PRESS RELEASE

2015年7月6日
株式会社富士通エフサス

RT.ワークス様の介護ロボット事業を、当社コールセンターが
全面的にサポート
販売、導入、運用・保守、顧客サポートに関するBPOを受託

当社は、このほど RT.ワークス株式会社様(本社:大阪府大阪市、代表取締役:河野 誠、以下、RT.ワークス様)の介護ロボット事業において、販売、導入、運用・保守、顧客サポートなどの主要プロセスを受託し、全面的にサポートいたします。

具体的には、当社サポートセンターが、RT.ワークス様の生活支援ロボット「ロボットアシストウォーカー RT.1」の利用者ならびに販社向け窓口となり、営業支援(テレマーケティング、契約事務)、導入支援、運用・保守、顧客問合せ対応などの業務を代行することで、RT.ワークス様がロボットの開発に注力できるよう支援します。

また、提携販売代理店様への納品は、当社と連携して佐川急便株式会社様(本社:京都府京都市、代表取締役社長:荒木 秀夫、以下、佐川急便様)が行います。

利用者への納品に際しては、販売代理店様が、利用者への操作方法の説明を行なうとともに、ヒアリングによる利用者ならびに周辺環境の情報収集を行います。操作説明については、今後佐川急便様でもご対応頂くことを予定しています。

これにより、IoT で実機からリアルタイムに収集している稼働情報、サポートセンターで受電した問合せ・相談・要望情報、利用者宅で収集した顧客情報を組み合わせ、ビッグデータとして統合・活用することで、より安全で利便性の高いサービスをきめ細かく提供出来るようになります。またこうして得られた知見は、来るべき超高齢社会に向け、より高性能で使い勝手のよい介護ロボットの開発に活かすことも可能になります。

当社は、今回のような BPO サービスを通じて、積極的に介護ロボットはじめ IoT 関連ベンチャー企業の経営・業務効率化、エンドユーザーの利便性向上に貢献してまいります。

近年、高齢化社会の到来に伴い、高齢者の QoL(Quality of Life)維持、自立性確保、ならびに介護予防の観点から、高齢者が長く社会活動や外出を続けられるよう支援することが求められており、安全に日常生活を送る上で、介護ロボットの活用に注目が集まっています。

このような社会的ニーズに対応すべく、RT.ワークス様は、今月より、生活支援ロボット「ロボットアシストウォーカー RT.1」の提供を予定されています。

これにあたり当社は、利用者ならびに販社向け窓口を担当し、主要プロセスである営業支援(テレマーケティング、契約事務)、導入支援、運用・保守、顧客問合せ対応などを BPO として受託することで、RT.ワークス様がロボットの開発に注力できるよう全面的にサポートいたします。また販売代理店様により得られた利用者情報を、IoT による稼働情報やサポートセンターの受電情報と組合せ、ビッグデータとして統合・活用することで、より安全で利便性の高いサービスをきめ細かく提供出来るようになります。

【今回の協業スキームのイメージ】
今回の協業スキームのイメージ

利用者の期待効果・メリット

利用者においては、本サービス導入により、以下の効果・メリットが期待出来ます。

[納品時]

販売代理店様、もしくは佐川急便様の配送員が、利用者に合わせた機器設定、マンツーマンでの操作説明を実施することで、利用者は、納品直後から使用可能となります。またサポートセンターのオペレーターから「Welcome コール」を行い、利用者が安心してサポートが受けられる旨を伝えます。

[平常時]

ネットワークサービスの見守り招待機能(注1)により、現在の歩行状態やバッテリー残量などを、家族、サポートセンターが把握可能となることで、安心してご利用頂けます。

[トラブル・障害発生時]

万一のトラブル・障害発生時には、サポートセンターに連絡いただき、サポートセンターで蓄積している情報を確認することにより、電話による迅速な復旧対応が可能となります。

[盗難・紛失時]

通常「ロボットアシストウォーカー RT.1」に搭載されている GPS 機能により、サポートセンターで位置情報の確認が可能であり、現在の所在地を利用者、もしくは家族へお知らせします。また、歩行履歴を確認することで、どのような経路を辿ったかを把握することも可能です。

「ロボットアシストウォーカー RT.1」の主な機能・特長

「ロボットアシストウォーカー RT.1」は、人感センサーと環境センサーのデータをダイナミックに処理し、後輪に組み込まれたモーターを制御することによって、高齢者が安全かつ楽に歩くことをサポートします。

また同機に組み込まれた GPS などのセンサー情報を3G回線などを経由し発信することで、富士通の IoT インフラを活用した見守りサービスを提供します。

「ロボットアシストウォーカー RT.1」の主な機能・特長

RT.ワークス 河野代表コメント

優れた製品を提供することで、超高齢社会において、高齢者が自立した生活を続けられるよう、早期にビジネスを立ち上げるために、外部ソースの活用を決めた。これにより、利用者の声を広く確実につかみ、より付加価値の高い商品の提供を目指したい。

RT.ワークス株式会社

代表取締役 河野 誠

注釈

  • 注1:
    見守り招待機能
    利用者が、ロボットアシストウォーカーの状態を誰かに見守って欲しい場合、見守りを依頼したい人を、ネットワークサービスを通して招待することが出来る機能。

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以上

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