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PRESS RELEASE

2015年1月14日
富士通フロンテック株式会社

RFID導入を容易にする「RFIDプラットフォーム」を商品化

~RFIDのミドルウェアおよびデータ管理(クラウド)を提供~

富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市矢野口、代表取締役社長:下島文明 以下、富士通フロンテック)は、RFID導入を検討しているお客様の声 「RFIDのシステムを早く・安く導入したい」に応えるため、この度、"RFIDミドルウェア"と、RFIDデータを管理する"クラウドサービス"を合わせた「RFIDプラットフォーム」を商品化します。
これにより、RFIDの活用をご検討中のお客様は、RFID導入に必要となるシステム開発の負荷低減及びサーバ等のインフラ整備にかかる初期投資を抑制し、容易にRFIDの導入が実現できます。
本商品は、2015年3月末の発売を予定しています。

商品化の背景

富士通フロンテックは、これまで、UHF帯RFID製品(リーダーライタ、タグ)を中心に開発・製造・販売を行い、様々な業種でRFIDシステムを提供してきました。近年は流通業、物流業を中心に、RFID活用による現場作業の効率化の要望が増えており、RFID導入におけるシステム開発・インフラ整備の導入コスト、現行の運用環境からの移行の評価・検証が課題となっています。

これらの課題を解決するため、富士通フロンテックは、RFIDシステムの基本機能をパッケージ化、クラウドサービスと併せて提供します。これにより、お客様のアプリケーション開発やサーバ構築の負荷(費用、時間、リスク)を低減し、実証実験や試行運用からのスモールスタートによるスムーズな移行と本格展開含めて導入を支援します。

システム概要図「RFIDプラットフォームのイメージ」
システム概要図「RFIDプラットフォームのイメージ」 (拡大画像
RFID利用イメージ
RFID利用イメージ


 

本システムの特長・機能

① RFIDミドルウェア

端末システムに必要なRFIDデータ制御、接続機器管理、エラー制御等の機能をミドルウェアとして提供することにより、個別システムの開発量を軽減します。

  • RFIDタグの各種アクセスインターフェースを提供します。
  • リーダーライタ機器の情報設定、アンテナ強度調整等の機能を提供します。
  • 現行運用とRFIDの併用を実現するための、バーコードインターフェースをサポートします。
  • お客様によるアプリケーション開発を支援するSDK(Software Development Kit)を提供します。

② RFIDデータ管理(クラウド)

RFIDデータを管理するセンターシステムをクラウドとして提供することにより、お客様のインフラ整備にかかる初期投資を低減します。実証実験や試行運用での利用が可能です。

  • RFID読み取りデータをクラウド上の専用データベースに格納し、WEBブラウザによるデータ照会、CSVダウンロードなどの機能を提供します。
  • お客様の基幹システム、業務システムとのデータ連携機能を提供します。
  • 端末システムの管理機能(リモートメンテナンス、ログ収集)を提供します。

今後の予定

物流、アパレル、リネン、医療検体分野のお客様を中心に販売促進します。また、富士通及びSIer各社のソリューションへの組込みを進めてまいります。

【注釈】

製品仕様等は予告なく変更になる場合がございます。


【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

お客様からのお問い合わせ先

富士通フロンテック株式会社
営業本部 産業営業統括部 営業部
icon-telephone 042-377-0445(直通)(平日 9時から17時まで)
お問合せフォーム:http://www.fujitsu.com/jp/frontech/contact/