プレスリリース
2009年1月20日
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
~情報セキュリティレベルの高さを第三者機関に認められる~
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:川崎市中原区小杉町1-403、代表取締役社長:池上幸弘、以下:当社)は、情報セキュリティ格付会社である株式会社アイ・エス・レーティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村哲史、以下:アイ・エス・レーティング)より、情報セキュリティの格付け第一号として、2009年1月8日「Ais」(シングルAフラット)(注1)の格付けを付与されました。
(注1)「Ais」
符号に添えられている「is」はinformation securityの略。同分野の格付けであることを示す。
企業内で扱う個人情報や企業情報などのデジタル情報が増えるにつれ、情報漏えいなどの問題が増加し、企業における情報セキュリティへの取り組みは、ますます重要な課題となっています。外部からの脅威や、内部からの情報漏洩などを確実に防止するためには、従来のマネジメントレベルでのセキュリティ対策に加え、ビジネスにおいて、取引先のお客様に対し組織のセキュリティレベルを明確化することが求められています。
当社は、富士通グループ内におけるセキュリティ分野のトップランナーを自負しており、トータルなセキュリティビジネスを推進するとともに、情報セキュリティマネジメントシステムISO27001の認証を取得するなど、早い時期から社内の情報セキュリティに取り組んできました。
今回、情報セキュリティの実施レベルを客観的な基準に基づいて評価することを目的として、情報セキュリティ格付会社であるアイ・エス・レーティングの格付審査を受審し、情報セキュリティ格付符号として「Ais」を付与されました。
付与された格付符号「Ais」は、情報セキュリティに悪意のある外部者の脅威から情報を守る対策が織り込まれ、リスク耐性が高いことを意味します。これは、格付スコープ(格付けの対象となる企業の業務内容)がソフトサービス事業である当社にとって、業務遂行に求められるベストプラクティスであると考えており、当社の情報セキュリティに対する実施レベルの高さが客観的に評価された結果と捉えています。
当社は、今後もさらなる情報セキュリティの向上を促進し、安心・安全かつ高品質・高付加価値のサービスを、お客様に提供していきます。
【情報セキュリティ格付について】
企業名 | 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ |
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格付の種別 | 情報セキュリティ格付 |
格付IDコード | 10000010101C0801 |
格付スコープ | ソフトサービス事業
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格付対象 | 本社拠点(川崎市中原区)の6本部15部 |
想定リスク | 情報漏えい |
格付符号 | Ais(シングルAフラット) |
格付の方向性 | 新規格付 |
有効期間 | 2009年1月8日から2010年1月7日まで(交付日から1年間) |
株式会社アイ・エス・レーティングは、世界で初めての情報セキュリティ格付会社として2008年5月に設立されました。信用格付けを手がける格付投資情報センター(R&I)はじめ、パナソニック、富士通、富士ゼロックス、野村総合研究所など30社が共同出資しており、情報セキュリティ分野の社会インフラとして格付制度の普及をめざしています。
富士通SSLは、富士通グループの一員として、基盤ソフトからアプリケーションまでのソフトウェア開発、コンピュータ・システム構築などを中心に事業を展開してきました。また、これらの技術をもとに、流通業、製造業、通信事業、自治体など、さまざまなお客様に向けたソリューション・サービスを提供しています。1990年に、システムインテグレーター認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。また、2003年にはセキュリティ監視サービスでBS7799 およびISMS認証基準の認証を取得し、さらに2006年にはBS7799およびISMSから移行したISO27001の認証も取得しております。2008年にはプライバシーマーク付与の認定を取得しました。現在、お客様のビジネスの成功を強力にプロデュースするソリューション群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』によりCRM、EAI、ETL、データウェアハウス、ネットワーク構築およびセキュリティなどの幅広い分野でサービスを提供しています。
電話:044-739-1520
以上
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