中央コンピューター株式会社 様

スキルも人間力も「個」を伸ばしながら「みんな」で成長する新入社員研修
~IT時代を担う「スキル」と「人間関係を築き、深める」力を育成~

コンピュータ時代の到来とともに創業以来、中央コンピューター株式会社は様々な企業や官公庁に、最適なシステム開発・管理・保守サービスを提供し続けています。情報社会のニーズが高度化・多様化するなか、ITソリューションの担い手として「社員の成長こそが会社の成長に繋がる」を理念に高い技術力のITプロフェッショナル集団を育成。

そのスタートラインとなる新入社員研修として、株式会社富士通九州システムズ(以下、FJQS)が提供するICT教育サービスを、10年以上にわたって採用しています。社会人の基礎を学ぶ一般教育とICTエンジニアの基本スキルを身につける技術教育で構成される約4ヶ月間の集合研修カリキュラムで、FJQSの専任者が講師を担当。長期的な直接指導とフォローアップにより、一人ひとりの個性や能力に合わせて着実にITスキルやコミュニケーション力を育み、研修後の配属時からチーム体制にもスムーズに溶け込んで、パフォーマンスを発揮することに貢献してします。

課題
効果
課題顧客ニーズの多様化や情報システム技術の高度化で新入社員が修得すべきスキルが複雑化し、プレゼンテーション力やコミュニケーション力の育成も重要度が増している。一方で、プログラミングが未経験でゼロから学び始める新入社員も多く、理解するレベルやスピードにばらつきが生じやすい。
効果研修課題に取り組む新入社員が、その成果を講師に対して説明することで「わかったつもり」を洗い出すことができ、個々の理解度が着実に向上。また、研修課題を早く解き終えると他の人をサポートすることで、教わる人だけでなく教える人の理解もさらに深まり、チームワークの向上効果も得られるようになった。
課題4ヶ月間に及ぶ長期の研修において、カリキュラムごとに講師が変わることで学習項目同士のつながりが悪くなる。教え方や伝え方にも微妙な違いが出るため、新入社員に戸惑いや研修内容の理解不足が生じ、その結果研修後の評価も厳しい声が多くなる傾向がある。
効果4ヶ月間を一人の専任講師が担当し、研修カリキュラム全体の「流れ」を重視しながらも新入社員の理解度に合わせて柔軟に研修を進行。日報で継続的に理解度をチェックし、質問にもすぐに対応。また、ともに過ごす時間が長いことで信頼関係が築きやすくなり、一人ひとりのスキルだけなく個性や人間力も把握したうえでよりきめ細かに成長をサポートできるようになった。
導入の背景

未経験からスタートする新入社員の一人ひとりを、きめ細かにケアできる研修に

経営戦略策定のデータ分析、研究開発・製造・販売・保管のSCMシステム、総務・経理・労務の管理システム、官公庁の公共システム。中央コンピューターは、システム開発から運用管理、ITインフラの構築まで、あらゆるシーンで価値創造につながるトータルソリューションを展開し、顧客や世の中のより良い姿づくりに貢献しています。

その原動力となるシステムエンジニア(SE)は、「人をたいせつに」する企業風土と教育研修、「みんなで支え合い、磨き合う」チーム体制によって日々成長を遂げています。充実の人材育成は、社内活性化の新風を吹き込み、将来は頼れるSEとなるための新入社員研修から始まります。

「採用活動では、理系・文系を問わず、ITへの興味や前向きな姿勢を評価しています。その素養を入社後、いかに着実に伸ばせるか。基礎的な技術力や社会人に求められる主体性や協調性、ビジネスマナーはもちろん、最近は率先して何かをやって目立つのが苦手な人も多いので、自立したコミュニケーションで人間関係を構築する力を身につけることも重視しています」

新入社員研修の狙いを語るのは、採用・教育研修を担う人事労務部 リーダー 河野智章氏です。プログラミング(PG)が未経験でゼロから覚える新入社員も多いため、全員がレベルアップし、個々の理解度に応じた成長サポートも可能なFJQSのICT教育サービスの研修を10年前から採用しています。8月の配属まで4ヶ月間のカリキュラムでは、ビジネスマナーなどの一般教育に続いて、技術教育として「IT基礎技術全般」「最新技術」「PG」を習得し、最後の23日間は「システム開発演習」で学びを実践します。

講師を務めるFJQS吉田隼人は「高い素養を、確かなパフォーマンスとして発揮できるように、後半の技術教育でも技術だけでなくコミュニケーション能力の成長にも配慮し、社会人としての振る舞いや言葉遣いの指導を大事にしています」と語ります。例えばPG研修では、課題の回答を書いて終わりではなく、講師に確認チェックを依頼し自ら説明することで配属後の業務フローと同じ「レビュー」(工程ごとの評価)を体験。PG技術の理解度を再確認するとともに、プレゼンテーション力も高める機会にもなっています。

