プレスリリース
2014年9月17日
富士通セミコンダクター株式会社
~「Photokina 2014」への出展で永年のパートナーシップの成果をアピール~
「Leica S」はプロフェッショナル写真家向けの小型中判デジタルカメラです。高精細画像、高速処理および低消費電力により優れた画像品質とユーザー体験を提供します。「Leica S」に搭載される「MAESTRO II」は富士通セミコンダクターのイメージングプロセッサ「Milbeaut ® (ミルビュー)」のテクノロジーを基に開発されました。画像処理アルゴリズムの改善と高速なCPUの採用によりソフトウェアとハードウェアの両面で高速化を図り、優れた処理性能を実現しています。
デジタルカメラの画像品質に対する要求がますます高まる中、搭載される画像処理システムには高速処理と消費電力の低減がこれまで以上に強く求められています。当社イメージングプロセッサ「Milbeaut」シリーズはデジタル一眼レフからコンパクトカメラ、携帯電話カメラにまで幅広く採用されており、市場の要求に応え続けています。「Milbeaut」はこのようなさまざまなカメラが必要とする画像処理およびインターフェースの機能を1チップに搭載したもので、動画や音声の処理もサポートします。
2008年、当社はライカと共同でハイエンド一眼レフカメラ向け画像処理システム「MAESTRO」を開発し、ライカの次世代モデルに搭載しました。この共同開発にあたって、専任のハード・ソフト技術者チームを結成し、両社が持つ豊富な知見とノウハウをフル活用しました。「Milbeaut」の画像処理 テクノロジーとライカの高精細撮像技術との組み合わせは、新しい「Leica S」と「MAESTRO II」においても業界屈指の画像処理ソリューションを実現しています。
『ライカは世界中のプロフェッショナル写真家に最先端のテクノロジーを提供しています。そのため、富士通のような最先端の画像処理ソリューションをもたらしてくれる強力なテクノロジーパートナーが欠かせません。「MAESTRO II」は我々の主要な顧客に素晴らしい性能をお届けします。』
『Photokinaで紹介する「MAESTRO II」に代表されるソリューションは、ライカとの永年にわたる共同開発の成果によるものです。ライカと富士通は、この良好な協力関係をベースに、ライカのカメラメーカーとしての経験、知識および名声とMilbeautの画像処理LSIテクノロジーを融合させ、他に類を見ないハイエンドカメラをこれからも提供していきます。』
図1. プレス イメージ
注1 富士通セミコンダクター株式会社:
本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 岡田 晴基。
注2 Fujitsu Semiconductor Europe GmbH:
本社 ドイツ・ランゲン、社長 Brendan Mc Kearney
注3 Leica Camera AG:
本社 ドイツ・ヴェッツラー、CEO Alfred Schopf
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
2015年3月1日付で、富士通セミコンダクター株式会社のシステムLSI事業は 株式会社ソシオネクストに譲渡されました。
当製品に関する問い合わせは、以下のURLにお願い致します。
株式会社ソシオネクスト
https://www.socionext.com/jp/contact/