働く人の安全対策・
行動最適化

IoT活用による働く人の状態・職場の見える化

建設業や製造業などの現場では、炎天下や熱源のある場所などの過酷な環境での作業も珍しくはなく、労働災害が発生するリスクもあります。今、企業では、現場作業者の安全の管理体制を整えることが急務とされています。

熱中症による死亡災害発生件数の推移(平成10年~25年)、熱中症による死亡災害の業種別発生状況(平成22~25年)
厚生労働省「職場における熱中症による死亡災害の発生状況新しいウィンドウで表示」より作成

万が一、事故などで作業者がケガをする、病気を発症するようなケースになれば、本人のその後の人生にも大きく影響するばかりか、企業にとっても管理責任を問われ、社会的な信用失墜につながる可能性もあります。

貨物自動車が関係する災害の産業別内訳
厚生労働省「荷役作業を安全に~荷役作業時における墜落防止のための安全設備マニュアル~新しいウィンドウで表示」より作成

現状のニーズと課題

作業者が怪我や体調悪化で離脱することは、企業にとっても大きな損失です。事故発生時には迅速な対応、そして事故を未然に防ぐための環境改善が求められています。

安全対策

  • 夏場を中心に熱中症発生が増加。労災事故を減らしたい
  • 単独作業時の事故などの発生時は事態の把握、対応が遅れてしまう
  • 事故の多発場所や傾向の特定など問題を見える化したい

行動最適化

  • 自己申告ベースの業務状況把握だけではなく正確に管理を行いたい
  • 人員配置の最適化を行い人件費を削減したい
  • 広大な複数の現場で働く人の所在把握・業務管理を効率化したい

富士通からのご提案

現場作業は、人が中心です。作業者の身体の動きや健康状態、周辺の熱ストレスレベル、危険地域への侵入などをリアルタイムに把握し、安全を確保することが重要です。

現場の安全管理を実現するポイントとは

従来、安全管理は人の注意力に頼ってきた部分が多くありました。現場作業者が安心して働ける環境づくりを目指して、組織として確実かつ合理的な安全管理を実現するためには3つの重要なポイントがあります。

  • ※1
    熱ストレス:日本生気象学会の「WBGTと気温、湿度との関係」を基に、温湿度にパルス数を加えて算出。

安全対策と行動最適化

富士通のIoTを活用することで、これまでの機械や設備データに加えて、働く人の状態や現場状況も踏まえた安全対策や行動最適化を実現します。

現場作業者の安全管理イメージ

  • 身体状態も加味した熱ストレス※2の推定

    単純な温湿度によるアラームではなく、装着者それぞれの環境指数や身体の状態を加味した熱ストレスレベルを推定※6し、事前に設定した通知条件に該当した場合、アラームを通知することができます。

  • 気圧と加速度の分析による転倒の推定・検知※7/転落検知

    気圧・加速度両方の変化をみて人が転んだり、倒れたりした動きを判別できます。加速度のみによる判定と比べて、より高精度な検知が可能です。

  • 現場ですぐに使えるアプリケーションを用意

    管理者はWebアプリケーションでアラームの発生・対応状況や、現場ごとの作業員の状況を確認することができます。また、アラームのステータスは現場責任者がスマートフォンのアプリケーションで変更することができます。現場に合ったそれぞれのアプリケーションで、状況に合った適切な対処が可能です。

  • ※1
    バイタルセンシングバンドを装着時に対応。
  • ※2
    熱ストレス:日本生気象学会の「WBGTと気温、湿度との関係」を基に、温湿度にパルス数を加えて算出。
  • ※3
    身体負荷:カルボーネン法などの指標を基に、パルス数から算出した活動による身体負荷を推定。
  • ※4
    ロケーションバッジを使用した場合「転倒を検知」、バイタルセンシングバンドを使用した場合「転倒後、一定時間起き上がれていないことを検知」することが可能です。
  • ※5
    屋内位置情報の取得にはロケーターまたは、ビーコンが必要です。ロケーター使用時は、別途サーバなどの構築が必要です。
  • ※6
    公益財団法人 大原記念労働科学研究所と共同開発・評価。
  • ※7
    ロケーションバッジを使用した場合「転倒検知」、バイタルセンシングバンドを使用した場合「転倒の可能性推定」が可能です

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