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韓国の新紙幣に対応したATMの中核部品を大幅増産

~約1万5千台を対象に改造と新製品で対応~

当社は、本年から来年にかけて韓国で発行される新紙幣の処理を可能としたATMの中核部品である紙幣リサイクルユニット(BRU *1)を開発し、改造用と新製品用に約1万5千台を生産する予定です。この部品は、当社の韓国における子会社FKMが販売するATM、および韓国有数のATM機器メーカーであるLG N-Sys様のATM向けに出荷します。

2006年10月25日

韓国では、本年1月に5,000ウオンの新紙幣が発行され、来年には10,000ウオンと1,000ウオンの新紙幣が発行予定です。これらの新紙幣はサイズが従来より大幅に縮小するため、これらを処理するATMのBRUも、紙幣の鑑別部分はもちろん、集積部分、搬送部分、挿入部分等で大きな変更を必要とし、新しく開発しなくてはなりません。金融機関は、このBRUを内蔵した新紙幣対応ATMを導入するか、稼動中の既存ATMのBRUを新たに改造交換することによって、新紙幣発行に対応します。

韓国のメディアである電子新聞社によると、新紙幣発行に伴って2008年までに約30,000台のATMが新ATMに置き換えられるか、BRUの改造交換が行われると見られます。新紙幣対応ATMの価格は3,000万ウオン/1台程度、BRUの交換費用は1,000万ウオン/1台程度と見られ、今後3年間の新紙幣対応需要の規模は1兆ウオンに迫ると推定されます。

韓国には主要ATM機器メーカーが4社あり、各社ともに新紙幣に対応可能な新型ATMの展開を予定していますが、韓国で稼動しているATMの心臓部であるBRUについては全て当社を含めた日本メーカーからの供給で構成されています。今回の新紙幣対応においても、ほとんどのBRUが日本から供給されます。

当社グループは、NCRコーポレーションとATM技術の強化に向けた戦略提携を構築しており、両社の共同開発の成果を取り入れた製品は、グローバルに供給されています。また、当社はBRUの海外供給を通じて、各国紙幣の特長(材質、印刷状態など)を把握し、30年を超える紙幣鑑別ノウハウを保有しています。そして、これを活かした技術力をもとに機器の開発を行い、安定した稼動を実現しています。また、過去の紙幣ハンドリング技術のノウハウにより、当社のBRUは新旧双方の紙幣の処理が容易な構造であることから、他社より優位に今回の新紙幣対応を進めてきました。

韓国でのビジネス展開は、当社の子会社であるFKM(*2)が担当しています。FKMは、1998年の創立以来、ATMとCDを合わせて約12,000台の納入実績があり、15社のお客様にご利用いただいています。今回の新紙幣対応により、同社は本年度、100億円を上回る過去最高の売上高(2005年度は40億円)を予定しています。

さらに、当社はFKMを通じて、2004年から韓国有数のATM機器メーカーであるLG N-Sys様にもBRUを供給しており、今回の新紙幣に対応したBRUも同社に納入します。韓国におけるATM市場は、FKMとLG N-Sys様の2社合計で、全体の市場の1/3強のシェアを占めており、当社はこの2社向けに、新ATMの設置用とBRUの改造用を含んで合計約15,000台の新コンポーネントの出荷を見込んでいます。

【注釈】

(*1) 紙幣リサイクルユニットBRU(Bill Recycle Unit)
紙幣の入金、出金機能をもつメカコンポーネント。各種の紙幣や新紙幣に対応できるように、特に高精度な設計と高品質・高信頼性が要求される。
(*2) FKM:正式社名:FKM Co.,Ltd.
所在地:大韓民国ソウル特別市麻浦区孔徳洞 252-5泰栄B/D3階

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

日付: 2006年10月25日
会社名: 富士通フロンテック株式会社, ,

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