株式会社きらやか銀行 様

「ストレージソリューション」でファイルサーバーを統合。

導入事例レポート 株式会社きらやか銀行様

山形県域の経済を支えるきらやか銀行様。ファイルサーバーの運用コスト削減が課題となっていました。富士通エフサスは、分散していたファイルサーバーをストレージを活用して集約・統合。運用コスト削減を図るとともに、2拠点間でのバックアップ運用により、事業継続性の向上を実現しました。

課題
効果
課題複数台のファイルサーバーの管理・バックアップ運用が大変
効果ファイルサーバー統合により運用効率化
課題サーバー間でシステム連携がなく、災害等があった際に不安
効果2拠点間相互バックアップにより事業継続性向上
課題ファイルの重複によるサーバー容量圧迫
効果ファイル可視化ソフト導入によりファイルサーバーの中身を見える化しファイル整理

導入までの背景

増加したファイルサーバーの運用・管理と、事業継続性が課題に。

2007年、山形しあわせ銀行様と殖産銀行様が合併し誕生したきらやか銀行様。“地域の企業の皆さまと共に活きる”をスローガンに、山形県域を中心にした東北地方の経済を支えています。

きらやか銀行様では、ファイルサーバーの増加に伴う運用負荷の増大が課題となっていました。合併に伴い、ファイルサーバーも両行のものをそのまま引き継ぎ運用していたこと、また銀行内のニーズに対応する形でファイルサーバーの増設を重ねていたことが原因です。以前のサーバーをそのままファイルサーバーとして設定しながら運用を続けていたため、ファイルサーバーの運用は大変煩雑になっていました。

きらやか銀行様では、バックアップの課題を以前から感じていらっしゃいましたが、特に東日本大震災以降、事業継続という点でもバックアップを強く意識するようになったとおっしゃいます。「災害時の対応も含めたバックアップへの課題意識を持ちながら取り組むようになりました。」そこで事業継続性の向上にも配慮したファイルサーバー運用の効率化が急務となりました。

株式会社きらやか銀行 事務部 部長 染谷 亮太郎 様 株式会社きらやか銀行
事務部 部長
染谷 亮太郎 様
株式会社きらやか銀行 事務部 システム課 主任調査役 黒坂 朋宏 様 株式会社きらやか銀行
事務部 システム課
主任調査役
黒坂 朋宏 様
株式会社きらやか銀行 事務部 システム課 副調査役 小野 賢次 様 株式会社きらやか銀行
事務部 システム課
副調査役
小野 賢次 様

導入以前の課題

1.複数台のファイルサーバーの管理・バックアップ運用が大変
2.サーバー間でシステム連携がなく、災害等があった際に不安
3.ファイルの重複によるサーバー容量圧迫

導入事例レポート 株式会社きらやか銀行様

きらやか銀行様のファイルサーバーは、本社と事務センターの2拠点に分散していました。「以前は銀行内でもそれほどパソコンを使っていなかったため、ファイルサーバーも小規模なものでよかったのですが、次第に銀行内のニーズが高まってくるにつれ、ファイルサーバーの追加を繰り返してここまでやってきました。」最終的には2拠点のファイルサーバーは合計で9台にまで増大していました。
9台それぞれを独立して運用しなければならないため、たとえば銀行内で人事異動があった場合、ファイルへのアクセス権限の設定を9台分それぞれに行わなくてはならないなど、運用負荷・コスト面での課題がありました。特に課題となったのはバックアップです。9台それぞれに対してバックアップ作業が必要で、またその手順・手法はバラバラであったため、抜本的にどうにかしなければ、と感じていました。

また、本社と事務センターの2拠点に分散して置かれていた9台のファイルサーバー間では、システム連携などはなされておらず、独立して置かれているだけでした。担当者は2拠点を行き来しながら運用・管理を行わなければなりませんでした。
東日本大震災後、きらやか銀行様全体で事業継続に対する意識は高くなりました。一つの施設にサーバー資産が集中していると、その施設が被災した際、事業の継続に重大な影響を及ぼしかねません。

以前のファイルサーバーは2拠点に分散していたものの、相互にバックアップが行われていたわけではないため、どちらかの拠点が被災した時には、そこで保管されているデータが失われてしまう可能性がありました。
さらに、ファイルの重複も大きな課題となっていました。運用を続ける中で、同じファイルがサーバー内の様々なところに作られてしまうという課題がありました。「ファイルの重複は、サーバー容量を圧迫します。また重要ファイルが各所に分散することで、セキュリティリスクが高い」ときらやか銀行様。誰が、いつ置いたファイルなのかを可視化できるようにしたい、との要望が運用担当からもあげられていました。

導入の概要

導入の概要

1.「ストレージソリューション」で9台のファイルサーバーを2台に統合
2.2拠点間相互自動バックアップで、事業継続性を向上
3.ファイル可視化のソフトウェアを導入

きらやか銀行様では、上記のような課題を持ったファイルサーバーの統合案件を、いくつかのベンダーに声をかけ、比較検討していきました。最終的にパートナーとして選んだのは、富士通エフサス。その決定要因は、きめ細かい提案にあったとおっしゃいます。「コンペティションという形は取りましたが、要求仕様書を提示して提案をいただく、というのではなく、こちらの要望や課題をお伝えして提案してもらいました。」要望や課題のみにあわせた提案にとどまるベンダーが多い中、富士通エフサスは最初の提案で終わるのではなく、提案後お客様と月に2から3回の話し合いを繰り返しながら、徐々に提案の精度を高めていきました。「議論を重ねる中で、私たちの求めているものに次第に近づいているという実感がありました」ときらやか銀行様。お客様のニーズを的確に汲み取り、柔軟に提案に反映していく姿勢が評価されました。

