Windows OSアップグレード時の注意事項について[2022/6/10]

Windows OSをアップグレードした場合、アップグレード後のコンピュータで以下の現象が発生することがあります。

• 現象1
  サインイン時に次のメッセージが表示されます。
  wtbase.exe - システム エラー
  

  f3bwst10.dllが見つからないため、コードの実行を続行できません。
  プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります。
• 現象2
  PrintWalker/PMインストール時に次のメッセージが表示され、インストールに失敗します。
  メッセージ管理（到着通知パネル）のインストールに失敗しました。
  インストールを中止します。

発生条件と回避方法および対処方法は下記のとおりです。

1.発生条件
１）アップグレードする前のコンピュータに PrintWalker/PM V81L10以降の「メッセージ管理（到着通知パネル）」機能がインストールされていて、かつ
２）OSをアップグレードする際、引き継ぐ項目として「個人用ファイルのみを引き継ぐ」または「何もしない」を選択した場合

2.原因
アップグレード前のコンピュータに存在する PrintWalker/PM の資産が残ってしまうため（アプリケーションの管理情報は削除されています）。

3.回避方法（OSをアップグレードする前）
OSをアップグレードする際、引き継ぐ項目として「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択してください。
または、
OSをアップグレードする前に PrintWalker/PM をアンインストールしてください。

4.対処方法（OSをアップグレードし、現象が発生した後）
PrintWalker/PM の製品媒体に同梱されているドキュメント「Howtodel.txt」に記載されている手順に従ってPrintWalker/PM の資産を削除してください。

5.補足
OSアップグレード時以外に、以下の場合にも同様の現象が発生する場合があります。
その場合、上記の対処方法に従ってください。

• Windows OS の「回復」機能で「初期状態に戻す」を実施した
• 「Windows 転送ツール」などを使用して、PrintWalker/PM がインストールされた他のコンピュータから資源をコピー・転送した