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どうしてインターネットを通した通信が遅くなったり速くなったりするの?

通信速度はどうやって決まるの?

ネットワークは世界中、クモの巣のように張り巡らされています。インターネットでは、ネットワークを他の人や機械と共有しています。そのため、利用者の混み具合い、受信側までの距離、パソコンの処理速度、中継器の性能など、色々な要素によって速度が変わります。

多くのWEBサイトのアドレスURLの先頭に、wwwという文字列が使われています。それはworld wide webの略で、最後のwebはクモの巣という意味です

遅くなったり、速くなったりする理由1:ネットワーク

ネットワークにはLAN(ラン)とWAN(ワン)があります。インターネットを利用する際、初めにLAN(建物内のネットワーク)に接続します。そのLANは、世界中のWANに繋がっています。WANは世界中の人が共有しています。そのため、複数の人が同じネットワークを一度に使えば混雑します。また、ユーザが電波で通信する(無線)場合や通信距離が長い場合など、データの一部が消えたり壊れやすくなります。これらの利用状況は常に変わるので、通信速度が遅くなったり、速くなったりします。

LANはLocal Area Network、WANはWide Area  Networkの略です

遅くなったり、速くなったりする理由2:通信方式

ネットワークに流せるデータは、「1」と「0」の数字の組み合わせです。そこにどんな意味を持たせるのか、その約束を「通信規約」と言います。通信規約には色々な方式があり、送信側と受信側で同じ方式を使います。代表的な通信方式に「TCP(ティーシーピー)方式」があります。この方式はネットワークに接続しているコンピュータを「IPアドレス」という番号で識別し、データを送信側から受信側に届けます。そして通信途中にある中継器の全てが「TCP」という同じ約束事に従って動いているからこそ、やりとりが可能になります。

TCPはTransmission Control Protocolの略です。日本語にすると「伝送制御規約」です

代表的な通信方式:TCP方式

データをパケットに分けて順番に送ります。届くはずのパケットが届かない時には、 パケットを再送してもらう必要があります。パケットの順番がきちんと並ぶように 送達確認と再送を常に考慮しているのがTCP方式です。
パケットが届かないというのはどういうこと?
通信途中でパケットを無くしたり、壊れたりするとパケットは届きません。それを「パケットロス」といいます。TCP方式はパケットが順番に全て届いていないと受信完了にならないので、パケットロスがあると再送が必要になり、その数が多いほど相手に届くのが遅くなります。また、通信距離が長いと、再送の送受信の時間がかかるので遅くなります。つまりTCP方式は、通信距離やパケットを無くしやすいかどうか等で、通信速度が遅くなったり、速くなったりします。特に通信距離が長い場合、パケットロスの確率も高くなりますので、受信側は「遅いな」と感じることが多くなります。

パケットは「小包」の意味で、受信側のIPアドレス情報などを付けたデータの小さなまとまりのことです

それでは受信側が「遅いな」と感じないようになるにはどうしたら良いでしょうか。送信速度を重視した通信方式を富士通で開発しました。次のページで説明します。

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