大分トリニータサッカースクール(株式会社大分フットボールクラブ) 様

クラウド型スマホアプリの導入でスクール運営の課題を解決
~保護者との情報共有、運営効率化、技術力アップなどに貢献~

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)所属の大分トリニータが運営する「大分トリニータサッカースクール」では、年少から小学6年生までを対象とした各クラスを大分県内8か所で開設しています。

株式会社富士通九州システムズ(以下、FJQS)が提供するスポーツスクール事業者様向けクラウドサービス「スマホdeコーチ」を2019年4月から正式導入。出欠確認や休校連絡をはじめとするスクール運営の効率化に加え、指導内容の動画共有により、スクール生や保護者とのコミュニケーションが活発化。練習内容が動画で振り返れることで、スクール生のスキルアップへと繋がり、さらにはコーチの指導スキル底上げにも効果を発揮しています。

課題
効果
課題スクールで直接話をする以外に、スクール生や保護者とコーチがコミュニケーションを図る機会がなかった。その一方で、仕事の都合などでスクールを見学できない保護者も多くいた。
効果練習風景やコーチのお手本の動画を共有することで、スクール生、保護者、コーチそれぞれの間でコミュニケーションのきっかけが生まれた。
課題ブログを開設していたが使い勝手が悪く、動画のアップロードなどの機能を有効に活用できていなかった。
効果練習動画を見て振り返ることで、スクール生が自主練習に活用したり、コーチ同士で指導プログラムの参考にできるようになった。
課題現在、約370名のスクール生が所属しており、欠席や雨天時のスクール中止を保護者、コーチに伝達するなどの事務作業の負荷が大きく、また急な変更に対応しきれない面もあった。
効果スクールと保護者がスマホアプリを通じて連絡することで、欠席や休校連絡をはじめとする事務作業が効率化され、かつ正確に伝達されるようになった。
導入の背景

急な予定変更への対応など現状のスクール運営に課題を感じ、スマホアプリを導入

大分トリニータサッカースクールには年少から小学6年生までのスクール生、約370名が所属し、大分県内8か所にあるスクールでレッスンを行っています。「サッカースクールは天候に左右される面があり、雨で休校になった際のレッスン日振替の連絡、各スクール生がどのレッスンに振り替えられたかのチェックなどに苦労していました。また、ゲリラ豪雨などで急遽スクールを休校する際には、ホームページやブログへの告知しか保護者への連絡手段がなく、休校を知らずにスクールに来てしまうスクール生や保護者もいて、何とかできないかと考えていました」そう語るのは、株式会社大分フットボールクラブでスクール部門のチーフを務める川端 正倫氏です。

川端氏が語るスクール運営の面での課題に加え、コーチとしてスクール生と日々接している大津留 康代氏は、スクール当日だけの繋がりに物足りなさを感じていました。「1クラス最大20名のスクール生が所属しているので、1人1人のスキルや課題、出席状況などを細かく把握するのは簡単ではありません。また、子供たちが自宅で復習しようにも、練習内容を振り返る術がないというのが現実でした。次の練習日までの間を繋ぐ方法があれば、より効果的な指導ができるのにな、と思っていましたね」

FJQSで「スマホdeコーチ」の開発を手掛けるセキュリティ&ソーシングソリューション本部ソーシングソリューション部マネージャーの本野 秀貴は、大分トリニータサッカースクールに「スマホdeコーチ」の導入を提案。2018年12月からトライアル利用が始まり、2019年4月に正式導入となりました。「同じJリーグチームの川崎フロンターレ様のスクールでも『スマホdeコーチ』が使用されており、私たちはそのプロトタイプ版から開発に関わってきました。そのため、川崎フロンターレスクール様の事例を紹介しながら、大分トリニータサッカースクール様ならではの課題や、『スマホdeコーチ』を活用することでの解決方法について打ち合わせを重ねていきました。このシステムはクラウド型なので、サーバの設置が不要。月額使用料のみで利用できるため、初期投資の必要がなく導入できるメリットも評価していただけたのだと思います」

株式会社大分フットボールクラブ
普及マネージメントチーフ
川端 正倫 氏
株式会社大分フットボールクラブ
普及・スクールコーチ
大津留 康代 氏
株式会社大分フットボールクラブ
フットボール事業本部
竹中 美樹 氏
導入の効果

