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小話1

一卵性双生児も指紋は違います

指紋についてよく聞かれる質問に、「双子の指紋は同じですか」というものがあります。その答えは「一卵性双生児でも違います」です。(ただし、渦の形(紋様)は似ています)。指紋を構成している山線(隆線といいます)は、汗の穴(汗腺)の出口が開いている部分が互いに連続して隆起するために出来ます。そして、その汗腺の相互の位置関係や数は、一生変わりません。やけどや怪我をした場合でも皮下組織まで破壊されていなければ、指紋は元通りに再生します。一卵性双生児でも違うということは、遺伝子も指紋の形状を完全には支配していないようです。たとえ、クローン人間が、本人になりすまそうとしても、指紋で別人と判断できます。

指紋の歴史

指紋を有力な本人確認の証拠として使う習わしは、古くから、中国・エジプト・トルコ・インドでありました。これが科学的に研究されたのは19世紀後半以降です。1858年にインドのベンガル地方の民政事務担当だったイギリスのハーシェルは、恩給支払いのときに、受給者の指紋で個人識別をしていました。その後、彼はその結果を、1880年11月22日に科学雑誌「Nature」に投稿しました。また、これよりわずかに先んじて、同年10月28日にスコットランドの医師フォールスが同じ雑誌に指紋のことを投稿しています。フォールズは日本の病院で働いているときに、日本での拇印(等)の慣習に興味を持ち、研究を始めたそうです。その後、多くの人たちが研究を行っています。

おまけ~色々な認証~

牛の鼻には、「鼻紋」があります。人間の指紋同様、一頭々々模様が異なります。これを利用して牛を識別することができます。

違いが分かりずらい黒牛の管理に便利

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