北陸朝日放送株式会社 様

サーバー仮想化とペーパーレス会議システムの構築

導入事例レポート 北陸朝日放送株式会社様

石川県全域を放送対象とするテレビ局、北陸朝日放送様。非常時におけるシステム障害復旧時間の短縮と、業務効率化が課題となっていました。そこで、富士通エフサスはサーバー仮想化技術を駆使し、サーバー台数を約4分の1に統合することにより障害復旧時間の短縮を実現しました。また、お客様へのヒアリングを重ねる中で、iPadを活用したペーパーレス会議システムの構築による業務効率化も実現しました。

導入までの背景

事業継続性向上が責務。サーバー台数が多いことにより復旧作業が煩雑化。

「テレビ局の事業は放送法の下、放送免許に則り運営されています」と北陸朝日放送様はおっしゃいます。免許事業のため、業務の内容に関して監督省庁である総務省からの指導があり、時には報告の義務が生じます。「放送に関わる業務だけが指導の対象になると思われがちですが、すべての業務が対象になります」。放送とは直接関係のない業務のシステムに関しても、ウイルス対策はもちろん、事業継続性を高め、災害など万が一のことがあっても速やかに復旧できる体制づくりを求められています。以前に総務省からシステム運用の体制についてアンケート調査があった際にシステムの復旧訓練を行いましたが、予想以上に時間がかかりました。サーバーの数の多さがその原因の1つと判断し物理的な解決策を模索しました。

北陸朝日放送株式会社 総務局長 中村 伸一 様 北陸朝日放送株式会社
総務局長
中村 伸一 様
北陸朝日放送株式会社 編成局 表 賢一 様 北陸朝日放送株式会社
編成局
表 賢一 様

導入以前の課題

1.仮想化を活用したサーバー台数の削減。
2.仮想化ノウハウを持ったベンダーの選定。

北陸朝日放送様はシステム復旧時間を短縮するために、VMwareを活用した仮想化によりサーバーの数を減らす方針を決定しました。「クラウド化するという考え方もありましたが、業務上、社外から社内ネットワークにアクセスし情報を参照するような必要性が薄かったことと、ランニングコストを比較検討した上で、今回はクラウドの導入は見送りました」。仮想化で復旧時間の短縮だけでなく、ハードにかかる費用が抑えられることも期待したとおっしゃいます。そして、今回プロジェクトに参画していた富士通エフサスには豊富なノウハウがあることを知り、お声がけいただくことになりました。

導入の概要

1.仮想化によるサーバ削減と冗長化による耐障害性向上。
2.タブレットを活用したペーパーレス会議システムの構築。

導入事例レポート 北陸朝日放送株式会社様

「仮想化導入については、できればハードベンダーと一体で発注したいと考えていました」と北陸朝日放送様。富士通エフサスはこれまでハードを導入しており、そして仮想化の実績を多数持っていることが決め手となり依頼に至ったとおっしゃいます。仮想化の目的が、単純なコスト削減ではなく、事業継続性を高めてシステム復旧時間を短縮することにあったため、富士通エフサスは複数のサーバーに複数のシステムを載せることで冗長化を図り、耐障害性を高める提案をしました。「1つのサーバーにシステムを集約する仮想化構築は比較的容易ですが、複数サーバーにまたがった仮想化構築にはノウハウが必要です。富士通エフサスには私どものニーズを聞きながら要求にあわせた仮想化構築を提案していただきました」と北陸朝日放送様。富士通エフサスの仮想化実績とノウハウを高く評価していただき、導入を通じて富士通エフサスとよい信頼関係が構築できたとおっしゃいます。

「電子会議システムによるペーパーレス化」という新規案件は、その信頼関係の中から生まれました。「会議で紙の書類が多く出ることは、環境面からも費用面からも大きな課題となっていました」と北陸朝日放送様。全社で多い時には2万枚近くの紙が印刷されており、まず最初に毎回150枚以上の紙資料が配布される局長会議を対象に、ペーパーレス化を図れないか、と富士通エフサスに打診をしたとおっしゃいます。「iPadなどのタブレット端末を使ったソリューションはないか、と相談したところ富士通エフサスが持っている独自のソリューションが適合することがわかり、採用することにしました」。それはサーバーにあらかじめ保存しておいた書類を、会議室で1人1台のタブレットを介して閲覧できるというものでした。会議主催者が資料をめくると全員のタブレットと同期したり、あるいはマーカーをつけると反映されます。「富士通エフサスはマルチベンダー対応可能で、富士通では揃えられない製品も扱ってもらえます。そういった柔軟な対応は非常に助かっています」とおっしゃっていました。

導入事例レポート 北陸朝日放送株式会社様

導入の効果

システム復旧時間を半分以下に短縮。ペーパーレス会議も実現。

「仮想化システムについては、導入後にシステム復旧テストをしてみたところ、従来の半分以下の時間で復旧することができました」と北陸朝日放送様。障害復旧の速さと、サーバー台数削減により次回以降更改時のハードの費用が下がることにメリットを感じていらっしゃいます。またペーパーレス会議システムについては、毎週、社長以下役員も出席する局長会で導入し「各部署が自分で書類を準備してサーバーにアップロードするようになりました。総務の負荷が減るとともに紙資料が減りました」と、業務効率化と環境負荷の軽減、2つのメリットを感じていらっしゃるようです。

富士通エフサス 中部本部 北陸支社 金沢支店長 竹中 雅宏 富士通エフサス
中部本部 北陸支社
金沢支店長
竹中 雅宏
富士通エフサス 中部本部 北陸支社 金沢支店 武田 考市 富士通エフサス
中部本部 北陸支社
金沢支店
武田 考市

今後の展望

常に新しい技術をキャッチアップし、増大するシステムへの要求に応える。

北陸朝日放送様では、システムはこれまで5年毎に更改しており、常にその時の最新の技術を入れるようにしています。「今回、仮想化にしたおかげで、新システムの追加も比較的簡単になりました。今後5年間の技術の進歩、要求の増大に応えられるシステムになったと思っています。富士通エフサスには、常に最新の情報を定期的に提供してもらい、今後増大するシステムへの要求に応えるための支援を引き続きしていただきたいと思っています」と、富士通エフサスへの期待を語ってくださいました。

補足)富士通エフサスはVMware認定技術者数で国内1位を2年連続で達成

北陸朝日放送株式会社 様

所在地 石川県金沢市松島1丁目32番2
設立 1990年11月14日
代表取締役社長 古田 栄昭 氏
ホームページ http://www.hab.co.jp/

[掲載日:2013年2月25日]

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