業務革新ツールとして、次世代ハンディターミナル 「Patio100」を販売開始

2014年9月8日

昨今の店舗業務革新への高まりを受け、従来業務に加え、内線電話や情報活用などを1台で行えるハンディターミナルへの要望が強くなっています。

「Patio100」は、店舗における受発注業務や医療現場における患者への投薬管理等のバーコードを使った業務への活用が可能です。さらに、無線LANによる内線通話をはじめ、動画配信による作業説明・教育や、カメラ画像を使った本部とのコミュニケーションツールとして使用するなど、幅広い用途に対応可能です。

なお、ラインナップとして3G（データ通信・音声通話）対応モデルも順次提供いたします。

【「Patio100」の主な業務】

1. 小売業における店舗と本部を結ぶコミュニケーションツール
	カメラ画像により、店舗から正確な現場情報を共有することにより、本部からの的確な指示が可能になります。
2.小売業における接客中の情報参照
	接客の現場で商品照会、カタログ参照、在庫照会ができるので、お客様をお待たせしません。
3.小売業における商品の発注・検品等
	2次元コードも利用可能なバーコード専用スキャナを標準搭載したことで、発注・検品等の従来業務にもご使用いただけます。
4.小売業や医療現場における内線通話
	業務用端末としての機能の他、内線通話や構内放送時の端末としてもお使いいただけます。
5.医療現場における看護業務支援
	バーコード・2次元コードスキャナを使った入院患者様の認証により、投薬や看護業務等にお役立ていただけます。

【Patio100の主な仕様】

OS / CPU	Android™ 4.2 / Dual Core Processor 1.5GHz
メモリ	1GB RAM / 8GB ROM
表示部	5 型（1,280 × 720ドット）
操作部	スキャナトリガーキー×2 、ボリュームキー×2、 Push To Talkキー×１、タッチパネル（静電容量タイプ）
カードスロット	microSD card slot ×1 （SDHC対応、電池収納部内）
オーディオ	マイク(ダブルマイク），スピーカ, ヘッドセットジャック
無線LAN	IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth®	Bluetooth Ver. 4.0
公衆網	データ通信(HSPA+)、音声通話に対応 ※対応モデルをラインナップ予定
外部インタフェース	USB 2.0 (microUSBコネクタ)×1，充電端子
スキャナ	バーコード、2次元コード
カメラ	リア：オートフォーカス 800万画素、LEDライト フロント：130万画素
電池	リチウムイオン電池（3,000mAh） ※交換可能 稼働時間 約8時間 ※JEITA モードG（注5）
耐環境性	防塵・防滴: IP65(注2)、 耐落下: 1.2 m(注1)
環境条件	動作：-10℃～50℃
外形寸法(W×D×H)/質量	78(81) ×152 ×17(23) mm / 約260g ※括弧内は最大寸法
主なオプション	USBアダプタ（本体1台と電池パック1個の充電を兼用）、 ネックストラップ、リストストラップ、画面保護シート

【販売価格および販売開始時期 】

タイプ	標準価格(税別)	出荷開始時期
標準タイプ	オープン価格	2014年11月下旬予定
3Gタイプ（ソフトバンク）	オープン価格	2014年12月下旬予定
3Gタイプ（NTTドコモ）	オープン価格	2015年4月下旬予定

【販売目標】

Patio100シリーズ合計 今後3年間で30,000セット

【関連Webサイト】

Patio100紹介サイト：
http://www.fujitsu.com/frontech/jp/frontech/products/peripheral/others/hht/patio100/

富士通フロンテック モバイルハンディ紹介サイト：
http://www.fujitsu.com/frontech/jp/frontech/products/peripheral/others/hht/

【 注釈 】

(注1) コンクリート面への落下。当社規定によります。

(注2) IP65とは、防塵・防滴に対する保護等級を示します。
IP6x：外来固形物に対する保護等級で、粉塵が中に入らない。
IPx5：水の侵入に対する保護等級で、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない（防噴流形）。
※いずれも、新品でカバーがきちんと閉じている状態のとき。

(注3) スマートフォン用ソリューションのご使用にあたっては、事前に十分な検証を行ってください。

(注4) 不具合等発生した場合、不具合部分のみ修正された更新が発生する場合があります。

(注5) 社団法人 電子情報技術産業協会（JEITA）が定める稼働時間測定法（HT標準動作モードG：スキャナ付き機器の無線LAN送受信）で測定。

※ 製品仕様等は予告なく変更することがあります。