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Fujitsu

Japan

FUJITSU Server GS21 500モデルグループ
特長

特長

FUJITSU Server GS21 500モデルグループはシングルクラスタからマルチクラスタまで、幅広い性能レンジを有した高性能かつ高信頼なサーバです。

最先端CMOSサーバ

GS21シリーの大型機である「GS21 400モデルグループ」の後継機種として位置付けられます。「GS21 900モデルグループ」と同じテクノロジーを採用しており、最大4台のプロセッサと従来の2倍の主記憶容量の搭載による高性能を実現しています。GS21 400モデルグループに比べて、システム性能を最大約1.3倍に向上しています。

高性能・高信頼なテクノロジー

画像: 最先端レベルのテクノロジー採用CPUは、最先端の高集積・高性能なCMOSテクノロジーを採用し、256KBの一次キャッシュメモリに加えて4MBの二次キャッシュメモリを1チップの中に実装しています。また、このCPUは複数の処理系統をもち、複数の命令を並列に処理するスーパースカラや、プログラムで記述されている順序とは異なる順序で命令を実行するアウトオブオーダー実行など、高速化アーキテクチャーの採用により高い処理能力と高信頼のCMOSプロセッサを実現しています。

高性能・高信頼でコンパクトなシステムボード

GS21 500は、最大4台のCPUと最大64GBの主記憶装置など主要ユニットを460mm×506mmの1枚のシステムボードに搭載することにより、筐体の小型化や省電力化を図っています。

FUJITSU Software Global System Software 21i

高性能、高信頼なシステム基盤をはじめとしてインターネット対応、マルチサーバ連携など各種ソリューションを実現するMSP、XSPのソフトウェア体系「Global System Software 21i」。インターネット時代の新企業システム構築を強力に支援します。

ブロードバンド・インターネット対応

チャネルの機能とLAN制御装置の機能を兼ね備えたオープンネットワークアダプター(ONA)によるギガビットイーサネット(1000BASE-/SX/T)の直接接続をサポート。ブロードバンド・インターネットに最適なネットワーク環境を実現します。

オープンシステム連携

ファイバーチャネル(FC-SCSI)によるオープンシステム(UNIX, Windows)との高速なファイル共有・連携をサポート。マルチサーバ環境による柔軟性、生産性の高いシステム構築を実現します。

高信頼化のための各種ハードウェア機構

富士通メインフレームでは、高信頼化のための各種機構を標準装備しています。

  • 命令再試行
    命令処理の途中で障害が生じた場合、自動的に命令を再実行します。
  • 自動フォールバック
    キャッシュメモリやTLB(Translation Lookaside Buffer)などのメモリ機能を持つハードウェアでは、一部が故障した場合でも縮退運転により処理を継続します。
  • 交替メモリ自動割当機構
    大切な命令やデータを保持する主記憶装置やシステム記憶装置には、メモリ素子の固定障害に対して自動的に予備チップを割り当てるハードウェア機構を装備しています。さらに、定期的にメモリ内部を調べるパトロール機構により、障害を未然防止に努めています。
  • 電源の二重化構成
    電源部の二重化構成により電源をニ系統から供給することができます。万一、電源部の一部が故障した場合でも継続して電源を供給することができます。

画像: 演算器等の間欠障害を救済

システム要件に最適な連続運転システムを構築

富士通メインフレームではオンラインシステムの連続運転に向けて、「オンラインのサービス時間拡大」「不測のトラブルに対応するノーダウンシステムの追求」に取り組んでいます。これにより、お客さまはシステム要件に応じた最適な連続運転システムを構築できます。

画像: システム要件に最適な連続運転システム構築への対応

オンラインサービス時間拡大を追求

  • 単一システムによるオンラインサービス時間の拡大
    GS21 500モデルグループは、バッチ業務やバックアップ処理による停止時間を最小化するための機能強化および活性保守・増設範囲の拡大により、単一システムにおけるオンラインサービス時間の拡大を実現します。
  • 複数システムによる24時間365日オンラインサービス
    GS21 500モデルグループは、2システム以上の構成を交互に運用することにより、法定点検や定期保守によるシステム停止に対応。ユビキタスに対応する24時間365日オンラインサービスを実現します。

不測のトラブルに対応するノーダウンシステムを追求

  • マルチクラスタによる「ロードシェア」「ホットスタンバイ」
    基幹システムでは、業務の停止は許されません。そのため、万一ハードやソフト障害の発生時にも業務を継続できるよう、GS21 500モデルグループでは、マルチクラスタによる「ロードシェアシステム」「ホットスタンバイシステム」により業務への影響を最小限におさえます。
  • 複数サイトによる「ディザスターリカバリー」システム
    自然災害などによる基幹システムが長期にわたり停止してしまうと企業活動の停止のみならず、社会全体に対して甚大な被害を及ぼしかねません。災害時にも素早く業務を再開できるよう、GS21 500モデルグループでは、複数サイトによる「ディザスターリカバリーシステム」を構築することができます。