富士通サーバ ISV/IHV技術情報
「PRIMERGY BX600-SANUPSシリーズ」接続によるシャットダウン検証結果

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山洋電気株式会社 様

検証事例

検証実施日：2004年11月2日

検証主旨／概要

PRIMERGY BX600（ブレードサーバ）に対して、UPSからシャットダウン制御が行なえるか検証する。

検証環境／報告

検証環境

検証結果

	試験構成	結果
1	管理端末上のSANGUARD IV LiteからマネージメントブレードへTelnet接続する	○
2	UPS（LAN インターフェースカード）からマネージメントブレードへTelnet接続する	○
3	UPS（LAN インターフェースカード）と各サーバブレードのSANGUARD IV Liteをネットワーク接続する	○

上記3つの構成でシャットダウン検証を行ない、BX600（ブレードサーバ）に対して シャットダウン制御が行なえることを確認した。

検証環境／報告

試験構成

1. 管理端末上のSANGUARD IV LiteからマネージメントブレードへTelnet接続する

管理端末上のSANGUARD IV LiteからBX600のマネージメントブレードのIPアドレスへTelnetログインし、 CLI画面の「Turn of all server blades」を使用して、すべてのサーバブレードをシャットダウンする。

1. 構成
   
2. シャットダウンシーケンス
   
3. BX600の設定
   1. BIOSの設定
      停電復旧後サーバブレードを自動的に起動するためには、各サーバブレードのBIOS設定を以下の設定値に変更する。

      BIOSメニュー	項目	デフォルト値	設定値
      Powerメニュー	After Power Failure	Last State	Power On

   2. Server Viewのインストール
      CLI画面の「Turn of all server blades」を使用して、すべてのサーバブレードをシャットダウンするため、 各サーバブレードに「Server View」をインストールする。
      「Server View」のインストールは、「Server Viewユーザーズガイド」のサーバブレードへの インストール手順に従って行なった。
4. 管理端末のSANGUARD IV Lite設定
   1. SANGUARD IV LiteにBX600マネージメントブレードのIPアドレスを「WS（Telnet接続）」として装置登録する。
   2. スクリプトの設定
      BX600マネージメントブレードへTelnet接続するため、I.で追加した装置の「シャットダウン実行」イベントのスクリプトを定義する。
      • ログインスクリプト
        
      • シャットダウン実行スクリプト
        

        ＜注意＞

        「シャットダウン実行」以外のスクリプトは、設定状態を「無効」に変更する。

2. UPS（LANインターフェースカード）からマネージメントブレードへTelnet接続する

UPS（LANインターフェースカード）からBX600マネージメントブレードのIPアドレスへTelnetログインし、 CLI画面「Turn of all server blades」を使用して、すべてのサーバブレードをシャットダウンする。

1. 構成
   
2. シャットダウンシーケンス
   
3. BX600の設定
   1. BIOSの設定
      停電復旧後サーバブレードを自動的に起動するためには、各サーバブレードのBIOS設定を以下の設定値に変更する。

      BIOSメニュー	項目	デフォルト値	設定値
      Powerメニュー	After Power Failure	Last State	Power On

   2. Server Viewのインストール
      CLI画面の「Turn of all server blades」を使用して、すべてのサーバブレードをシャットダウンするため、 各サーバブレードに「Server View」をインストールする。
      「Server View」のインストールは、「Server Viewユーザーズガイド」のサーバブレードへの インストール手順に従って行なった。
4. UPS（LANインターフェースカード）の設定
   1. LAN I/FカードにBX600マネージメントブレードのIPアドレスを「WS（LAN I/Fカード Telnet接続）」として登録する。
   2. スクリプトの設定
      BX600マネージメントブレードへTelnet接続するため、I.で追加した装置の「シャットダウン実行」イベントのスクリプトを定義する。
      • ログインスクリプト

        

      • シャットダウン実行スクリプト

        

        ＜注意＞

        「シャットダウン実行」以外のスクリプトは、設定状態を「無効」に変更する。

3. UPS（LANインターフェースカード）と各サーバブレードのSANGUARD IV Liteをネットワーク接続接続する

UPS（LANインターフェースカード）とBX600サーバブレードにインストールしたSANGUARD IV Liteをネットワーク接続して、 サーバブレードをシャットダウンする。

1. 構成
2. シャットダウンシーケンス
3. BX600の設定
   1. BIOSの設定

      停電復旧後サーバブレードを自動的に起動するためには、各サーバブレードのBIOS設定を以下の設定値に変更する。

      BIOSメニュー	項目	デフォルト値	設定値
      Powerメニュー	After Power Failure	Last State	Power On

   2. SANGUARD IV Liteのインストール

      各サーバブレードにSANGUARD IV Liteをインストールして、UPS（LANインターフェースカード）と ネットワーク接続する。

      ＜注意＞
      SANGUARD IV Liteが動作するサーバブレードにおいてFireWallの設定がある場合はSANGUARD IV Lite使用ポートを許可しないと動作に影響がでます。

お問い合わせ先

山洋電気株式会社
パワーシステム事業部 設計第二部 サンガードユーザ係
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