizon(with View)による仮想デスクトップ環境の構築をスタート、9月には仮想デスクトップの展開を開始、12月には業務用PC 800台全てに展開を終えました。仮想デスクトップ環境ではブレードサーバ「PRIMERGY BX924 S4」とストレージ「ETERNUS NR1000 F3220」と「ETERNUS NR1000 F2220」をプラットフォームに、vSphere上で、約800台の仮想PCが稼働しています。また、港湾業務では、バーコードなど特殊な文字を印刷するローカルプリンターを接続したPCが使われており、それらは仮想デスクトップ環境に移行できません。しかし、BCPの実現には、それらも含めて例外を残さずに、データセンターに集約することが必要です。そこで、フジトランスでは、「VMware Mirage」を導入、仮想化できないPCの動作環境を自動バックアップし、復元先が異なる機種でも迅速にリストアできるようにしています。

システム概要図

導入後の現状

順調に稼働する仮想デスクトップ環境。ワークスタイルの変革への貢献とともにセキュリティレベルの向上も

現在、仮想デスクトップ環境は順調に稼働しており、ユーザーの不満は最小限となっています。「2014年末に、経営層と部門長にタブレット端末を配り、仮想デスクトップが使えるようにしました。経営層からは海外でも使えて非常に便利だという声が上がっております。仮想デスクトップ環境構築の際に、『いつでも、どこでも、どんな端末でも』という目標を打ち出しましたが、まさにそれが実現でき、次世代ワークスタイル実現に向けた大きな一歩を踏み出すことができました。また、これらの端末にはローカルで一切データを残さず、OSを含めデータのすべてがサーバ側の管理になるため、データの保全性を高め、情報漏えいに対する強固なセキュリティを確保できます。お客様からお預かりしたデータを厳重に管理していることに対する安心感を高めており、『信頼できる会社』としてのアピールにも一役買っています」(成田氏)。

今後の展望

グループ会社、海外現地法人のクライアントも仮想デスクトップに移行

管理者サイドから見ると、PCの障害発生から復旧までの時間を大幅に短縮できる点も仮想デスクトップ環境のメリットです。「先日もある拠点でPCが故障により起動しなくなりましたが、予備のPCに数分で切り替えることができました。今までであれば、障害の受付から復旧まで短くても1日、長ければ2-3日はかかっていました」(吉田氏)。

輸送業務は休日も関係なく行われているため、休日で本社が休みの時にPCに障害が発生すると、今までは情報システム部の担当者が会社に出社して、対応していました。「仮想デスクトップになってからは、障害発生の連絡を受けると、会社に行かなくても、モバイルPCやタブレットから使い慣れた仮想デスクトップ画面に入り、システムの稼働状態などを確認、必要な指示を出すことができます。2015年の年始休暇中に業務サーバに障害が発生したのですが、新幹線車中から状況確認、担当者への通知、修理手配まで全て行うことができました」(成田氏)。

こうした成果の上に、フジトランスでは今後、グループ会社の業務用PC約200台を仮想デスクトップ環境に移行、併せて海外現地法人のPCも仮想環境へと移行していく考えです。

【株式会社フジトランス コーポレーション様 概要】
本社所在地 愛知県名古屋市港区入船1-7-41
設立 1952年9月
従業員数 1,271人
業種 総合物流業
主な事業内容 「総合物流企業」として、港湾運送、内航海運、輸出入業務などを展開している

【導入事例(PDF版)】

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