《働き方改革を実現するためのアプローチ「ビジョン策定」》

働き方改革を成功に導くファーストステップ

富士通では5年以上前から働き方改革に取り組んでおり、その実績・ノウハウを活かしたサービスをお客様に提供しています。成功する働き方改革の実現に向けて、必要なことはなんでしょうか? その一つが「ビジョン策定」です。ありたい姿としてビジョンを定めることで、実行力を伴って推進できるのです。

ICTツール導入だけでは、真の働き方改革に到達できない

働き方改革といえば、「モバイルツールやコミュニケーションツールの導入」という話になりがちです。しかし、従業員に道具を渡しただけでは、ワークスタイル変革の実現はできません。

例えば、情報システム部、人事部、総務部が協力して働き方改革に取り組んだとします。そして現在の課題、困っていることをリストアップして、その解決のためにICTツールを導入ーー。このような課題解決型の取り組みはよく見受けられます。たしかに今抱えている課題の解決にはなるかもしれませんが、それは「働き方改革」ではありません。

働き方改革とは従業員一人ひとりの行動を変えることであり、自らが変わることを意識する必要があります。「何のためにそのツールを使うのか」「有効活用するための制度は整っているか」という理解まで浸透していないと、つまり意識・文化と制度・ルールの変革が伴わないと働き方改革の成功は導けません。富士通では、「ICT」、「意識・文化」、「制度・ルール」の3本柱を重要視した、働き方改革を推進しています。

意識・文化、制度・ルールの改革を伴った、実行力のあるワークスタイル変革へ

意識・文化の改革とは、みんなが同じ方向を向くことです。「なんのためのワークスタイル変革か」「何を実現しようとしているのか」という意識がバラバラでは、形だけワークスタイルを変えても効果はありません。

そのためには「ありたい姿」としての理想的なビジョンを明確に定めることが重要です。「ワークスタイルを変えれば、このようなことが実現できる」というビジョンが見えていれば、それを実現するためのICTツールを選定する、また、妨げとなる制度があれば変更するという方針も明確になります。

何よりも先に将来実現したいありたい姿をビジョンとして描くこと。「こういうスタイルで働きたい」と思うようなゴールを描ければ、ワークスタイル変革を推進するうえでも、取り組む従業員のモチベーションを上げることにも繋がります。

ビジョン策定のポイントはデザイン思考のアプローチ

ビジョンを作るには何をすればいいのでしょうか。富士通では、ワークショップを通じて、ビジョン策定を行っています。ここでポイントとなるのは、「デザイン思考」というアプローチです。デザイン思考は、一旦プロトタイプを作り、それを評価しながら何度もプロトタイプ作成を繰り返していくという手法です。しかし、「働き方」という形がないものをプロトタイプとしてデザインし、実体験として回していかなくてはいけない点が難しいところです。

富士通のワークショップでは、自分の行動がどう変わるのかを見える形にするために擬似的な絵で表現したり、ときには寸劇で新しいワークスタイルを表現したりします。それらを通して、ありたい姿のプロトタイプを具体化することで、さらに実現するにはどのようなICTツールが必要なのか、どんなファシリティが必要か、妨げになっている制度があるのかが見えてくるのです。

このようにいろいろなことが具体的に見えてくるので、デザイン思考に基づくビジョン策定は、働き方改革の実現にとても有効です。

富士通が5年以上蓄積した成功体験とノウハウを凝縮

すでに富士通ではこの取り組みを5年以上前から始めており、これまで実績は100社以上に上ります。業種として多いのは製造業ですが、最近は流通業や金融業のお客様のご利用も増えてきています。

富士通自身が実践して、その効果を実感している成功体験を持っているので、自信を持って働き方改革に取り組むお客様をご支援できるのです。働き方改革にお悩みのお客様はぜひ一度お声がけください。

2018年3月23日

株式会社富士通総研
コンサルティング本部
産業グループ
野嶋 和夫

[写真]

「ワークスタイル変革」に関するお問い合わせ・ご相談

Webでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

ページの先頭へ