人材育成・研修サービス Agile⁺ Studio Dojo 導入事例

実践に近い形で学べるAgile⁺ Studio Dojoは、エンジニアの成長を想像することができました

株式会社ナブアシスト 様

株式会社ナブアシスト様は新しい時代に対応する起業力として、特定分野の利便性の向上(部分最適化)に抜群の効果を発揮する「一芸」を提唱し、お客様の価値につながるシステムの提案やサービスの提供に長年取り組んでいます。今回はその株式会社ナブアシスト様に、アジャイル開発の実践的な集合研修 Agile⁺ Studio Dojo を受講した背景と効果について伺いました。

背景

Agile⁺ Studio Dojo受講に至った背景をお聞かせください。

SI事業本部 ソリューション統括部 常務執行役員 統括部長 中澤 義則氏 SI事業本部 ソリューション統括部 常務執行役員 統括部長 中澤 義則氏

中澤常務:当社を支えるソリューション「Navisia」シリーズなど、これまでは100%に近い形でウォーターフォール(以下、「WF」)による開発を行ってきました。しかし、当社のなかで「守りのビジネス」であるこれらWFによるシステム開発は、コストの増加やスケジュールの遅延といった課題が露呈しています。なぜなら、移り変わりが早く多様化する顧客ニーズや環境に対し、時間をかけて構築するWFでは対応できないからです。

さらに、経済産業省が『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』で警告しているように、多くの企業が革新的なシステム刷新を求められている時代。当社もDXやAI、ロボット系のシステム開発など、本格的に「攻めのビジネス」を展開していく必要があります。

「守りのビジネス」「攻めのビジネス」双方に共通して必要になるのがアジャイル。お客様や営業を巻き込み、機能ごとに要件定義・開発・テストを行って迅速にシステム開発を行うアジャイルの導入は必然でした。また、アジャイルを取り入れることで「技術の向上」「労働時間の短縮」「モチベーションアップ」などにおいても一定の改善効果が期待できると考えました。

Agile⁺ Studio Dojo の選定理由

数あるアジャイル研修から Agile⁺ Studio Dojo を選択した理由は。

中澤常務:正直、悩みました。評判の良い研修やセミナーに参加したり、研修ベンダーの話しを伺ったり、さまざまな角度から検討を行いました。最終的には3社の研修ベンダーで検討し、そのなかから富士通ソフトウェアテクノロジーズのAgile⁺ Studio Dojoを選定しました。

コンパクトにパッケージングされたAgile⁺ Studio Dojoは、実践に近い形で学べる短期間の研修スタイルで非常に魅力を感じました。また、Agile⁺ Studio Dojoは身に付く技術が想像でき、エンジニアの成長を確信することができました。

Agile⁺ Studio Dojo の受講について

受講者はどのように選抜されたのでしょうか。

中澤常務:受講後、会社に戻って横展開できなければ意味がありません。そうなると、入社直後のエンジニアではなく、会社のなかで影響力のあるリーダークラスのエンジニアが最適だと考えました。そこで、開発の2部門から各1名、計2名の受講者を選出。業務に支障が出ないようにスケジュールを調整し、2020年2月にAgile⁺ Studio Dojoを受講させました。

Agile⁺ Studio Dojo を受講して

受講された方に伺います。受講した感想をお聞かせください。

SI事業本部 ソリューション統括部 第一ソリューション部 システム二課 統括主任 中矢 優希氏 SI事業本部 ソリューション統括部
第一ソリューション部 システム二課
統括主任 中矢 優希氏

中矢:WFの開発経験は13年ほどで、アジャイルは未経験でした。もちろん、アジャイルが重要な技術であることは知っていましたし、展示会やネットである程度の概要は理解していました。ですから、Agile⁺ Studio Dojo受講の話をいただいたときは、うれしかったですね。

研修を終え、強く印象に残ったのは3点。1点目は「アジャイルはモチベーションの向上につながる」ことです。アジャイルではチームの状況がリアルタイムに可視化されるため、前回と現在のスプリントをすぐに確認することができます。改善効果がすぐに可視化されれば、チーム全体のモチベーション向上につながることが分かりました。

2点目は「徹底した見える化」です。バーンダウンチャートとカンバンボードで可視化することにより、チームの状況を把握でき、必要な対策が容易になります。スプリント進行中でも臨機応変に対応することができました。3点目は「アジャイルは作業に集中できる」ことです。研修前は「焦らないで作業できるか?」「精神的に対応できるか?」といった不安もありましたが、研修後に振り返ってみると、これまでにないほど作業に集中できていたことに気づきました。

SI事業本部 ソリューション統括部 第二ソリューション部 システム一課 主任 角田 勇樹氏 SI事業本部 ソリューション統括部
第二ソリューション部 システム一課
主任 角田 勇樹氏

角田:入社して8年、WFの開発に携わってきましたが、自分が手掛けたシステムが本当にお客様の課題を解決できているかどうかという点では、WFでは限界があると感じていました。しかし、アジャイルはお客様を巻き込んで、プロジェクトに参加していただくスタイルのため、お客様の要望を反映させやすく課題解決に繋がると思い、アジャイルには非常に興味がありました。

