SURE SYSTEMは幅広い通信手順のサポートやインターネット技術への対応により、様々なシステム/ネットワークへの接続が可能です。また、標準暗号方式のサポートによりオープンなネットワークでも安全な通信を実現します。
オープンなプロトコルであるTCP/IPをはじめとして業界標準の全銀、全銀TCP/IP、JCA、国際標準のOSIおよびFNA、SNAなどの多様な通信手順により、LANや広域網を介して様々なシステムとの接続が可能です。エンドユーザのPC、ワークステーションからFUJITSU Server GS21、UNIXサーバや他社システムまで幅広い通信を行うことができます。
インターネット技術を用いたネットワークにも対応し、基幹サーバシステムとの組み合わせによりSURE SYSTEMを高信頼Webサーバとして利用できます。これによってFUJITSU Server GS21の業務処理を利用者のPCのWebブラウザから利用できます。また、 HTML文書やJavaアプレットなどはFUJITSU Server GS21で一元管理することで、運用を容易にすることができます。
DES、RSA、SSL、楕円暗号といった標準暗号方式/プロトコルに対応し、利用者間のセキュリティを確保し、安全性の高いネットワークを実現します。
SURE SYSTEMでは、既存業務の運用を保証しつつ、新たな業務追加やネットワーク統合を容易に行うことができます。また、振り分け機能や処理業務パッケージの提供、柔軟なシステムの構築をサポートします。
SURE SYSTEMで提供するゲートウェイ機能により、FUJITSU Server GS21の業務を変更せずに既存のネットワークをIPネットワークに統合できます。そのため設備コスト、管理コストの圧縮などTCOの削減を実現します。
SURE SYSTEMは、各種サーバに配置された業務を、ネットワーク利用者がその所在を意識せずに利用できるように、管理/振り分けを行います。
受発注・集配信処理向けパッケージ[EDIPARTNER]を使用することにより、全銀、JCAなどの業界標準手順、受発注向け端末との通信、蓄積ファイルによる集信データ、配信データの一元管理、データの集配信などの業務を容易に実現できます。これにより、ネットワークの拡張に対応できるEDIシステムを実現すると同時に、SURE SYSTEMの特長を活かした受発注業務、集配信業務の高信頼化運用を実現できます。
SURE SYSYEMは、ハードウェア/ソフトウェアとも、様々な高信頼化技術を採用しています。機器の拡張時や障害時にも処理を継続できます。
SURE SYSTEMはPMなどの制御モジュール、制御バスが二重化構成・冗長化構成しており、これら冗長化部分に故障が発生しても処理を継続することができます。
ハードウェアの機能がモジュール化されておりサーバを止めることなく活性増設、活性交換が可能です。これにより業務を停止ぜず柔軟にネットワークの接続、追加、移動に対応します。
(注)モジュール化されていない部分の交換については、システムの停止が必要となる場合があります。