AUTEC GmbH社が、富士通のPalmEntry生体認証入退出システムの販売とインテグレーションをグローバルに展開
~AUTEC GmbH社は、4月2日から4日にかけて行われるISC Westにおける富士通ブースでPalmSecureを使った新しい製品を展示します~
2014年4月8日
(本資料は、当社の北米子会社である富士通フロンテックノースアメリカが発行したプレスリリースの抄訳です)
[カリフォルニア州、フットヒルランチ―2014年3月27日]
富士通フロンテックノースアメリカは、生体認証分野におけるOEMハードウェアとソフトウェアソリューションのグローバルリーダーであるAUTEC GmbHが、この度、富士通のPalmEntry生体認証入退出システムを使ったインテグレーターになったと発表しました。
AUTEC GmbHのOEMセキュリティーソリューションには、生体認証入退出管理、ビデオ監視装置、入場者管理などのエントリーレベルからエンタープライズレベルまでのビル管理システムが含まれています。
AUTEC GmbHは、当社のPalmSecureを使ったXMP-PalmComと呼ばれる国際空港職員のゲートアクセスソリューションをISC West 2014において富士通ブース(#7054)でデモンストレーションを行う予定です。この、ハイセキュリティーな生体認証ソリューションは、空港が要求する高い安全性のために2重の認証と256bitの暗号化により、なりすましによる不正防止機能を提供します。
AUTEC GmbHの北米でのリセーラーであるiDor Security Solutions社も彼らのブース(#13127)で展示を行う予定です。
「我々は、当初からPalmEntryハードウェアの持っている、他社製品に比べて優れた信頼性と耐久性に着目していました。我々は、PalmEntryハードウェアを世界で最もチャレンジングな場所や環境に適用して、高いレベルを保ったまま稼働させることに自信を持っています。」とAUTEC GmbHのRoger Poller CEOは語っています。
AUTEC社のソリューションの差別化ポイントは、富士通のバイオメトリックセンサーを認証に使用したことにあります。富士通のセンサーは、手のひらの静脈を近赤外線により読み取り、あらかじめ登録してあるユーザーの静脈パターンと照合する固有なテンプレートを生成します。
他の読み取り装置と異なっているのは、PalmSecureデバイスは、手のひらに触れないということです。そのため非常に衛生的であり、また使用者の肌の状態のような外的な要素に影響されないという点です。AUTEC社のXMP-PalmComシステムは、富士通のSDKライブラリ、PalmSecureセンサーおよびコントローラーを使用しています。
また、XMP-PalmComは、ユーザーの静脈情報のセキュリティのために、アクセスコントローラーと手のひらコントローラー間の通信にAESやBlowfish 256-bitのような最もハイレベルな暗号化技術を用いています。さらに、AUTEC社は、グローバルに展開するためにISO9001、RoHS、CE、ULの各規格の認定を取得しています。
Fujitsu Frontech North AmericaのCurrency handling and Identification product solutionsのRandy Fox VPは、「AUTEC社が、彼らのワールドクラスのセキュリティソリューションに富士通のアクセスコントロール技術を選んでくれたことを大変喜んでいます。富士通のアクセスコントロール製品を装備したAUTEC社は、彼らの顧客やOEMチャネルに対して優位性のある付加価値の高いソリューションを提供できるようになるでしょう」と語りました。
富士通の生体認証ソリューションの製品群であるPalmSecureセンサー、PalmSecure for SSO(シングルサインオン)システム、PalmEntry Physical Access Controlシステム全てに、多くの賞に輝いた先進の技術が使われています。この静脈認証技術は、生体の静脈を流れる血液のパターンを認識するため、なりすましや偽造は事実上不可能です。この優れた静脈パターン認識技術は、低い他人受け入れ率と本人拒否率を持った高信頼の認証を実現するだけでなく、素早く簡単な登録も提供します。
【関連リンク】
FFNAプレスリリース(英文)
AUTEC GmbH to sell and integrate Fujitsu's PalmEntry physical access control systems on global basis
日付: 2014年4月8日
会社名:
富士通フロンテック株式会社