環境に配慮したエコロジーなスコアボード「エコボード」がバージョンアップ
~メッセージ表示機能や公式記録操作にも対応~
富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:下島文明、以下:富士通フロンテック)は、環境配慮型野球場向けスコアボード「エコボード」の機能を強化して発売開始しました。「エコボード」は、本体搭載の太陽光パネルで発電した電力のみで試合中の表示切替えが行われ、また、放送室からの操作も無線LANにより行えるため、大規模な電源工事と通信配線工事が不要となります。
さらに、磁気反転方式の素子を使用することで長寿命と省電力化を実現しています。
2014年5月7日
新「エコボード」は、太陽光パネルで発電した電力を使用して、スコア表示の切り替えが行えるため、運用に外部からの電力供給が不要となる環境に配慮したエコ製品です。スコアボードへの電源・通信配線工事が不要になり、工事期間の短縮が図れます。
また、曇りなど日照が少ないときでも、本体に搭載したバッテリーを使用し運用*1が可能です。
*1:不日照の場合でも、約12試合分に相当する運用時間を確保しています。(搭載バッテリーが満充電時。1試合は9回表裏で試算)
メッセージ表示
さらに、新機能として得点表示部分に最大28文字(上下2段表示)のメッセージを表示することができるようになりました。スコアとメッセージを切り替えながら運用することも可能で、演出を高めながら臨場感のある試合運営ができます。
磁気反転式素子
野球場全体からの視認が可能な大きな文字(文字高さ576mm)を表示でき、視認距離180メートル、視認角度160度(水平)を実現しております。また、使用している磁気反転式素子は、反転回数1,000万回の長寿命を実現しており、長期に渡ってご使用いただけます。
公式記録操作盤やバックネット裏に設置するサブスコアーボードとの連携機能、得点表示を携帯端末で操作する機能など、本格的な競技向けの機能にも対応しています(オプション提供)。
このたび、徳之島の天城町総合運動公園野球場(鹿児島県大島郡天城町)にご採用いただき、3月より稼働を開始しました。新エコボードの特長である、工事期間の短縮や運用費用の低減など環境へ配慮した運用を実感いただいております。
徳之島は,鹿児島本土から南へ約468km、奄美群島のほぼ中央に位置する周囲84km・面積約248km2の島です。亜熱帯海洋性気候で平均気温が21度と年間を通して温暖で,徳之島町・天城町・伊仙町の三町からなり、人口は約28,000人、豊かな自然環境に囲まれ、個性溢れる文化・伝統と歴史があり、人情味溢れる島です。 深い森林と多くの鍾乳洞を持つ徳之島は、アマミノクロウサギなどの天然記念物が生息するほか、自然の要素全てが凝縮された 琉球弧を代表する島といわれています。徳之島といえば約500年の歴史を持つ闘牛が盛んです。また、長寿世界一の泉重千代翁と本郷かまと媼を生み出した長寿と子宝の島としても、注目されています。
仕様
磁気反転素子寸法 |
縦横共30mm(角型) |
磁気反転素子ピッチ |
縦横共36mm |
表示色 |
チーム名・得点部:「黄」 |
判定表示部:B=「緑」 S=「黄」 O=「赤」 H・E・Fc=「赤」 |
素子寿命 |
1,000万回転(又は10年) |
チーム名表示 |
16×48ドット(漢字3文字相当)
*4文字以上も図形登録表示が可能
*攻撃側判別はチーム名をリバースして表示(黒色・黄色の反転表示) |
得点表示部 |
16×16ドット(0~99、×、1x~9x) |
合計得点表示部 |
16×16ドット(0~99) |
判定表示部 |
8×8ドット(約288mm) |
塔時計 |
Φ1000 |
視認距離 |
約180m(文字高さ 約576mm) |
視認確度 |
水平160° |
概算重量 |
3,500kg(機器のみ) |
製品ページ
www.fujitsu.com/jp/frontech/products/peripheral/others/display/scoreboard/ecoboard/
日付: 2014年5月7日
会社名:
富士通フロンテック株式会社