PRESS RELEASE
2018年4月26日
富士通フロンテック株式会社
Chungho ComNet Co., Ltd.
富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:五十嵐 一浩、以下 富士通フロンテック)と、Chungho ComNet Co., Ltd.(本社:大韓民国ソウル特別市、代表理事:李 政祐、以下、チョンホ コムネット)は、この度、グローバル市場を対象とした現金管理/決済処理ソリューションおよび装置、ATMおよび関連するソフトウェアのビジネス拡大を目的として、これらの開発を担う、FUJITSU FRONTECH CHUNGHO GLOBAL PRODUCTS Co. Ltd.(本社:大韓民国京畿道金浦市、代表理事:渡部 正力、以下 新会社)を共同で設立しました。
チョンホ コムネットは、ATMなどの金融向けソリューションプロバイダーであり、過去30年にわたるシステム開発、製造で培ったノウハウと優れた人的リソースを保有し、近年は韓国国内に留まらず、欧米、中国、ロシア、南アフリカなど複数の国や地域で事業を展開しています。
富士通フロンテックは、ATM、流通分野向け現金管理システム、セルフチェックアウトシステム、およびこれらに内蔵される紙幣モジュールのほか、RFIDや手のひら静脈認証装置などの先進技術プロダクトを日本、欧米、アジアなどワールドワイドで展開しています。
両社は、ATMビジネスにおいて2011年に提携し、富士通フロンテックが供給するメカコンポーネントをベースとして、韓国市場における販売拡大に取り組んできました。
今後、両社は、今回設立した新会社を通じて、両社のビジネスのさらなる拡大を図ってまいります。
さらに、富士通フロンテックグループでは、新会社の設立によって、製品開発力およびコスト競争力の強化を図るとともに、様々なお客様のニーズに対応する製品ポートフォリオを拡充します。加えて、金融関連だけでなく、流通など他の分野も対象として、ソフトウェアを含めたグローバル市場向け装置ビジネスの拡大を図り、今後3年間で、新会社における売上高200億円を目指してまいります。
チョンホ コムネットは、金融関連機器を中心として、韓国国内はもちろんのこと海外のお客様のニーズに対応してきた実績とノウハウを兼ね備えた、かけがえのないパートナーです。当社は、今回の合弁会社設立により、グローバル市場に向けた幅広い装置の開発体制を強化することができると同時に、コスト競争力を備えた製品ポートフォリオをさらに充実化することが可能になります。これにより、ATMなどの金融関連装置およびソフトウェアだけでなく、現金管理ソリューション向けなどのグローバル市場向け装置ビジネスをハードウェアおよびソフトウェアの両面で拡大してまいります。
チョンホ コムネットは、ATMなどの金融関連機器のビジネス拡大に向けて、富士通フロンテックとの関係をさらに強化します。富士通グループの総合力とチョンホ コムネットの開発力を活かし、グローバル市場で、お客様ビジネスのイノベーションの実現を支える製品を提供していきます。
記載されている会社名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上