PRESS RELEASE

2010年11月17日
株式会社富士通エフサス

「IDリンク・マネージャー 勤怠連携版」を新発売
改正労働基準法の施行を機に、サービス残業の抑止とコンプライアンス強化を実現

当社は、勤怠とパソコンを連動させてサービス残業を抑止するソフトウェア「IDリンク・マネージャー 勤怠連携版」を本日より販売開始します。

本ソフトウェアは、勤怠管理システムが持つ打刻・勤務予定時間をパソコンのログイン・ログオフと連動させ、"パソコン利用の制限" "終業間際の定時退社促進通知" "部門単位の残業一元管理" を可能にします。

昨今、企業では厚生労働省による改正労働基準法(2010年4月施行)や、賃金不払残業(いわゆるサービス残業)の監督指導強化を背景に、サービス残業や長時間残業への対策が不可欠となっています。

当社は、「IDリンク・マネージャー 」を入退室管理システムやパソコンログインシステム、グループウェアなどと連動させ、セキュリティ強化やID管理効率化を提供してまいりました。勤怠管理システムとの連動についても多くの要望を受け、このほど、勤怠管理システムの打刻・勤務予定時間とパソコンのログイン・ログオフを連動させ、昨今社会問題化しているサービス残業や長時間残業への対策を支援する「IDリンク・マネージャー 勤怠連携版」を販売開始いたします。

なお、本ソフトウェアは当社内で導入を始めており、今後、お客様には社内実践による最適な運用に基づいた提案を行ってまいります。

本ソリューションの特長

  1. 勤務時間とパソコン利用の連携でサービス残業を抑止
    お客様既存の勤怠管理システムと連携することにより、出勤打刻後にパソコン利用を許可、退勤打刻後はパソコンを強制ログオフし、パソコン業務によるサービス残業を抑止できます。
  2. 終業時間にパソコンへメッセージ画面をポップアップ表示し、作業効率化を促進
    申請した勤務時間を超えてパソコンを使った場合、警告画面のポップアップ表示を行います。残業申請を行わずに業務を継続すると強制ログオフ・シャットダウンが実行され、パソコンの利用を抑止します。残業申請を行うことにより意識改善・作業効率化を促し、生産性の向上に貢献します。
  3. 利用者のパソコンから残業申請が行え、管理監督者は残業時間・内容の一元管理が可能
    上司に残業申請を行うことでパソコン利用時間を延長できます。管理監督者は利用者ごとの出退勤時間、パソコンログイン/ログオフ時間の一括参照・レポート出力が行えるため、残業管理の精度が向上します。
  4. パソコンを利用した出退勤打刻機能を搭載し、勤怠管理システムを持たないお客様も利用可能
    「IDリンク・マネージャー 勤怠連携版」は出退勤打刻機能を有しており、勤怠管理システムやタイムレコーダーをお持ちでないお客様も、上記の特長をご利用になれます。
  • 【勤怠管理システムとパソコンログイン認証システムの連携イメージ 】サービスの仕組み

  • 定時退社促進通知は、表示画面の背景画像やメッセージ内容を変更できますので、導入目的によって働く人への優しい運用から厳格な管理まで、柔軟に活用いただけます。

販売価格、および提供時期

パッケージ名称 販売価格(税別) 提供開始時期
IDリンク・マネージャー 勤怠連携版 100万円 即日

<最適な設計構築・運用保守サービスをご用意>

  • 設計/構築サービス
    IDリンク・マネージャー勤怠連携版の設計/構築の実施および、他システム(勤怠管理システム、Active Directory®、PCログイン認証システムなど)との連携箇所のシステム設計・構築の実施
  • 運用/保守サービス
    サービス実施のための要件確認(運用手引書の作成)、マネジメント、トラブル復旧支援、IDリンク・マネージャーのQ&A対応、修正パッチ提供

販売目標

IDリンク・マネージャー全体で300本(2012年度累計)

IDリンク・マネージャー 動作環境

[サーバ]Windows Server® 2003環境のサーバ

[クライアント] Windows® XP/Windows Vista®が動作するPC/AT互換機
※Windows Server® 2008およびWindows® 7は2010年度内に対応予定です

本システムを導入するには、パソコンログイン認証をActive Directory®で行う必要があります。
(既存のActive Directory®でもご利用になれます)
Active Directory®をお持ちでないお客様には、勤怠連携モデル専用にActive Directory®を構築いたします。

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