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株式会社巴コーポレーション 様

AR(拡張現実)技術を活用し製造部材の診断を効率化
品質の向上と現場組立遅延リスクの排除を実現

総合建設から鉄塔、橋梁、鉄骨まで幅広い分野で事業を展開する巴コーポレーション。同社は、立体構造物を構成する製造部材の診断を主に目視で行っていたが、検査漏れによる手戻りが課題になった。そこで、富士通とともに3次元CADデータとAR技術を活用した製造部材診断システムを開発。これにより、製作現場で組み立てる前に不具合を確実に検知でき、品質を向上し、現場組立遅延リスクを排除。

部材組立工程の診断で不具合を見逃すと、後工程で手戻りが発生し、作業が遅延します。製造部材の診断をICTで効率化してミスを確実に発見することを目指しました。

株式会社巴コーポレーション
上席執行役員 小山工場 工場副統括兼工場長
西原普明 様

独自の立体構造関連技術で地域社会の発展に貢献

株式会社巴コーポレーション様(以下、巴コーポレーション)は、1917年の創業以来、様々な立体構造物や鉄塔、橋梁、鉄骨などの設計・製作や施工を手がけてきました。同社独自の立体構造関連技術を有し、帆を模した屋根が特徴的なJR東京駅八重洲口の複合商業施設であるグランルーフや、JR新橋駅のホーム全体を覆う大屋根、自転車競技施設の伊豆ベロドロームなど、多くの建造物を製作しており、その技術力は高い評価を受けています。

巴コーポレーションでは、2006年の早期から3次元CADや自動設計ソリューションを導入し、設計業務のICT化を進めてきました。しかし、構造物を構成する製造部材が設計図通りに作られていることを確認する診断では、作業員の目視確認や治具を使用した人手による寸法・角度の測定が中心で、思い込みによる取り付けミスなどのヒューマンエラーに起因する不具合を見逃すリスクが高くなっていました。上席執行役員で小山工場の工場副統括兼工場長を務める西原普明様は次のように語ります。

「部材組立工程の診断で不具合を見逃してしまうと、後工程で手戻りが発生し、作業遅延が起きてしまいます。また、今後構造物の大型化や複雑化が進むと、人手での診断はより困難になることが予想されます。そこで製造部材の診断をICTで効率化して製造ミスを確実に発見し、品質を高めることを目指しました。」

巴コーポレーションは、当初独自で製造部材の写真と3次元CADのデータを重ね合わせて不具合を検知する手法を検討し、プロトタイプを開発しましたが、操作が複雑で誰もが利用できるものではありませんでした。

そこでCAD/CAMの導入・運用で10年以上の付き合いがある富士通に相談。AR技術を活用した製造部材診断システムの開発提案を受け、小山工場で実証実験を行うことにしました。事業開発 システム推進部 部長の柳原毅様は「当初はARマーカーを使ったシステムを想定していましたが、より自由度が高く、操作も簡略化できるマーカーレスのAR技術を活用する提案をいただき、一緒に開発に取り組むことにしました」と振り返ります。(続きはBook2 28ページをご覧ください)

お客様情報
所在地 東京都中央区月島4-16-13
設立 1917年
従業員数 368人
URL http://www.tomoe-corporation.co.jp/

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