蒲郡信用金庫 様

コスト削減と効率化を実現できる将来を見据えたクラウド型の情報系システムができました。

導入事例レポート 蒲郡信用金庫様

地域密着の金融機関として蒲郡市を中心に地域経済社会を支える蒲郡信用金庫様。制度改正ごとに伴うシステムの更改コストと老朽化が課題でした。富士通エフサスは、富士通ミッションクリティカルシステムズが開発した「信金補完クラウドサービス」の利用とシステム運用の改善を提案。ファーストユーザーとなる「信金補完クラウドサービス」に加え、仮想化とブレードサーバーを組み合わせたクラウドシステムを構築。今後予定されているシステム移行を見据えた情報系システムを実現しました。

課題
効果
課題信金業務の効率的な運営
効果「信金補完クラウドサービス」により将来性のあるシステムを導入
課題2007年に導入したシステムの老朽化対策
効果オンプレミスによる汎用性のあるクラウドシステムを構築
課題システムの運用改善
効果システムの運用改善を実現

導入までの背景

システムの更改に合わせて、信金業務を効率化する新しいシステムを導入したい。

愛知県の東三河を中心に、東は静岡県、西は名古屋市などに拠点をおき、地域経済を地元密着で支える蒲郡信用金庫様。

富士通エフサスでは、2007年に自営のシステムから信金共同システムへ移行した時からお付き合いをいただき、今では、信用金庫を運営する上で欠かせない情報系システムを担当しています。本案件は、今までの実績を踏まえての依頼から始まりました。

「今回は、2007年に導入したシステムの更改時期に加え、メーカーサポートが終了するWindows XPからのOS移行という2つの相談が始まりでした。」と蒲郡信用金庫様。しかし、蒲郡信用金庫様との打ち合わせを重ねていく中で、ただ単にシステムやOSを更改するのではなく、信用金庫のビジネスを効率化でき、さらにはシステム運用改善も実現できる、新しいシステムを模索できないか、という相談をいただくことになりました。

蒲郡信用金庫 理事長 竹田 知史 様 蒲郡信用金庫
理事長
竹田 知史 様
蒲郡信用金庫 常務理事 加子 通久 様 蒲郡信用金庫
常務理事
加子 通久 様
蒲郡信用金庫 事務統括部 部長 内藤 景嗣 様 蒲郡信用金庫
事務統括部
部長
内藤 景嗣 様
蒲郡信用金庫 事務統括部 副部長 岩瀬 典久 様 蒲郡信用金庫
事務統括部
副部長
岩瀬 典久 様

導入以前の課題

1.信金業務の効率的な運用
2.2007年に導入したシステムの老朽化対策
3.システムの運用改善

「2007年に導入したシステムが老朽化していること。そのシステム運用の費用が高くついていることが、最初の課題でした。それにWindows XPのサポートが終了してしまうため、OSの移行も視野に入れておかなければいけませんでした。」と蒲郡信用金庫様。システムもOSも老朽化しているということが当初の課題だったと言います。

「しかし富士通エフサスと更改に向けて話し合いを行っていくにしたがい、システムをせっかくリプレースするのであれば、老朽化対策はもちろんのこと、信金業務がもっと効率的になり、さらにはコストも削減できるような目新しいシステムができないだろうかと考えるようになりました。」と蒲郡信用金庫様。

富士通エフサスでは、そのご要望に対して、新しいシステムを提案することになりました。
また、蒲郡信用金庫様では、今回の老朽化対策の一環として重要視していたのが、将来性のあるシステムへの更改でした。「私たちは、3年後に新本部移転を予定しています。その際に移行しやすく、汎用性のあるシステムづくりも老朽化対策の課題のひとつでした。」とおっしゃいます。

信金業務の効率化を促す新しいシステムの提案と、老朽化対策の一環である汎用性のあるシステム構築。さらには、運用コストを削減できること。富士通エフサスでは、それらの課題を解決するシステム提案が求められていました。

導入の概要

1.信金補完クラウドサービスの導入
2.オンプレミスによる汎用性のあるクラウド環境を導入

「まず、信金業務を効率化させるための新システムですが、何度も相談しているうちに富士通エフサスからいただいたのが、富士通ミッションクリティカルシステムズが開発した『信金補完クラウドサービス』というものでした。」と蒲郡信用金庫様。

富士通エフサスでは、蒲郡信用金庫様の要望に、効率化とコスト削減を実現できる信金補完クラウドサービスという信金業務に特化した新システムを提案しました。

通常共同センターにある定型の元帳(アプリケーション)に対して、全国の各信金金庫がそれぞれ独自でカスタマイズして使っています。しかしそれでは、各信用金庫が、その都度、SE会社などにアプリ開発を依頼しなければならないため手間やコストがかかります。そこで、各信用金庫が行っているアプリケーションをひとつにまとめてクラウドにて共有できるというものが信金補完クラウドサービスです。しかも月額(定額)で提供することが可能です。そのようなメリットを十分に理解していただき、蒲郡信用金庫様がファーストユーザーとして新システムに共感していただき導入に至りました。

