応研では、直観的に操作できる内容で初心者の方にも安心してご使用いただける会計ソフト「大蔵大臣」をはじめ、建設業向けの「建設大臣」・社会福祉法人向けの「福祉大臣」など業種に合わせた5種類の会計ソフト、従来のパッケージソフトでは導入が難しかった業種にも幅広く導入可能な販売管理ソフト「販売大臣」等の基幹業務ソリューション『大臣シリーズ』を、年間約1万本販売してまいりました。
今般、リスク管理や内部統制を背景とした企業におけるセキュリティ意識の向上に対応するため2008年3月24日より販売中の最新バージョンの『大臣2008シリーズ』に生体認証によるログイン機能を追加、その手段として利便性を高めながら極めて精度の高い本人認証が可能な手のひら静脈認証「PalmSecure」を採用しました。
富士通グループより提供しているソフトウェア開発キット「PalmSecure SDK」を使い、応研が手のひら静脈認証「連携モジュール」を開発しました。この「連携モジュール」と手のひら静脈認証センサーを使うことにより、個別カスタマイズなどを行うことなく、利便性を高めながら基幹業務のセキュリティ向上を図ることができます。
これらの製品は、応研の販売パートナー(約4,000社)を通じ、全国に拡販してまいります。
なお、9月10日(水曜日)から9月12日(金曜日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される、「第10回自動認識総合展」の富士通フロンテックブース(注3)にてデモンストレーションをご覧いただけます。
応研と富士通フロンテックは、基幹業務ソリューションのセキュリティ向上を推進します。
【本製品の特長】
1. 精度の高い本人認証
手のひら静脈認証の採用により、ログインの際に精度の高い本人認証が可能になりました。会計や給与計算などの基幹業務や個人情報を扱う顧客管理など、特定の従業員にのみアクセス権を付与した場合にも、ID・パスワードやカードなどによる認証と違い、「なりすまし」による不正アクセスのリスクを極めて低くすることが可能です。
2. 利便性とセキュリティの両立
手のひら静脈認証は、ID・パスワードのようにキーボードから入力する必要がなく、センサーに触れずに手をかざすだけの簡単・自然な動作で、高速認証が可能です。
また、生体情報を利用して認証するため、ID・パスワードを忘れてしまう心配や、それに伴う再発行の必要もありません。
そのうえ、現在ご使用のマウスを、マウスタイプのセンサーに置き換えていただくことで、机上に機器を増やすことなく、スペースを有効活用していただけます。
3. 連携モジュールを無償でご提供
『大臣2008シリーズ』をご購入・保守加入していただいたユーザ様に「連携モジュール」を、今後1年間無償にてご提供いたします。(応研のサイトよりダウンロードできます)
手のひら静脈認証センサーの購入だけで、手軽にセキュリティレベルの向上が図れます。
【販売価格、および出荷時期】
『大臣2008 シリーズ』※ |
200,000円~ |
(出荷済) |
応研 |
「連携モジュール」 |
無償
(出荷開始より1年間) |
2008年9月10日 |
応研 |
手のひら静脈認証
スタンダードセンサーセット※
(白、大臣シリーズ用) |
25,800円 |
(出荷済) |
富士通フロンテック |
手のひら静脈認証
マウスセンサーセット※
(白、大臣シリーズ用) |
28,800円 |
※ 応研の販売パートナーでのお取扱いとなります。
【 販売目標 】
今後3年間で1,000セット
【 連携モジュール動作環境 】
Microsoft Windows Vista (32bit版、ただしStarter Editionを除く)
Microsoft Windows XP Professional SP2以降
Microsoft Windows 2000 Professional SP4以降
※ 『大臣シリーズ』本体、および「PalmSecure」の動作環境とは異なります。
【 関連Webサイト 】
応研
http://www.ohken.co.jp/
http://www.ohken.co.jp/product/index.html(『大臣シリーズ』ラインナップ)
富士通フロンテック
http://www.fujitsu.com/jp/frontech/
http://www.fujitsu.com/jp/frontech/solutions/business-technology/security/palmsecure/(手のひら静脈認証)
【 注釈 】
(注1) 応研株式会社:代表取締役 原田明治、開発本社 福岡県福岡市、営業本社 東京都新宿区
(注2) 富士通フロンテック株式会社:代表取締役社長 海老原光博、本社 東京都稲城市
(注3) 富士通株式会社(代表取締役社長 野副州旦、本社 東京都港区)との共同出展です。