カラー電子ペーパーを採用した携帯情報端末「FLEPia(フレッピア)」、コミック対応強化

当社は、本年3月にカラー電子ペーパーを搭載した携帯情報端末ユビキタス・コンテンツ・ブラウザ「FLEPia」の一般販売を開始しました。本製品はバッテリの長寿命と、大画面でコンテンツをカラー表示にて参照できる、今までにない情報ツールとして注目されており、先進ユーザーを中心としたお客様からご好評をいただいています。

FLEPiaは、電子書籍の対応として「ブンコビューア（XMDF形式）」、及び「T-Time(.book形式)」を標準搭載していますが、このほどデジタル著作権管理（DRM）付きのKeyringPDFフォーマットに対応しました。KeyringPDFは、アイドック株式会社( 注1以下 アイドック)が開発したPDFコンテンツのデジタル著作権保護技術です。当社が開設している電子書籍販売サイト『ふれっぴ屋』や日本最大手の電子書籍販売サイトであるパピレス社をはじめ、60以上の電子書籍販売サイトで採用されており、コミック、マガジン、専門書等のコンテンツが合計15万タイトル以上提供されています。今回のKeyringPDFフォーマットへの対応により、既存のコンテンツと合わせて、FLEPiaにて電子書籍コンテンツが17万タイトル以上を閲覧できるようになります。

当社は、今後もFLEPiaの機能強化に努めてまいります。

【提供時期】

2009年9月(予定)
ご購入済のお客様についても、同時期に無償にてレベルアップを行います。
(レベルアップは当社公開サイトで案内します。レベルアップにはユーザー登録が必要です)

【KeyringPDFとは】

アイドック株式会社が開発したデジタル著作権保護技術。PDFフォーマットで作成された電子書籍を128ビットの鍵で暗号化し、その鍵を独自のシステムで配布することで電子書籍の閲覧をコントロールできます。

【KeyringPDFの特長】

• 強固な暗号化システムにより、高いセキュリティを保持します。
• 利用者やコンテンツ作成者の負担は最小限で、操作はシンプルです。
• 常にサーバーで閲覧を管理しているので、閲覧の停止や版の変更などが可能です。
• ファイルをコピーしても、そのファイルの権利を持ったFLEPia以外では参照できません。
• パソコンでダウンロードしたコンテンツをコピーワンスできる『キーリングポータブル』機能により、FLEPiaにて閲覧可能です。

【KeyringPDFのFLEPiaでの閲覧方法】

次の2種の方法で閲覧できます。

1. 無線LAN経由での直接購入、1回目の閲覧時に認証を行います。(認証のためには無線LAN環境が必要になります) 2回目以降の閲覧には、認証動作を行わないため無線LAN接続環境は不要です。
2. パソコンで購入したコンテンツをキーリングポータブル機能を利用して、USBケーブル経由でFLEPiaにコピーして閲覧することができます。

【関連Webサイト】

富士通フロンテック株式会社 http://www.fujitsu.com/jp/frontech/
「フロンテックダイレクト」 http://www.fujitsu.com/jp/frontech/direct/
「FLEPiaワールド」 http://www.fujitsu.com/jp/frontech/products/peripheral/others/paper/flepiaworld/
アイドック株式会社 http://www.idoc.co.jp/
KeyringPDF製品情報 http://www.keyring.net/
デジタルパブリッシングフェア http://www.digi-fair.jp/

【注釈】

(注1) アイドック株式会社 代表取締役 成井秀樹 本社:東京都品川区