Agile⁺ Studio Dojoでは、座学をある程度行うのかと思っていましたが、実際には実践がメインでした。お客様の課題を一緒に解決に導くため、能動的かつ積極的に参加していく仕組みが印象的でした。研修内容としては「顧客の抱える課題を解決すること」を最優先に考えつつ、これに「実現可能な計画」で取り組むことを強く意識していると感じました。これまでは「機能をつくること」を最優先に考えて開発を進めていましたが、顧客の課題解決を常に意識しておくことで、より踏み込んだ提案ができるのではないかと思いました。

また、顧客の要望にすべて応えることができれば理想的ですが、実際の開発では想定通りに進まないことが多々あります。そうした際、当初の計画を無理に守ろうとせず、顧客の希望に沿う実現可能な計画に修正したシステム開発を行えば、信頼低下のリスクも下げることができると分かりました。さらに、ペアプログラミングやスプリントでは振り返りを頻繁に行うことで、開発メンバーの成長や積極性の向上につながることが理解できました。今後ですが、まずは実践できそうなアジャイルの施策を積極的に取り入れ、業務の効率化が図れればと思っています。

受講者のその後

受講された方の上司に伺います。受講後に変化はありましたか?

SI事業本部 ソリューション統括部 第一ソリューション部 部長 原 彰秀氏 SI事業本部 ソリューション統括部
第一ソリューション部
部長 原 彰秀氏

:時間に対する考え方が大きく変わったと思います。日々、時間単位で何をしなければならないかをしっかり管理する手法が身に付いたようで、プロジェクトを確実に進められるようになりました。また、大手のシステム開発案件では、お客様の要件に対して、順序立ててお客様と一緒に整理ができるようになりスムーズな対応ができているように感じます。まずはWFとアジャイルのハイブリッドという形で、アジャイルの良い要素を現場に広め、アジャイルをスタートさせることができると考えています。

SI事業本部 ソリューション統括部 第二ソリューション部 部長 湯本 芳丈氏 SI事業本部 ソリューション統括部
第二ソリューション部
部長 湯本 芳丈氏

湯本:受講させていただいたところを実務に積極的に反映させようという意気込みを感じます。とくにチームのなかでコミュニケーションを大事にしているのは良い傾向でしょう。まずはアジャイルの良いところをWFに取り込んで、ハイブリッドなスタイルで開発できれば大きな進歩と言えます。アジャイルを通じ、角田主任にはシステム一課を引っ張っていくリーダーとして期待しています。

今後の取り組み

今後の、アジャイルの取り組みをお聞かせください。

中澤常務:受講後、3月から本格的にアジャイルの導入を始めようとしていましたが、アジャイルというと密の作業のイメージ、また在宅勤務という事情もあり、コロナ禍で頓挫している状況でした。しかし、富士通ソフトウェアテクノロジーズではリモートでのアジャイル開発に取り組んでいるので、その事例を参考にしながら、アジャイルの良いところをWFに取り入れることから始め、密にならない作業形態を確立したのちに全面的にアジャイルのスタートを切りたいと考えています。

今後の展開

最後に今後の展開をお聞かせください。

中澤常務:当社はすべてのお客様に満足していただくサービスの提供ではなく、ニッチ分野においてのNo.1を目指しています。そうした当社の状況において「守りのビジネス」にしても「攻めのビジネス」にしても、今後はSaaSのようなサブスクリプション型のビジネスが多くなると考えています。そうなると、お客様を飽きさせないように「お客様の期待を超えるサービス提供」が必須。つまり、予想外価値(まさかそこまで)を提供することで、当社のサービスをいつまでも使い続けていただけるようにしなければなりません。

そのためには、より早く、よりピンポイントな開発が可能なアジャイルのスタイルを身に着け、素早くお客様に価値を提供できる体制づくりを行う必要があります。今後はオンラインによるAgile⁺ Studio Dojoを活用させていただくことも検討していますので、富士通ソフトウェアテクノロジーズには変わらない支援を期待しています。引き続き、よろしくお願いします。

株式会社ナブアシスト様

1975年の創業以来、社会の情報化に対応し、顧客満足度の向上をモットーにソリューションビジネスのプロフェッショナルとして業務を展開。ユーザーの潜在的なニーズを掘り起こし、ナブアシストの技術資産を有機的に結合させた「特定分野の利便性の向上(部分最適化)に抜群の効果を発揮する」システムのNavisiaシリーズを通じ、新しい時代に対応する起業力の「一芸」を提唱しています。ナブアシストは、これからもユーザーのために「情報という大海原のなかで確実な航路を指し示すナビゲーターでありたい」「確実に価値を生み出すサービスをご提供するイノベーターでありたい」と願って、価値の高いサービスを提案していきます。   
本社〒371-0846 群馬県前橋市元総社町521-8
設立1975年12月
資本金2000万円
社員数165人(2020年7月末日現在)
ウェブサイト  https://www.nav-assist.co.jp/
事業内容  システムインテグレーションサービス、インフラ関連サービス、LCMサービス、情報セキュリティサービス、アウトソーシングサービス、ロボットアプリ開発、ICT関連機器(コンピューター、通信機器、サプライ)販売など
取材2020年 8月

※記載されている会社名、製品名等は一般に各社の登録商標または商標です。
※事例に記載された社名・部署名等の情報は取材当時のものです。閲覧時点には変更されている可能性があることをご了承ください。

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