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導入事例レポート 株式会社ケーヒン様

株式会社ケーヒン様 強力な機密情報の保護体制とセキュアな情報共有体制を実現

情報セキュリティの強化が求められる中、利用者や管理者の負担を増やすことなく文書管理が徹底できるソリューションが求められています。

四輪・二輪の分野において、世界的な機能部品メーカーとして高く評価されている株式会社ケーヒン様では、機密情報のセキュリティ強化と、セキュアな情報共有体制の確立を目的に、富士通エフサスの「機密情報保護&共有ソリューション」で提供する「Rightspia for Secure Documents」(以下、Rightspia)を導入されました。今回はその導入経緯と効果についてケーヒン様に伺いました。


導入までの背景

開発情報や個人情報などを管理する機密情報管理規定の強化

株式会社ケーヒン 管理本部 情報システム部 第二情報システム課 課長 菊地 利徳様

ホンダ系最大手の総合システムメーカーとして、二輪・四輪向けの電子制御系システムのほか、燃料供給系、エアコン系の中核部品の製造を手がけるケーヒン様。同社のレース用部品が自動車レースや二輪レースで採用される一方で、全日本ロードレース選手権やSUPER GTに参戦するレーシングチームのメインスポンサーとしても知られています。

世界各地に製品を送り出すケーヒン様では、全拠点統一の機密情報管理規定を定め、開発情報や個人情報などを厳密に管理されています。「文書ファイルについては、重要度に応じてランク付けを行い、アクセスレベルや権限を定めています」とおっしゃっています。


導入以前の課題

  1. 継続的な情報漏えい対策の強化
  2. 業務における情報共有の促進
  3. PDFファイルへの利用権限設定

株式会社ケーヒン 管理本部 情報システム部 第二情報システム課 今野 幸一郎様

株式会社ケーヒン 管理本部 情報システム部 第二情報システム課 高橋 和也様

機密情報の管理を徹底する過程で、課題となっていたのが情報漏えい対策です。
ケーヒン様では数年前から段階を追って対策を実施してきました。

まず初めに、以前から導入されていたActive Directory認証基盤に加え、IT全般統制の整備により運用管理を強化しました。

次に、各部門で管理していた機密情報を情報システム部管理の全社ポータルと全社ファイルサーバに集約、アクセス権レベルでのセキュリティを設定し、機密情報管理を強化してきました。

最終段階では、DRM注1を導入し、ファイルが社外に流出しても部外者が見られない情報保護の仕組みを導入しています。この情報漏えい対策として、機密情報の保護を徹底しながら、業務における情報共有を促進する課題がありました。

ケーヒン様は「社内には自社で蓄積してきた開発情報や、お客様からお預かりした開発情報が多数あります。業務を遂行する上で欠かせない情報ですが、情報漏えいのリスクがあると安心して共有ができません。そこで、情報の保護を徹底した上で、社内共有ができる仕組みが必要でした」と振り返られます。

ケーヒン様で扱う文書のほとんどがPDFファイルです。現在導入しているマイクロソフトのDRM製品であるAD RMS注2は、PDFに対応していないため、PDF文書に対応する機密保護ソリューションの導入を検討されました。

注1)DRM(Digital Rights Management):デジタル著作権管理
注2)AD RMS(Active Directory Rights Management Services):情報保護のための機能 。Windows Server 2008に標準搭載


導入の概要

  1. 物理サーバを追加することなく仮想サーバ上に構築
  2. Active Directoryによるユーザ認証
  3. 分散していた文書管理サーバをMOSSに集約
株式会社富士通エフサス 東北支社 情報サービスビジネス部 菊池 浩二

ケーヒン様は複数のソリューションを検討された中から富士通エフサスの「機密情報保護&共有ソリューション」で提供する「Rightspia for Secure Documents」を導入されました。富士通エフサスにとってケーヒン様はRightspiaのファーストユーザとなります。選定の決め手について「PDFファイルに対応していたことが一番です。また、当社が導入済みのActive Directoryと親和性が高く、ログインするだけでファイルを開けるようになる手軽さが魅力でした。さらに、MOSS注3と連携できることもポイントになりました」とおっしゃっています。

導入に際してケーヒン様では物理サーバの削減を目的に、仮想サーバ上に構築することを想定されていました。しかし、Rightspiaは仮想サーバへの導入を標準でサポートしていなかったことから、富士通エフサスと共同で検証作業を行いながら導入を進めました。そして開発着手から3カ月後の2010年8月に本稼働がスタートしました。「富士通エフサスには当社の要望に対して柔軟に対応していただき、非常に助かりました。ファーストユーザということで若干の不安もありましたが、ソリューション自体の品質の高さにも満足しています」とご評価いただきました。

ケーヒン様ではRightspiaを最も機密性の高い情報を扱う開発部門および関連部署に導入されています。開発部門では今まで、MOSSで文書ファイルを共有する部署がある一方、個別のファイルサーバで独自の権限を設定して管理している部署もありました。そこで開発部門の文書ファイルはすべてMOSSに集約し、Rightspiaによって情報を一元管理する体制に一新しています。

注3)MOSS(Microsoft Office Sharepoint Server) :マイクロソフトの情報共有基盤

導入の効果

  1. セキュアな情報共有体制の確立
  2. PDFファイルの権限設定の自動化
  3. ノウハウの共有による新たな研究開発への期待

Rightspiaの導入により、ケーヒン様の開発部門におけるセキュアな情報共有体制の確立が実現。情報漏えいを防ぎながら、情報共有を促進する目的が達成されました。「今までは情報保護のためにPDFの機能を使ってファイル毎に印刷制限などを設定していましたが、Rightspiaでは事前に権限を設定したフォルダに保存するだけで制限設定が完了します。そのため業務効率が向上し、新たな価値の創造に向けた取り組みが促進されています」とおっしゃっています。

さらに、文書ファイルをすべてMOSSに集約した結果、開発部門全体で情報やノウハウが共有できるようになりました。「公開したくてもできなかった情報が、セキュアな環境の元で公開できるようになったことは大きなメリットです。その結果、今まで存在すら知られていなかった貴重なノウハウや、本来必要であるにも関わらず一部の担当者の間でしか活用されていなかった情報の周知が可能となり、新たな開発に結びつくことを期待しています」と評価されています。また、分散していたシステムの集約により、管理コストの削減にも結びついているとおっしゃっています。


今後の展望

全拠点への展開を目指す

ケーヒン様では、Rightspiaの活用範囲を全拠点に拡大することを想定されています。「全社統一の機密情報管理規定を定めてはいるものの、依然として運用担当者のモラルに依存する部分が残っているのも確かです。今後はシステム的な情報統制を強化していきます。また機密情報にはオフィスファイルやPDFファイル以外にも、設計図面用のCADファイルやVisioファイルもあります。今後、ファイルフォーマットの拡張にも期待しています」とおっしゃっています。

「Rightspia for Secure Documents」は既存のAD RMSに追加導入するだけで、セキュアな情報共有基盤が構築できます。富士通エフサスでは、導入支援から導入後のサポートまですべて対応いたしますので、是非ご相談ください。

サービス詳細

掲載日:2010年12月15日


株式会社ケーヒン 角田第三工場

株式会社ケーヒン様
<所在地> 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル39階
<代表取締役社長> 小田 垣邦道氏
<資本金> 69億3200万円
<従業員数> 4,361人
<事業内容> 自動車および輸送機器向けの部品・機器・システムの開発、製造、販売
  (2010年10月現在)
<ホームページ> http://www.keihin-corp.co.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

【お問い合わせ】

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