長野医療生活協同組合 長野中央病院 様

「エフサスグリーンファシリティソリューション」導入によるサーバー環境の再構築。

導入事例レポート 長野医療生活協同組合 長野中央病院様

長野県の地域医療の担い手である長野中央病院様。サーバールームの運用コスト削減、耐障害性の向上が課題となっていました。そこで富士通エフサスは「エフサスグリーンファシリティソリューション」によりサーバールームを再構築。空調最適化により運用コストを削減すると同時に、災害時の耐障害性を向上しました。

導入までの背景

電子カルテ導入に伴いデータ量が増大。サーバルームにも耐障害性の要求高まる。

長野中央病院様では2004年から電子カルテを導入しています。それ以来画像システムの導入が進み、循環器系や内視鏡系の画像データを扱うようになりました。電子カルテの導入に伴い、システムが取り扱うデータ量が増大。病院の業務におけるICTの重要性が高まり、システムにはより一層の安定稼働と耐障害性が求められていました。「システムを止めることのないサーバールームを作るためにはどうしたらいいのかが大きな課題となっていました」。さらに東日本大震災の影響もあり事業継続性の向上が課題になる中、システムを「守る」という発想がより重要になってきています。

長野医療生活協同組合 長野中央病院 総務課長 山口 宜仁 様 長野医療生活協同組合
長野中央病院
総務課長
山口 宜仁 様
長野医療生活協同組合 長野中央病院 システム室長 礒野 健一 様 長野医療生活協同組合
長野中央病院
システム室長
礒野 健一 様
長野医療生活協同組合 長野中央病院 システム室 中西 晃 様 長野医療生活協同組合
長野中央病院
システム室
中西 晃 様

導入以前の課題

1.増改築に伴うサーバールームの再構築・最適化
2.「24時間365日止まらない」サーバールームの構築

長野中央病院様では、設立50週年を迎える2013年、大規模な増改築を行うことになりました。病室は20床増床し322床に、また心臓病センターやホールなどを新設します。この増改築にともない、サーバールームも移転・増設することになりました。「サーバールームは、今から10年前に作られたこともあり作業スペースが少なく、メンテナンス作業にも支障がありました」と長野中央病院様。空調設備も、一般のエアコンを使っているために思ったような空調効果を得られなかったり、エアコンが不調になることがありました。また建物の耐震強化も課題となっていました。さらに前述のとおり、病院業務におけるICTの重要性が増している状況で、震災以降の災害対策、事業継続性の向上といった課題を受け「24時間365日止まらない」システムを支えるサーバールームを構築することが必要でした。

導入の概要

1.空調の最適化
2.UPSの統合によるサーバールーム全体の電源バックアップ
3.サーバーラック単位での免震

導入事例レポート 長野医療生活協同組合 長野中央病院様

上記課題に応えるために、富士通エフサスでは「エフサスグリーンファシリティソリューション」による現サーバールームの課題の可視化と、それを元にした最適化の提案を行いました。空調の最適化、UPS(無停電電源装置)を統合しサーバールーム全体に対する電源のバックアップの確保、さらにサーバーラック単位での免震を行いました。導入に際しては、富士通エフサスの経験とノウハウに助けられたと長野中央病院様は振り返ります。「私どもはどうしても、『こうあるべき』という固定概念で『理想のサーバールーム』をイメージしてしまいそこからなかなか離れることができませんでした。しかし富士通エフサスは、与えられた条件を考えながら、本来の目的である『24時間365日止まらないサーバールーム』を現実に作るために最適な方法を提案してくれました」とおっしゃいます。例えば空調。サーバールームの空調といえば床吹出し式、というイメージがあったと長野中央病院様。「実際には、富士通エフサスの提案もあり、限られたスペースの中で有効な方法を検討した結果、天井から空調を回す方式のほうがいいという結論に至りました」。さらに振動対策では、当初病院の構造上免震は難しいのではないかと考えていた長野中央病院様に対して、富士通エフサスは免震施工のバリエーションを提示し、条件の中で可能な免震構造を提案しました。富士通エフサスは提案当初から本社のファシリティー専門スタッフを招集。会議に参加させることで疑問や要望はその場で解決、回答し、持ち帰り事項を作らないようにしました。その結果「こちらの意図を把握し、条件の中での最適解をスピーディーに提案してくれた」と、強い信頼関係が構築されるに至りました。長野中央病院様には「打ち合わせを繰り返す中で、次第にゴールイメージを共有できるようになった」と評価していただきました。

導入事例レポート 長野医療生活協同組合 長野中央病院様

  • 注1
    ホットアイル:サーバー室内で、サーバーからの排熱を集めた空間のこと。熱の通り道。
  • 注2
    コールドアイル:空調機からサーバーに送り出される冷気を集めた空間のこと。冷気の通り道。

導入の効果

「エフサス品質」がもたらす効果に期待。

取材時点ではまだ施工が完了していないものの、長野中央病院様では、新しいサーバールームがもたらす効果に大きな期待を寄せていらっしゃいます。「富士通エフサスは、私どもの要求の背景を読み取った上で、さらにその上をいく提案をしてくれました」。工事を進めていく中でコストダウンを相談したこともありましたが、「エフサス品質」が保証できないのでは、後のトラブルの原因になると、富士通エフサスがあえて応じない場面もあったそうです。しかし長野中央病院様は、富士通エフサスの品質に対する考え方に共感し、予算や条件など最大限の調整をしていただきました。「『24時間365日止まらない』サーバールームという我々の思いを十分に反映したサーバールームが完成すると思います」とおっしゃいます。

富士通エフサス 東日本本部 長野支社 情報サービス部長 横山 和範 富士通エフサス
東日本本部 長野支社
情報サービス部長
横山 和範
富士通エフサス東日本本部 長野支社情報サービス部 高瀬 淳一 富士通エフサス
東日本本部 長野支社
情報サービス部
高瀬 淳一

今後の展望

益々高まるシステムの重要性。先手の提案で応えてほしい。

「電子カルテがますます高度になり、需要も増えていく中で、システムの24時間365日稼働に対するニーズも増大していくでしょう」と長野中央病院様では今後のシステムが担う役割の重要性を認識しています。「富士通エフサスには、今回構築したサーバールームを、運用・メンテナンスも含めて一緒に育てていって欲しい」とおっしゃいます。「病院内部からは最新のICTやシステムへの要望が強く、それに応えていけるようにしていきたい」と、富士通エフサスに先を見据えた提案を期待していらっしゃいます。

長野医療生活協同組合 長野中央病院 様

所在地 長野県長野市西鶴賀町1570
設立 1961年8月26日
理事長 山口 光昭氏
病床数 302床(2013年1月31日現在)
ホームページ https://www.nagano-chuo-hospital.jp/

[掲載日:2013年3月27日]

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