「スキルだけでなく総合的に、一人ひとりの違いをきめ細かにケアできる。そんな学校の先生がいるような研修ができるのはFJQSさんだけでしたし、全幅の信頼を寄せています」(河野氏)

中央コンピューター株式会社
経営改革本部 人事労務部
リーダー
河野 智章 氏
中央コンピューター株式会社
経営改革本部 人事労務部
主任
堺谷 貴子 氏
導入の効果

専任講師が4ヶ月間を一貫して担当。研修に「流れ」をつくり、理解度や連携力が向上

「実は数年前、社内講師で研修を内製化しましたが、未経験の新入社員ほど理解度が低い結果になって…。改めて専門家であるFJQSさんにお願いし、新たに一つだけ、研修に『流れ』をつくることを要望しました」(河野氏)

カリキュラムごとに講師が交代して教え方や伝え方が変わると、「違うことを言っている」という不信感の高まることが社内講師に対する評価でわかったからです。FJQSは一人の講師が専任で全カリキュラムを一貫して担当し「流れをつくり、活かす」スタイルを確立。新入社員がわかりにくいと感じるところは手厚く、理解が早いなら短縮するなど、理解度や習得スキルのプロセスを見極めて柔軟に対応。新入社員が1日の学びや質問を書く日報でも、講師が翌朝までに確認してタイムリーにフィードバックしています。また、いつもそばに寄り添う講師とは信頼関係を深めやすく、スキルの高い人が他の人のサポート役を果たすように指導することで新入社員同士の連携力も高まりました。それは、チーム体制の一員となってお客様や上司・先輩と関係を築いていく、これからのキャリアを先取りした姿です。

河野氏とともに採用・教育研修を担当する人事労務部 主任 堺谷貴子氏は、笑顔で振り返ります。「私の入社時と比べて、新入社員の講師への信頼度はとても高いですね。吉田先生のフランクなお人柄もありますが、やはり一緒に過ごす時間が長いと、しっかり一人ひとりと向き合い、関係性を築けるからでしょう。育成担当の私たちとも、これまで以上に密接な連携ができていると感じています」。

FJQS吉田も「一人ひとりがどこでつまずいているのか、疑問を引き出して解きほぐしやすくなりました」と語り、IoTなど最新技術に関する講義も盛り込み、ITへの興味と意欲をさらに高める工夫も凝らしています。また、前年度の研修成果をベンチマークに、翌年度のカリキュラムのブラッシュアップも続けています。

株式会社富士通九州システムズ
セキュリティ&ソーシングソリューション本部
ラーニングソリューション部
吉田 隼人
今後の展望

SEとしての自覚と覚悟が芽生え、自ら成長していく人材育成を

新入社員研修は、最後の「システム開発演習」の成果を経営幹部の前で発表して終了します。FJQSが作成する一人ひとりを評価する報告書は、配属先の決定やOJTトレーナーに育成ポイントを伝える資料としても活用されています。

採用から、配属後の活躍の舞台へ。新入社員研修は「人をたいせつに」育てる流れの架け橋となる役割も果たしています。

「成果発表でしっかりと受け答えする姿を見て、4ヶ月間の成長を実感しています。SEとしての自覚と覚悟も芽生えて、自分から成長していく大切さに気づくようです。FJQSさんには、これまで通りの研修をお願いしたいですね。個性や強みを自然体で発揮して人間関係を構築できるようになれば、将来会社にも本人にとっても必ずプラスになっていくと思っています」(河野氏)

「就活で『個』を重視される時代ですし、教育研修ももっと個をケアし、見守りながらキャリアを育んでいくことが大事になります。その意味でも、FJQSさんへの期待もさらに高まっていくでしょうね」(堺谷氏)

「IT共創者」をモットーに、いつもお客様に寄り添い、社内のチームメンバーとも近い距離感で新しい価値を生み出していくエンジニアが、進化し続けるIT時代の担い手としてこれからも育っていきます。


左から、中央コンピューター株式会社 堺谷氏、河野氏、FJQS 吉田

中央コンピューター株式会社 様

事業内容データ分析ソリューション、業務・業種コンサルテーション、システムコンサルテーション、サービスインテグレーション、システムインテグレーション、ITインフラ構築、IT運用管理などワンストップのITトータルソリューションサービス
設立1968年12月
所在地大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル20F
代表者代表取締役社長 坂本 信治
資本金7,000万円
社員数601名(2019年4月現在)
ホームページhttps://www.chuo-computer.co.jp/
概要1968年の創立から半世紀を越えて、時流の変化に適応し顧客のビジネスを支えるシステム開発サービスを提供。ICT時代の到来を迎えて、さらに重要度が高まる情報ソリューションのトータルサービスを展開し、3つのC(Challenge・Creative・Competitive)を企業姿勢の旗印に掲げて、顧客とともに新たな価値を創造する「IT共創者」であり続けることを目指しています。

[ 2020年3月27日掲載 ]

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