「私たちが、ファーストユーザーだということもあって、多くのスタッフが来てくれて、それぞれの担当者からわかりやすく説明していただき、導入までに全面的なバックアップをしてもらいました。

加えて、各信用金庫が持つ課題や悩みをある程度リサーチしてくれ、私たちでも気がつかなかったメリットや可能性を教えていただき、新システムの必要性を教えてくれました。」と導入に至った経緯をおっしゃいます。

また、老朽化対策に伴う汎用性のあるシステム構築では、上記新システムに加え、ブレードサーバーによるオンプレミスのクラウド環境を構築しました。

「クラウドであれば、中身の仕組みだけをごっそりと次期システムヘ持っていくことができ、スピーディーでコストダウンも狙えます。オンプレミスで構築することでシステムの本店移転が容易になり、しかもBCP対策など、災害に踏まえたものになります。今回は、いろいろなやり方が選択でき、将来性のあるシステムを構築してもらいました。」と、更改した情報系システムについても評価していただきました。

<システム導入のロードマップ>

システム導入のロードマップ

導入の効果

将来のある2つのシステムで信用金庫の業務効率とコストを抑える。

「信金補完クラウドサービスについては、導入したばかりでまだ効果はわかりません。そもそもこれは、全国の各信用金庫と共有しはじめて効果がでてくるもので、将来を見据えたシステムです。今は、ファーストユーザーとして、私たちのノウハウをクラウドサーバーに集めているところで、いくつかは選択するまでになっています。」と蒲郡信用金庫様は、これからに期待していらっしゃいます。

富士通エフサスでは現在、他の信用金庫様にこのシステムを提案しています。すでに興味も持っていただいている全国の信用金庫様も複数あり、手応えを感じています。

「全国の信用金庫は皆、同じ課題をもっています。しかしこのシステムなら、皆で同じ補完システムが共有できたり、情報交換できます。さらには、各信用金庫が別々に開発費を捻出する必要がなくなり、結果、リーズナブルに利用できます。きっとこの信金補完クラウドサービスは、信用金庫全体の大きなシステムになり、全国の信用金庫が注目するシステムになるはずです。」と蒲郡信用金庫様より評価していただいております。

さらには、開発人員、高齢化、費用などがある程度、新サービスを導入することで解決できるとメリットがあると言えます。

今まで、このような新システムのファーストユーザーになったことはなかったが、富士通エフサスの提案に対してメリットがあり優れたシステムであると評価もしていただきました。

また蒲郡信用金庫様からは、今回の更改で構築したオンプレミス環境にも評価をいただいております。

「まずは自社にサーバーを設置しておりますが、今後、データセンターに移すことも可能なシステムです。つまりは、この先、多くのパターンが選べる汎用性があるということ。先ほど述べた通り、本部移転を考えた上でも、移行の費用も抑えられます。先々の話かもしれませんが、システムのすべてを無人化するということも可能なはずです。」とコストメリットと将来性について、嬉しいお言葉をいただきました。

富士通エフサス 中部本部 東海支社 第二情報ビジネス部長 平間 信夫 富士通エフサス
中部本部 東海支社
第二情報ビジネス部長
平間 信夫
富士通エフサス 中部本部 東海支社 第二情報ビジネス部 古川 裕貴 富士通エフサス
中部本部 東海支社
第二情報ビジネス部
古川 裕貴

今後の展望

富士通エフサスと共に、信用金庫の目指すべき姿を創っていきたい。

今後は信金補完クラウドサービスを広めていただきたいと富士通グループに期待を寄せています。

「信金補完クラウドサービスは、富士通グループと私たち蒲郡信用金庫をはじめ全国の信用金庫同士が共同開発し発展させていくシステムです。その中でも、富士通エフサスが中心となってどんどん引っ張ってもらいたい。信用金庫をご利用になるお客様が便利に思ってくれるようなサービスを提供し続けるためにも、信用金庫同士がICTを通じて助け合い、大きなクラウドシステムを築いていきたい。そのためには富士通グループが必要なのです。」と蒲郡信用金庫様。

今後、信用金庫が目指すべき姿を富士通グループと共に創っていくことを期待も込めておっしゃっていただきました。

蒲郡信用金庫 様

本社 愛知県蒲郡市元町5番8号
設立 1948年4月1日
理事長 竹田 知史 氏
役職員数 853人(2014年1月末)
店舗数 50店舗(2014年1月末)
ホームページ http://www.gamashin.co.jp/

[掲載日:2014年8月22日]

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