富士通エフサスの提案はファイルサーバーを統合し、運用コストを削減するというもの。設計・構築から運用・保守まで災害対策も含めお客様のストレージシステムをトータルにサポートする「ストレージソリューション」の特色をフルに活かした提案が高く評価されました。

富士通エフサスでは、ファイルサーバーに富士通ストレージシステムETERNUSを活用しました。ETERNUSには標準機能としてネットワークを介して複数拠点間のミラーリングを行う機能があり、この機能を活用し本社と事務センター間で相互に自動でバックアップを行うようにしました。これまで手動で、テープなどの媒体を使って行われていたバックアップでしたが、ETERNUSの機能を活用したバックアップシステムにより、媒体を使うことなく、自動で相互にバックアップを取ることのできる体制が整いました。さらに2拠点間でデータの同期をとることで、拠点分散が実現し、災害時の事業継続性も高まりました。

また「ファイルの重複」という課題においては、重要ファイルが各所に分散することなどによるセキュリティリスクを避けるため、ファイルの重複を解消することが必要だとの判断に至りました。そこで富士通エフサスでは、ファイル可視化ソフトウェアを提案しました。システム管理者が使うことのできる監視の機能が充実している上に、ファイルが重複していることを利用者にフィードバックでき、システム管理者の運用を効率化、利用者にファイルの整理を意識付けできることが、採用の決め手になりました。

「富士通エフサスは、既存ネットワークとの連携や、利用形態に合わせた調整などにもすぐに対応していただけたことがよかった」とおっしゃいます。また、窓口となる営業担当者についても、「営業面、技術面、運用面と一貫して相談ができ、スピーディーに対応してくれるため、大変助かりました」と、対応の柔軟性も高く評価されています。

きらやか銀行 様構成図

  • 9台のファイルサーバーを2台に統合
  • 2拠点間相互自動バックアップにより事業継続性向上
  • ファイル化しかソフトによりサーバー内保存データの見える化

導入事例レポート 株式会社きらやか銀行様

導入の効果

ファイルサーバー統合により効率化と事業継続性の向上を達成。

「ストレージソリューション」を活用し、9台のサーバーを2拠点・2台に統合したことで「当初の目標としていたサーバー運用の効率化・コスト削減、あるいは事業継続性の向上は、すべて達成できています。運用・管理の現場担当者からも、負担が減り楽になったとの声が上がっています」とおっしゃいます。

ETERNUSの機能を活用した相互自動バックアップについても、これまで5営業日分までしかバックアップを取っていなかったところを、2週間までさかのぼって復旧できるようになり、安心感が増したとおっしゃいます。

距離の離れた2拠点間にあるファイルサーバーを、ミラーリングで同期することで、フルバックアップでの二重化が実現しました。そのため、災害時の事業継続性も大幅に向上しました。「全体としてファイルサーバーの運用効率化と、バックアップの安定感・信頼感が高まり、満足しています」と高い導入の効果を感じていらっしゃるようです。

ファイルの可視化についても、大きな期待を寄せていらっしゃいます。「可視化によって、これまで見えていなかったファイルサーバーの中身が見えるようになったことが、まず大きな効果としてあげられます。」さらにファイルサーバーの効率的な利用に向けて、可視化機能の運用徹底に、強い意欲を見せていらっしゃいます。

富士通エフサス 東日本本部 東北支社 山形支店 千葉 淳也 富士通エフサス
東日本本部 東北支社
山形支店
千葉 淳也

今後の展望

ファイルのサーバーへの移行を推進、さらなるセキュリティ、事業継続性の向上を目指す

きらやか銀行様では、今回のファイルサーバー統合により運用効率化、セキュリティが向上したことを高く評価していますが、一方で今後もさらなるセキュリティ、事業継続性の向上に引き続き取り組んでいきたいとのお考えです。
「ファイルサーバーへの移行を推進し、保存ファイルの一元的な管理、パンデミック発生などに備えた事業継続可能なクライアント環境の整備を進めていくことで、向上を図りたいと思っています。」
「さらに向上を進める上では、ネットワーク技術、ストレージ技術、サーバー技術、セキュリティ技術の連携がなにより重要です。富士通エフサスには、富士通グループとしてハードウェアからソフトウェア、運用・保守まで、一貫して提供でき、サポートいただける安心感があります。今後も引き続きインフラを支えてもらいたい」と富士通エフサスの今後の働きに、大きな期待を寄せていらっしゃいます。

ストレージシステムのライフサイクル全体を体系化し、企画から運用、導入までのコスト最適化を実現 「ストレージソリューション」

ICTシステムで扱うデータの量が急増し、その安全な管理の必要性が高まる昨今、ストレージをどのように導入・運用するかが、企業の課題となっています。「ストレージソリューション」は、ストレージシステムの企画から導入、運用までのライフサイクルを体系化し、一連のサービス群として提供します。

株式会社きらやか銀行 様

所在地 山形県山形市旅篭町三丁目2番3号
設立 2007年5月7日
代表取締役頭取 粟野 学 氏
従業員数 956人(2012年9月末現在)
ホームページ http://www.kirayaka.co.jp/

[掲載日:2013年10月21日]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材時のものであり、このページ の閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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