指導内容の動画共有によりコミュニケーションが活発化。テクニック向上の効果も

「アプリの導入前は保護者一人ひとりにスクールでの指導内容を報告することが難しかったのですが、アプリで動画を見ることで保護者もスクールの内容を簡単に把握できるようになりました。『仕事でスクールの様子を見られない夫が、休日に動画を見ながら子供とサッカーの練習をしています』など、保護者から喜びの声もあがっています」と、「スマホdeコーチ」の効果を川端氏は実感しています。

現場で指導する大津留コーチも導入後の変化を感じているようで、「前回のスクールでできなかったスキルが、動画を見ながら練習することで明らかに上達していたり、『この動画でやっているドリブルを教えて』など、スクール生とのコミュニケーションの機会が増えたりしています」と語っています。また、コミュニケーションという面では、アプリの「スポーツ日記」機能も有効で、各スクール生が日頃の練習内容などを日記に書くことで、コーチと目標を共有できたり、練習に取り組むモチベーションアップに繋がったりしているようです。

運営面でもアプリ導入の効果は大きいと話すのは、スクールで事務を担当している竹中 美樹氏です。「以前は休校のお知らせをホームページにアップしても、見てくれているか不安でした。現在は、スクール生一人ひとりのレッスン予定カレンダーに休校が反映されますし、既読マークも付くので安心です。欠席、早退、遅刻の連絡もアプリ上で一括管理できるので、事務作業が大幅に効率化されましたね」

継続して利用することで、コーチの指導力の底上げも図れるのではないかと、川端氏は期待しています。「大分県内にスクールが点在しているので、別の場所で行われている練習内容を別のスクールのコーチが見ることは不可能でした。それが今では、アプリで全スクールの練習を見ることができます。コーチごとに練習プログラムの組み方は様々なので、動画の共有で指導のバリエーションや質の向上にも繋げてほしいと思っています」

今後の展望

ユーザーのリアルな声を集めて、SaaS型サービスのさらなるブラッシュアップを図る

本格導入から半年の間にも、イベント申込、スポーツ日記の新着マーク追加など、新たな機能が追加されています。「『スマホdeコーチ』はSaaS型サービスなので、スクール様の要望に応じて追加された機能は、標準版として他のスクールのアプリでも使用できます。これからも密にコミュニケーションを図り、些細なことでも要望をあげてもらうことで、より良いアプリへとブラッシュアップさせていきたいと考えています」と、FJQS本野と荒巻は継続的なサポートを見据えています。

大分トリニータサッカースクール川端氏も、FJQSの支援に期待を寄せています。「同じ『スマホdeコーチ』のユーザーである川崎フロンターレさんとの試合があった際に、FJQSさんを介して、スクール担当者同士の情報交換を行いました。アプリの導入は川崎フロンターレさんの方が早いので、活用方法に関するリアルなアドバイスを聞くことができました。スクール生への特典として、トップチームの選手からのワンポイントレッスン動画をアップするなど、川崎フロンターレさんの取り組みを参考にした企画もあります。貴重な場を設けてくれたFJQSの本野さん、荒巻さんには感謝しています。お二人とは気軽に何でも相談できる関係なので、アプリで蓄積されたデータをスクールの運営にどう活用していくかについても、一緒に考えていきたいですね」

左から、株式会社大分フットボールクラブ 竹中 氏、同社 大津留 氏、同社 川端 氏、FJQS 荒巻、本野

大分トリニータサッカースクール(株式会社大分フットボールクラブ) 様

事業内容1.サッカーチームの経営
2.サッカーチームをはじめその他スポーツ競技会および各種イベントの企画運営ならびに管理
3.サッカーチームをはじめその他スポーツの養成、指導ならびに管理業務
4.サッカーチームその他各種スポーツ教室の開催、普及
5.サッカーチームその他各種スポーツのマネジメント業務
設立1999年1月7日
所在地〒870-0126 大分県大分市大字横尾1629番地
代表者代表取締役 榎 徹
資本金及び資本準備金80,519,000円
ホームページhttps://www.oita-trinita.co.jp/
概要「サッカーを通じて、大分の活力に貢献する」を企業理念とするJリーグクラブ「大分トリニータ」が運営するサッカースクールで、大分県内8会場でスクールを開催。サッカーを通じて身体を動かす「楽しさ」「喜び」「感動」が学べる環境づくりを目的に、専任のコーチ陣による指導を行っている。

[ 2019年8月28日掲載 ]

お電話でのお問い合わせ

WEBでのお問い合わせ

ページの先頭へ