セキュリティ・バイデザインの推進

Security & Digital Trust

デジタル時代の「Trust」を確保する

あらゆる企業がデータ中心に活動している現在、セキュリティは「信頼」と「共創」を支える重要なテクノロジーです。次々と登場する新しいサイバー攻撃に対処しながら個人情報も含めたあらゆるデータを適切に管理・運用するために、セキュリティ技術の高度化は不可欠です。さらに、AIの学習データの信頼性確保や、企業や業界の枠を超えたデータ流通のためのデータ来歴確認のための仕組みなど、デジタル時代の新たなセキュリティ技術も必要になってきます。

また、厳格化するプライバシーに関する法規制等によりビジネス方針を見直すなど、いまや、セキュリティは単なる技術課題ではなく、企業存続につながる経営課題です。富士通研究所にはAI、ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア、数学、法律など様々な分野の専門家が揃い、高いダイバーシティの中でセキュリティに関する議論・研究を推進しています。

  • 新しい価値を生み出す「攻めのセキュリティ」

    「守りのセキュリティ技術」だけでなく、セキュリティ技術の適用により、新しい価値を生み出す「攻めのセキュリティ技術」についても研究しています。例えば、企業間のデータ流通を実現するには、データの「Trust」を「管理する」ためのセキュリティ技術が必要です。富士通研究所は、企業をまたがって流通するデータの追跡や改ざんの検出を可能にするブロックチェーン拡張技術「Chain Data Lineage(チェーン・データ・リネージュ)」を開発しました。これによりお客様はデータの信頼性を確保することが可能になり、例えば運転履歴データをもとにしたオーダーメイド自動車保険のような新たな商品の提供などが可能になります。

    また、パーソナルデータに関しては、匿名化やプライバシー評価技術など安全に活用するためのセキュリティ技術を開発しています。あくまでも情報をコントロールできるのは利用者本人ですが、個人情報の自己コントロールと利活用の両立を実現する情報銀行のセキュリティも研究しています。私たちは富士通の「Human Centric」の考え方に基づき、セキュリティ技術の活用を推進していきます。

  • 「セキュリティ バイデザイン」へ向けて

    問題が起きてからセキュリティ対策をすることはますます困難になってきています。これからは技術だけではなく人やプロセスも含め、要件定義や設計の段階からセキュリティやプライバシーを考慮する「セキュリティバイデザイン(Security by Design)」の視点が必要になります。富士通研究所では、データの機微性に合わせてセキュリティ対策を組み込むなど新たな手法の確立にも取り組んでいます。

    あらゆるデータがつながるデジタル時代。認証・認可やプライバシー保護、情報漏えい対策、サイバー攻撃対策、脆弱性対策など、求められるセキュリティ技術は多岐にわたります。富士通研究所は「人」「データ」「システム」という3つの観点から、お客様の企業活動における「Trust」を確保するための研究開発を進めています。

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